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20年くらい前の話。
当時俺は出会い系にハマってて、ごくたまに成功してエッチしたりしてた。そんなある日、たまたま女子中学生(3年)と知り合った。仮に名前はミサとしておこう。
ミサとは電話で何度もやり取りするうちに、かなりエッチな話しもするようになった。ミサは処女だが、 セックスに興味津々といった様子だった。
それからもしばらく電話での付き合いが続いたが、3ヶ月くらいして、直接会ってみることになった。出会い系で会ったことのあるヤツはわかると思うが、そんなに可愛い子と会えるもんじゃない。
ただ、ごくたまになんでこんな子が?という結構可愛い子が来たりするのも出会い系の醍醐味だった。
ちなみに今は出会い系をやめて久しいので、現在の状況はわからない。
111 :本当にあった怖い名無し[sage]:2012/04/25(水) 17:58:25.36 ID:/pPwqV8j0
その時の俺の正直な気持ちは、マジかよという焦りと、やったラッキー!というものだった。その当時は今のようにロリに対する風当たりが強くなかった時代だったんだ。今だったら絶対すぐ放流するけどね。
そんなこんなでホテルに連れ込み、服を脱がせてみると、スラリと細い身体に、そこそこ育ったおっぱい。マン毛もチョロっとだけど生えている。いわゆる幼児体型みたいな感じじゃなかったので、これならやれると思った。身長は150くらいじゃなかったかな。
112 :本当にあった怖い名無し[sage]:2012/04/25(水) 17:58:59.03 ID:/pPwqV8j0
それからだんだん下の方へと愛撫を続けていき、マンコにたどり着いた。小学生のマンコは綺麗だったなあ。ただ、かなり小便臭かったけど。
おれは小便臭さもそっちのけで、マンコを舐めまくり、クリを転がしまくった。ミサはすごく気持ちがいいらしく、マン汁がいくらでも溢れ出てきた。
しばらく夢中になってマンコを舐めていたが、俺の方も限界で、チンポは痛いくらいに勃起してる。俺はミサにフェラをお願いした。
ミサは初めてにしてはなかなか上手くチンポをしゃぶってくれた。センスがいいのだろう。色々舐め方を教えながら、舐めさせているうちに、イキそうでイケない、ギリギリの状態で膠着していた。
114 :本当にあった怖い名無し[sage]:2012/04/25(水) 18:02:05.51 ID:/pPwqV8j0
俺は切羽詰まったような声で「飲んで、飲んで!」と言うと、ミサは素直に飲みほしてくれた。この時はもう、生涯レベルの超快感だったね。頭が真っ白になりそうだった。
さて、一発抜いて落ち着いたところで、ひと休みして、ミサと初めてのエッチについて色々話してるうちに、またムラムラとしてきた。ついに挿入するか、と思うとチンポははち切れんばかりに屹立していた。
115 :本当にあった怖い名無し[sage]:2012/04/25(水) 18:02:56.77 ID:/pPwqV8j0
ミサはめちゃくちゃ痛がった。
痛い、痛いとうめいたが、俺は腰を動かすのを止められなかった。ミサの膣は狭くて、チンポが痛いくらいだったが、興奮していてそれどころではなかった。何度もチンポを出し入れするうち、締め付けにも慣れ、めちゃめちゃ気持ち良くなってきていた。
その時、急にミサの表情が変わった。
大きく目を見開き、顔を歪め、俺を睨みつけている。
「われは○○山に住む、狐の神なり。今からお前を呪い殺すから、覚悟しろ」
みたいな事を、もっと古めかしい言葉で厳かな口調で言ったのだ。声はミサの口から発せられたとは思えない、中年女性のような声だった。
116 :本当にあった怖い名無し[sage]:2012/04/25(水) 18:03:59.81 ID:/pPwqV8j0
