話題:今日見た夢
昨夜アウトプットした影響がもろに反映されました。戦闘パートはあるにはある。


本部・研究室では宇崎が鼎の対の刀を改めて調べてる。鼎は退院したが、病み上がりなので休ませてる状態。研究室には御堂が呼ばれてた。

「御堂、お前本当に鼎の刀…使えたの?こっちだよな、和希が一時的に使えたのは」
宇崎は超攻撃型の刀を示す。

「その刀だよ。鼎は使い手以外は使えないって言ってたが、室長どういうことだよ?」
「和希とこの刀、波長が合ったのかねぇ…?もう少し調べる必要がある。鼎の対の刀と晴斗の剣は謎が多いんだよ。浄化型の刀は初め、晴斗が使っていただろ?それが後々になって対の刀の片割れだとわかったが」


解析班の部屋。朝倉と矢神は一時的に人が多いのを利用して部屋を整理してる。


「烏丸・神さん・きりやんごめんね〜、付き合わせちゃって。ずっと2人だけだったからこの部屋なかなか整理出来なくてさ〜」
朝倉はちゃっかり人使う。しばらく片付けしていると桐谷が何か見つけた。

「朝倉さん床下に何かありますよ。ほら」
「床下ー?」

それは床下収納みたいな扉。今までずっと物で隠れていたせいか、気づかなかった。
「矢神、ちょっとこっち来てー。これ開けれる?」
「はいはいっと。床下収納だな。ちょっとやってみる」
矢神はどうにかして床下収納の扉を開けることに成功。中を覗きこむ。
「なんかあったー?」朝倉のとぼけた声。


桐谷は床下収納の中を見る。何か箱があるな。桐谷は矢神に箱を出して欲しいと頼んだ。
「朝倉、箱が見つかったよ。なんだろこれ」
それは軽い金属製の箱。ジェラルミン製?矢神は開封してみた。中身は一体?


研究室。宇崎はさらに御堂から話を聞いていた。

「鼎はこっちを『赤の刀』、こっちを『青の刀』と呼んでいたのね。…正式名があるはずだ。特殊な刀剣4種類には名前があると聞いたが、謎だらけなせいか名前すらもわかってないのが現状だ」
「言われて見れば、囃の野太刀と彩音の蛇腹刀も通称だ…。晴斗の剣なんて曖昧すぎる」


一方、演習場。囃と彩音は使いこなせるように鍛練中。晴斗も来た。

「晴斗おそい〜」
「彩音さん、めちゃめちゃ使いこなしてない?」
彩音は蛇腹刀を意図も簡単に鞭状にしてる。

「空間介入はまだまだなんだけどね。あれはちょっと難しいや。刀と鞭としてなら行けるよ」
「晴斗も早くその剣使いこなせよ!絶対にまだ何かあるはずだ。その剣…なんか隠されてる気がするんだよね。能力が」

囃は野太刀を軽々とぶんぶん振り回してる。刀というか、棒のような扱いだが野太刀自体はかなり重い。
よくあんなもん振り回せるよな囃さん。すげぇや…。


解析班の部屋。箱の中身は取り扱い説明書のようなものが4つある。取説…?よく見るとそれは特殊な刀剣に関するもの。
朝倉はペラペラと捲っている。

「これ、取説じゃない。4つの刀剣に関する重大な資料よ。取説のようにしてたのはカモフラージュね」
「この資料、ずっとここにあったってことだよな…」

「特殊な刀剣4種はかなり前からあったのかもしれない。じゃないと説明つかないよ〜」矢神は呑気に言ってる。
「これ、正式名が書いてあるね。武器の。室長のところに持っていくべきじゃない?」

そんなこんなで、解析班の部屋から出てきた4つの刀剣(厳密には5つ)の重大資料は研究室にいる室長の手に。


「朝倉・矢神…これ解析班の部屋から見つかったのか!?とんでもない資料だぞ、なんで解析班の部屋から…」宇崎はなぜに!?といった反応。

「はい。床下収納にしれ〜っとありましたよ。ね、矢神」
「あぁ」

資料にはそれぞれの刀剣の正式名・特徴・発動条件などこと細かく書かれてある。

「一体誰がこれを作成したんだ…?無茶苦茶細かいな。朝倉達は床下収納見たのは初めてなんだよな」
「はい。ずっと物置いてましたから」
「…解析班が出来る前にこの資料が隠された可能性はあるな…。ということは、4つの刀剣はかなり前から存在していたことになるのか?…ってことは、ファーストチームの人間がやった?俺と小田原司令は考えられない。他のメンバーか?」