とにもかくにも、めちゃめちゃ気持ちいいので、正直気味が悪かったが、オマンコを続けたかった。いったん止めていた腰をまた動かし始めた。
すると、発作の前とは打って変わって、ミサはいかにも気持ち良さそうに喘ぎ始めた。声はすでに中年女性のものではなく、ミサの本来の声に戻っていた。おれはなんだかよくわからないまま、腰を振り続けた。
何度も暴発しそうになりながらも、すんでのところで腰を止めたりしながら、小学生のキツキツまんこを十分に味わった。
117 :本当にあった怖い名無し[sage]:2012/04/25(水) 18:06:38.14 ID:/pPwqV8j0
そう思った時はもう遅く、チンポを抜く間もなくミサの小学生まんこの中にドクドクと精液を吐き出していた。生理はもうあるのかな、と思ったが、もう遅い。
おれは本能のままに、最後の一滴まで膣内に放出した。
気がつくと、ミサは失神しているようだった。俺はまんこから滲み出てくる精液をティシュで拭き取り、ミサの頬を軽く叩いた。
ミサはうっすらと目を開けて、しばらくぼうっとしていたが、突然痛い、痛いと言って泣き出した。
どうやらまんこが相当痛いらしい。
俺はミサの背中をさすりながら、謝り、なだめた。少しするとまだ痛そうだが、ミサは落ち着いてきた。
「あれ、もう終わったの?」
と、なんだか驚いている。聞くと、セックスの途中からの記憶がないらしい。気がついたらまんこが痛くて、俺が背中をさすっていたのだそうだ。
118 :本当にあった怖い名無し[sage]:2012/04/25(水) 18:07:47.12 ID:/pPwqV8j0
それからのことは、あまり書くことがない。
俺はまた会ってセックスしたかったのだが、ミサはあんな痛いことはもう嫌だと言って、絶対にセックスはさせてくれなかった。
それから何度か会ったが、ペッティング止りで、小学生まんこにチンポをぶち込むことは一度もなかった。発作も二度と起こることはなかった。
俺が狐の神様に呪い殺されるということも、今のところないようだ。
120 :本当にあった怖い名無し[sage]:2012/04/25(水) 18:51:21.21 ID:DQKVEd1T0
すげー創作臭い
121 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 18:56:47.66 ID:a3uh4cV+0
エロ描写をそこまでする必要はまったくなかったと思うんだが
オカルト要素少ないし まったく・・・ふぅ
122 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 19:08:01.47 ID:+PD9+3qhO
その状況で最後までする神経が理解できん…ふぅ
123 :本当にあった怖い名無し:2012/04/25(水) 20:09:49.29 ID:mHsuSwS10
おめーただの犯罪者じゃねーか…ふぅ
付き合ってる頃、ちょっと奇妙な体験をしたので、それがあって今も夢に見る
のかもしれない。
彼女は「見える人」だった。そのことを知ったのが、付き合って半年くらいし
てからかな。ある週末、渋谷で映画見て、食事してのデートを楽しんだ。
もう終電の時間が迫っていたので、今夜は俺のアパートに泊まることになりそうだと
思いつつ、今夜はラブホで隣人に気兼ねなく、思う存分エッチしたいとムラムラしてきた。
誰が見ても「かわいい」とか魅力的に見えなかったと思う。
でも、気が合うというか、相性が良かった。もしかしてソウルメイト?など
と酔った頭で思いつき、友達から一線を越えたんだが、エッチの相性は想像
してたよりもずっと良かった。別れた彼女がマグロなタイプで、見た目は
いいけど、エッチしてもつまらない、ノリが悪いで、それの比べると
「見える彼女」はレベルが違った。反応が良くて、とにかくエロイ。