御堂も資料を見てる。鼎の対の刀の正式名…紅炎刀と蒼閃刀か。超攻撃型の赤い『紅炎刀』と浄化型の青い『蒼閃刀』。
…待てよ。紅炎刀は発動の上位互換の火焔発動があるが、蒼閃刀にも上位互換発動があるのでは?

「和希、どうした?」宇崎は御堂に話しかける。
「鼎の紅炎刀には上位互換発動の火焔発動が存在するが、この青い浄化型の蒼閃刀にも上位互換発動があるんじゃないかって…」
「あるだろうな。…どう考えてもある。発動出来てないだけで」


しかしこの資料といい、4つの刀剣の発見場所といい、謎だらけ。全て組織の施設・敷地で発見されてる。

対の刀に関してはどちらも武器庫に放置されていた。蒼閃刀なんて誰にも使われずに、武器庫の奥深くに眠っていたからな〜。晴斗が使ってなかったら対の刀は揃わなかった。


晴斗の無限剣はゼノクの地下深くにあった遺物の剣が変化した代物だが、名前の『無限』って一体何を示しているんだ?
刀剣限定で変幻自在に変化出来る以外に何かあるということか?


そんな最中、アラートが鳴り響く。宇崎は急いで司令室へ。釵焔はモニターを回していた。
「宇崎、3ヶ所同時に出現だ」
「また3ヶ所同時かよ…。鼎は病み上がりだから出れないし、人足りるか?」
「御堂がいるでしょ。彼、イレギュラーかもしれない」

イレギュラー?

「対の刀・紅炎刀のイレギュラーだよ。本来の使い手でもないのに、一時的に発動させたのは何かあるな。御堂に紅炎刀持たせてみたら?」
「鼎が許すかなぁ…」
宇崎は不安感を見せる。


鼎はあっさりと承諾。その鼎は救護所にいた。

「和希が使うなら紅炎刀は貸すよ。しかし、対の刀に紅炎刀と蒼閃刀という名があったとはな…」
「謎だらけだから今まで名前がわからなかったみたいだぞ。資料が見つかってわかったって。なぜか解析班の部屋の床下から見つかったって話だぞ」

「…とにかく和希、行ってきなよ」
鼎の声が少しだけ優しくなった。鼎は仮面姿故に表情がないはずなのに、どこか優しい。


「鼎は休んでな。まだ病み上がりなんだろ」
御堂も鼎を気づかう。


某所。そこには雑魚怪人がわらわら。御堂はいつもと違う装備に変な感じ。刀がメインって久しぶりだ。

御堂の他にも隊員は数人いた。怪人は見たところ雑魚ばかりだが、1人だけ明らかに違うやつがいる!


どこからか樋野の声がした。
「霊咒強化態、倒せますかねぇ…御堂くん」
「てめぇ!樋野!姿見せろ」
「ヤダ。」


怪人達は一斉に襲いかかる。御堂は最初に銃撃→蹴りを加えつつ、銃で殴りつつ即座に刀に持ち替え→斬る。発動してないのに鼎の刀が使えてる…。
隊員達と共に雑魚を全て撃破。最後にいたのは強化態。強化態は斧を振り回してる。

この強化態、パワー系か!?銃撃してもいまいち効いてないし、やっぱり鼎の刀しかないのか…!鼎、力を貸してくれっ!
紅炎刀は僅かに刀身が赤く光る。微力ながらに発動したんだ。御堂は刀を構えると強化態に対して次々斬り込んでいく。微力な発動でも効果はあるのか?