で、その夜のことだが、とにかく週末の渋谷ホテル街で空き部屋を
見つけるのはほぼ不可能だ。一時間ほどかけて携帯で電話しまくり
「今なら一部屋空きそうだけど、うちは予約制じゃないし、早いもの
取りですよ」という物件に出くわした。
俺は彼女をせかして、彼女も「大きなお風呂がある」ことでノリノリ
だった。半分スイッチが入った状態でラブホにたどり着き、看板の
満室サインが消えていることを確認、いざ突入となった時、彼女が
「ここはダメ」と足を止めた。
みたいになったけど、さすがに堪えて、「ちょっと古くてパッと
しない感じだけど、部屋は広いらしいよ」などと機嫌をとった。
「いつも声を抑えるのに苦しそうだけど、今日は好きなだけ声上げて
いいんだよ」と言いかけたが、彼女は踵を返して早足で歩き出していた。
その後ろを歩きながら、やっぱ全部満室かよ、終電もないし、タクシー代
もったいねえな、などと気分がいらついた。
「まあ俺がもっと稼いだら、シティホテルのスイーツとか取れるんだけどさ。
そんなに貧乏臭かった?」などと恨み言を口にすると、「ちょっとお茶しよ
うよ。話したいことがあるから」などと彼女が切り出した。
「道路に出してあった看板、あの上に女の子が立ってたの。それで
私たちのことじっと見てたんだけど、その前を通り過ぎようとしたら、
ふっと看板から浮き上がって、あなたの横に並んだの」
何も見えない俺はさっぱり理解できなかったが、「多分ホテルまで
ついてくる。私そのコが見えるから、エッチどころじゃないんだよね。
もし目があったら、しばらく付きまとわれるから」
今でこそシックスセンスとか映画で知ってるけど、彼女と出会うまで、
心霊現象とかほとんど興味がなかった。
「私って人一倍感受性が強いの」俺はすぐに敏感すぎる貧乳を想像したが、
後から考えると、彼女はデザイナーとか、センス(感受性)を問われる
仕事に就いていた。
「アレルギー体質と同じで、霊とかに弱いのよね」彼女は霊が見える
ことが苦痛でしかないらしく、いいことは一つもないと言ったが、
エッチで人一倍快感を得られる代償かなと思ったりした。
激しいエッチを続けていたんだけど、ある日、昼間っから
ホテルでエッチしてると、彼女が逝き過ぎて失神した。
マジで呼吸が止まって俺はパニくり、必死で人工呼吸とか
したんだよね。それでも反応なくて、あせってフロントに
電話したら、これ今でも聞き違いだったような気がするんだけど、
受話器の向こうからおばさんみたいな声が返ってきた。
「凄く良かったよ。目が覚めたら、もう一回やろうね」
まったく霊感のない俺が、生まれて初めて鳥肌たった。
思わず電話を切って彼女の方は振り返ると、彼女が無表情で
俺を見てたんだ。
そして、プールに潜っていて、突然水面に顔を出すような感じで息を吹き返した。
「何があった」と聞くと「金縛りにあってた」とのことだった。
このことがあって、俺らは別れた。自然消滅的にだけど、俺はもう彼女とエッチ
できないと思ったし、彼女もそんな感じだった。
別れて何年も経つけど、今でもモトカノとエッチする夢を見るんだよね。
そんで朝から切ない気持ちになるけど、別れるしかなかったと思う。
619 :元彼女8[sage]:2011/07/09(土) 23:17:40.98 ID:lETNFos40
それは始まりみたいなものだった。
俺は彼女なしの生活は考えられないほど、彼女に
のめりこんでいたし、まあエッチというのが
大きかったとは思うけど、将来のことも考えていたんだ。
だって彼女とのエッチが飽きるなんて、想像もできなかった
からね。でも別れた後冷静に考えると、やっぱり普通じゃなかった。
発見があったりした。週1のペースは守っていたけど、
体力が続く限りお互い求め合ったし、それは俺からの
場合もあり、彼女は人が変ったように、俺にしがみつく