強化態も負けじと御堂に次々攻撃していく。迂闊だった。御堂は吹っ飛ばされてしまう。
樋野の声がまた聞こえてきた。

「御堂くんの実力って、その程度なの?強化態を倒せずに終わっちゃうよ〜」
「させるかよ…。てめぇらの思い通りにさせるかってんだ!」
御堂はなんとか立ち上がり、刀を構える。刀身の光は増し、一時的に火焔発動が起きた。


司令室ではざわついてる。

「御堂が紅炎刀を火焔発動させた!?嘘ぉ!?あいつイレギュラーすぎるだろ!」
「このケースは資料にも書いてないな。紀柳院と御堂、共通の波長が合ったのが紅炎刀かもね」
釵焔はかなり冷静。お前本当に怪人なの?ってくらいに冷静。


御堂は一気に攻めている。炎の刀の火力は増していた。
「さっさと終わらせるぞ」
御堂はいきなり火焔発動を強化。短時間だが強化態を倒してしまう。御堂が火焔発動させた時間は僅か約3分。


気づいたら御堂はかなり消耗していた。これが火焔発動…?ものすごく体力を喰うな。3分が限界か…。

御堂は気を失った。


気づいたら御堂は本部にいた。鼎は調子が良くなったのか、御堂がいる救護所に来ていた。

「和希…室長から聞いたぞ。火焔発動出来たのか?」
「よくわからないけど、一時的に出来たんだよ…消耗ヤバイ」
「刀は返して貰うぞ」

鼎は枕元にあった紅炎刀を持っていく。鼎は火焔発動が15分。もしオーバーしたら、鼎は間違いなく苦しみながら死ぬ。孤游戦で鼎は戦闘不能寸前になっている。
紅炎刀には鼎に火焔発動出来ないように、室長が制御をかけてると言うが。


健康体でも約3分という制約。鼎は対の刀の使い手だから火焔発動でも約15分という、比較的長い制限時間があるのか…。
だがあいつは火傷のダメージが深く影響している。


晴斗は演習場でまだ鍛練してる。無限剣の無限の意味が気になるところ。鼎は晴斗の元へ来た。

「鼎さん、もう大丈夫なの?」
「まだ病み上がりだがな」
「鼎さんの対の刀、名前初めて聞いたよ。紅炎刀と蒼閃刀か…」
「4つの刀剣は謎だらけと言うからまだ何かあるに違いない。蒼閃刀にも上位互換発動はあるかもしれん…」


異空間。樋野は楽しそうにしてる。

「禹螢様。霊咒強化態、いいでしょ?」
「計画フェーズ2まで時間があるからな。たっぷりとやってくれよ、樋野」
「わかりましたよ」



鼎の対の刀の正式名と晴斗の剣の正式名が判明。
囃と彩音の武器名は追々出てくるかと…。

御堂はイレギュラーだと判明しました。怪人は強化態出現。じわじわ進んでおりますが、新たな謎が。


特殊な4つの刀剣の重大資料の作成者は誰か?なぜ、解析班の部屋の床下に資料を隠したのか?
4つの刀剣(厳密には5つ)はかなり前から存在していた?

長官あたり怪しい…。それか組織の雛型のファーストチームの誰かか。


鼎と御堂の火焔発動は戦闘スタイルが違うせいか、炎の使い方が微妙に違う。


鼎は荒々しい戦闘スタイルなせいか、火焔発動の炎の使い方は刀を振ると同時に炎を瞬間的に発するスタイルが多い。=るろ剣の志々雄の技みたいなイメージでかなり威嚇的。火力は上げることが出来るが、消耗はさらに激しくなる。鼎の火焔発動使える時間は15分。制限時間オーバーすると死ぬ諸刃の剣。これは鼎の火傷のダメージと関係しているから。

鼎の火焔発動は『希望の炎』と名づけられただけあって、炎の色は明るい。


御堂の火焔発動は刀の使い方が鼎とは違うため、炎の使い方も違う。
こっちはかなり主人公っぽい使い方。刀を突き刺して炎を龍のようにしたり、炎の壁を作ったり。鼎と同じように刀を振ると同時に瞬間的に炎を発することも。


御堂の火焔発動出来る時間は約3分。これは本来の使い手ではないため。
健康体でもリスクがあるのが火焔発動。御堂曰く、3分で十分らしい。健康体でも火焔発動使うと気絶するレベル。


タフな晴斗と囃が使ったらどうなるんだ…って、この2人は紅炎刀が使えないんだった。
晴斗は蒼閃刀を使ってた経験があるので、もしかしたら上位互換発動が出来るかもしれない。