こともあった。
で、そんな時の彼女はキスも違うし、フェラも全然違う。
あえぎ声も違うし、なんか死にもの狂いって感じになる
ことあった。
一眠りして、彼女に昨日は凄かったけど、どうした(排卵日か)
みたいなことを聞いても、あんまり覚えてないとか言い出すんだ。
621 :元彼女10[sage]:2011/07/09(土) 23:21:29.09 ID:lETNFos40
そんなことした?とか言うんだよね。あと背中に爪たてるの
もちょっと加減してよと頼んだけど、気持ち良過ぎて意識
飛んじゃうとか、そんなことが続いての失神騒ぎで、
俺はちょっとありえない考えに囚われた。
つまり、俺は彼女とエッチしてるんじゃなくて、彼女に憑依した
幽霊とエッチしてるような気がしたんだ。
最初の頃、彼女は見た目がっかり、脱いでげっそり、やったら
びっくりだったけど、俺の脳内では完全にアバタもエクボ以上。
別人になっていた気がする。
みたいにバンバン中出したけど、妊娠しなかったというのもある。
彼女は俺と濃厚なエッチをしても、頭が真っ白で何も覚えていない
とか言うけど、それもおかしいんだよね。
もっとアレしてとか、ソレがいいとか悶えてるわけだし、記憶に
ないはありえない。
まあ、あのまま付き合ってたら全弾打ちつくして、20代で廃人になった
ような気がする。別れて後悔したんだけど、今ではそう納得してる。
醜女(しこめ)の深情けという諺あるけど、女も見た目じゃないね。
まあオカ板らしい話なんだが、あんまり怖くないちょっと地味な話。
普通の精神疾患は脳の内分泌異常が原因なので
現代の精神医学は薬物療法が主流なのね
(認知行動療法もまあまあエビデンスがあって
使われてるけど)。でも、薬物療法が利かなかったり
西洋医学不信がある一部の患者が「心理療法家」みたい
なのを頼ったりする。
で、私の知り合いに副業でそうした「心理療法家」を
している人がいるのだが、この人がいわゆるユング派の
療法家なのです。ユング派の人はオカルトがかってるのが
普通らしくて、この療法家のKさんが、十数年前に
体験した話なんだそうだが、ちょっと興味深い話を聞かせてもらったので。
121 :ひつまぶし 2/9[sage]:2011/08/30(火) 02:16:45.80 ID:U1+NPuJS0
Sさんは、小学校低学年のころに母親が再婚したのだが、
その義父が程なくしてSさんを性的に虐待するようになったそうだ。
そして、Sさんは義父の性暴力の恐怖から逃れるためにか、
家にいるときには空想にふけりがちというか、
幼稚園児くらいの小さな女の子によくいるように
「見えないお友達」と仲良くするようになったらしい。
義父が来るのが夜だったので夜の恐怖を紛らわすためか
寝る前に「ボ○○」という名前の竜が寝室にやってきて寝るまで
お話をするんだそうだが、その「見えないお友達」は童話の
『エルマーとりゅう』に出てくるような姿形をした竜で、
本人にはそれが空想だという自覚はあるんだが、凄いリアルに
まさにそこにいるのが「見える」のだったそうだ。
122 :ひつまぶし 3/9[sage]:2011/08/30(火) 02:18:48.21 ID:U1+NPuJS0
Sさんも義父から解放されて、全部を忘れて新しい人生が開けるんだと
思ったそうだ。「見えないお友達」のボ○○も(それが虐待からの現実逃避の
産物だという自覚はSさんにもあったので)、いなくなるんだと思った。
ところがボ○○はいなくならなかった。義父の自殺によるゴタゴタが片付いた日の夜、
ボ○○は寝室に現れて「ボクがアイツを喰ってやったんだよ」と言ったそうだ。
訪問頻度はぐっと減ったものの、ボ○○は夜になると時折やってきた。
Sさんも、義父が死んで解放されてから、だいぶ明るくなり、
思春期だということもあって高校の同級生とかにときめくことがあった。
だが、日中に何かそういうことがあると、その晩にはボ○○がやってくる。
で「君に近づく奴はみんな喰ってやる!」というんだと。しかも、何回目か
以降には、ボ○○が(嫉妬なのか?)怒り狂って、彼女を爪やなんかで
傷つけるようになったそうだ。ボ○○との会話は夢現でのことらしく、
しかし朝起きると、身体のまさにボ○○にやられたところになぜだか
ひどい引っかき傷(時には裂傷)がある。彼女はそのことにひどく怯えたのだが、
しばらくするとそういうこともなくなった。
126 :ひつまぶし 4/9[sage]:2011/08/30(火) 02:21:10.04 ID:U1+NPuJS0
(おかげで勉強に集中できたということなのか)、彼女はいい大学に進学した。
ボ○○の記憶も薄れて、彼氏もできた。大学卒業を期にその彼氏と結婚して
専業主婦になり、子供を息子と娘との2人産んだ。ところが、30代半ばを過ぎた頃
(つまりSさんが療法家のKさんに相談に来た頃)に旦那さんが
飛び込み自殺をした。そして、旦那さんの葬儀などを
終えたその日の晩に十数年ぶりにボ○○が現れた。
「ボクがアイツを喰ってやったんだよ」といったそうだ。
そしてまた毎日ボ○○が寝室にやってくるようになった。
Sさんは久しぶりのボ○○に、忘れかけていた昔を思い出させられたせいか、
非常な嫌悪を覚え、「二度と来ないで!」とボ○○に対して言った。すると
ボ○○はSさんの不実(?)をなじり、毎日彼女を責め立てるようになった。
夫の自殺と相俟ってSさんは自殺を考え、ボ○○はそれを「いい考えだね!」と嬉しそうにいう。
そして焦燥していくSさんを見かねた(ボ○○についてはなにも知らない)知人がKさんを紹介した。
127 :ひつまぶし 5/9[sage]:2011/08/30(火) 02:23:19.11 ID:U1+NPuJS0
KさんはSさんの話を聞いたときに「あ、これはあのテリトリーの話だわ」
という直感が働き、知り合いのMさんという人に連絡をとったそうだ。
そのMさんはいまの西洋オカルティズムでは主流ではない
ドイツ・オーストリア系の流派の人なんだと。経緯は普通ではないが、
こういう「憑依」の事例と「エクソシズム」の相談は人づてに
たまにあるらしくて、Mさんも「まあやってみましょう」と引き受けた。
Kさんも流派は違うがオカルティズムには足を突っ込んでおり、
興味があったのでお願いしたところ、やや渋られながらも
「エクソシズム」の現場(Mさんが自宅と別に借りているマンションの一室)に
立会を許されたそうだ。なんというか、道具立ては凄いクラシカルだったそうで、
魔法円を書いて(つっても記号とかはなにもなくて単に床に円が書いてあるだけらしいが)
MさんとKさんはその中に入り、魔法円の外側にSさんを椅子に座らせて、
本人の承諾を得て身体を縛り付け、黒い鏡をSさんの側においたんだそうだ
(その鏡にボ○○が映るということらしい)。
128 :ひつまぶし 6/9[sage]:2011/08/30(火) 02:25:23.01 ID:U1+NPuJS0
「追放」しようとしたらしい。この儀式はある意味ではもの凄く成功した。
三人とも凄まじいラップ音を聞き、ものの焦げる匂いと硫黄の臭いを嗅いだ。
鏡に映ったボ○○とMさんが対話するのだそうだが(ボ○○の言葉はMさんにしか聞こえない)、
ボ○○は、まず説得しようとしそれがダメだとなって脅しにかかったMさんを嘲弄したらしい。
で、その部屋になぜか霧らしきものが出てきたのか空気が霞み始めたんだそうだ。
円の外側でその霧がどうも竜らしき形を取るに及んで、MさんもKさんも
「これはマズい!」と思ったそうだ。
結局そこで、Mさんはボ○○の呼び出しを中断しSさんから「追放」はできないまでも、
少なくとも、その儀式の場から「退去」させようとした。そうしたら霧は渦を
巻いてSさんの中に入ってしまい、しかしラップ音とかそういう現象はピタリと止んだ。
130 :ひつまぶし 7/9[sage]:2011/08/30(火) 02:27:34.16 ID:U1+NPuJS0
ことになって、そこでお終いにしたらしい。「これは結構大変な代物なんじゃないか」
という話になって、Mさんの手には負えないか、いずれにせよもうちょっと
本格的な儀式の準備をしないといけないだろう、ということになった。
ところが、その儀式以降が問題だった。ボ○○は数日の間は鳴りを潜めていたのだが、
Sさんのもとに、追い払おうとしたことについて怒り狂って訪れた。
朝起きると、Sさんの身体が傷と出血で血塗れになっているという有様だったそうだ。
Kさんはなんともなかったそうだが、Mさんは一週間もたたないうちに数回車に轢かれ
かかったり、ほかにも危険な目にあった。Mさんは「ああこれはボ○○のせいだな」と
判断したそうだが、いかんせん自分では追放できるか心もとなく、スイスにいる
自分の師匠に国際電話で相談したそうだ。
そうしたらすぐに、Mさんのもとにお師匠からかなり深刻な様子で電話がかかってきた。
Mさんの師匠は、Mさんの被ってる災難がかなり大掛かりで特殊なものだ、と判断したらしい。
そして、ボ○○が竜であること、その出現がセックス絡みであること、義父と夫の自殺、
交通事故の危険、などを考え合わせた結果、ボ○○がいわゆる死霊の類ではなくて、
「火星」の惑星霊なのではないか、と指摘した。
131 :ひつまぶし 8/9[sage]:2011/08/30(火) 02:29:37.74 ID:U1+NPuJS0
納得したMさんは火星の惑星霊を追放する儀式を執り行うべく
準備と下調べをしたそうだ。そうしたら、ある魔術書に
「善い火星霊(ただし善霊でも超危険なので呼び出すな!)」
として、まさに「ボ○○」という名前が載っていたという。
Mさんは深く得心がいったそうだが(というのもボ○○はそもそもSさんを
護るために現れたのだから)、未熟者が迂闊に呼び出すことを防止するためとして、
そのシジルはその魔術書には掲載されていなかったのだそうだ。
シジルがなくても、ボ○○が火星霊だということさえわかっていれば、
効果的な追放儀式ができるので、Mさんは直ちにKさんとSさんとに連絡をとり、
ボ○○が強大な善霊だということを踏まえつつ適切な儀式を行い、
穏便にお引取りを願うことができた(今回はKさんは立会を許されなかったそうだ)。
その後、Sさんは心理的にはすっかり回復し、
療法家のKさんとしては一件落着ということになった。
132 :ひつまぶし 9/9[sage]:2011/08/30(火) 02:31:44.14 ID:U1+NPuJS0
それによると、そのレベルの強大な火星霊はそのように強力に実体化しているなら、
場所を移して「引越」はしてもらえるかもしれないが、「追放」することはできない、ということだったそうだ。
果たせるかな、Mさんがオカルト作業用に借りていたマンションの周辺地域では
交通事故や傷害事件がやたらと頻繁に起きるようになったそうで(もともと
周辺地域の治安が良くはなくお陰で家賃が安いということで借りていたそうだが)、
最後には当のマンションで殺人未遂事件が起こるに及んで、Mさんは
「Sさんから離れて野放しになったボラムがその辺りをほっつきまわってるってことかなあ」といって、
そのマンションの部屋を引き払ったとか。
まあこの話自体はだいぶ前の東京での話なわけだが、
ボ○○は野良精霊なので、もし「ボ○○」の名前と姿がわかっていると、
迂闊に思い浮かべて意識的に呼んじゃったりしてこの話を
読んだ人のところにやってきちゃうかも、ということだったので伏字にしました。
うーん……オカルト話ではあるけどあんまり怖くない話だね。すまん。