話題:今日見た夢
またやけに生々しい戦闘シーンが。ほぼ戦闘パート。



例のビル6階。暁班はそこで雑魚怪人と強化態の集団と遭遇。いきなりすぎるくらいにいきなりの敵登場。


霧人は何かを左腕に装着。御堂は何してるんだ?…という反応。
「雑魚退治なら俺に任せとけよ。あ、これ?暗器の爪だよ。対怪人用の特注品」


霧人…お前また変わった武器を持ってきたなー。あと右手にある刃物、それ何よ!?
「和希、気づいた〜?これ対怪人用の鉈なんだわ」
「鉈と爪って禍々しいぞ、お前…」
霧人はそんなん気にせずに雑魚をバッサバッサと倒してる。霧人の武器は毎回変化球だが、今回はやけに禍々しい…。

「和希と晴斗は強化態を撃破しなっ!」
「お、おう…」
「霧人さんありがとです!」


晴斗は無限剣を強化態に向けて攻撃するが、強化態に簡単にあしらわれてしまう。吹っ飛ばされたが、晴斗は石頭なせいかあまりダメージ受けてない。
「いってぇ…」
「何やってんだ!ったくよぉ…やるしかねぇなぁ…」


御堂はめんどくさそうに銃を構えている。何発か撃ったがほとんど効いてない様子。どうやらこの強化態、装甲が異常に硬い!
この間にも2人は強化態にやられながらもなんとか攻撃してる。敵の装甲が硬いのが難点だが。


「晴斗…お前のその剣、めちゃくちゃ硬く出来ないよなー…」
「硬く!?前代未聞だよ!?そんなのやったことないって」
晴斗の『無限剣』は刀剣限定で自由自在に変化出来るが、他にも何かあると思うんだよなー…。あの剣。

晴斗は斬馬刀に変化させ、強化態に斬り込むが勢いよく跳ね返されてしまう。斬馬刀でもダメか…。


御堂は銃を隠しモードにした。これを使うしかないのか。…って、敵の攻撃容赦ねぇなっ!!
晴斗と御堂は敵の攻撃を交わすのでいっぱいいっぱい。


霧人はいつの間にか雑魚を片付けていた。
「俺も加わるぞ…ってそれどころじゃないか」

霧人はしゃーないな〜というように装着した爪を弄る。さらに禍々しい鉤爪モードへと変化。
この爪は近接戦専用だが、鉤爪モードならさらに斬り裂けるからな…。なぜ鉈にしたかは強化態対策なんだよ。見た目はただの鉈だが、強化態用に殺傷力を高めてある。


霧人はつかつかと強化態へ向かうと、いきなり鉈で斬り込んだ。装甲にヒビが入ってる!?
「霧人、その鉈…」
「最初から強化態対策していたの。この爪もね。近接戦専用だけどさ」
まさかの霧人が攻める展開に晴斗は呆気にとられていた。


「晴斗、ぼーっとすんな!来るぞ!!」
「え、あ…はいっ!」
この3人、大丈夫か?


7階。囃と鼎は怪人を探すが姿は見えず。下の方で激しい音がしていた。晴斗達は交戦中か。

「もう1体はどこだ?」
「…囃、少し休まないか……。少しだけでいい」
鼎の様子がおかしい。確か鼎は長時間の戦闘に向いてないと聞いたが、それなのか?
「鼎、お前消耗激しいけど大丈夫かよ…」
「大丈夫じゃない…。悪い、少し座る…」
「無理すんなよ」


本部。彩音は例のビルに行くようだ。宇崎と釵焔はビル内部をモニタリングしてる。

「鼎の様子がおかしいなー…。消耗が激しいのか…。彩音、ビルの7階へ行ってこい。これを鼎に持って行け。役に立つはずだから。お前、元救護隊員だろ?」

宇崎は彩音に鼎用の救急セットのようなものを持たせた。見た目はただの軽い金属製の箱なのだが。
「それでは行ってきます」
彩音は弦巻刀を出すと空間を縦に斬り、そこから例のビルの7階へと向かう。


宇崎と釵焔は彩音が無事にビルの7階に行けたことに安堵。
弦巻刀、使えてるじゃん…。


7階では鼎がかなり危ない感じになっている。囃はどうしたらいいのかわからない。

「鼎…動けるか?」
なんとか声を掛けるだけで精一杯。
「悪い…少し無理かもしれない。ここに来てダメージが来るとはな」

だから鼎は戦闘後、最低3日は休ませないとならないのか…。消耗が激しいから。
「だんだん身体の回復スピードが落ちてきている…そのうち戦えなくなるだろうな」


鼎は囃を一切見ずに話している。どこか寂しげ。囃は鼎の横顔を見た。仮面で顔が見えないはずなのに、なんでだろう…どこか寂しそうに見える。
「何言ってんだよ…!とにかく今はこのビルを出ることだけ考えろ。撃破するぞ」
「…そうだったな」
少しだけ鼎の声が明るくなる。

どこからか鼎を呼ぶ声がした。
「彩音…?」
彩音は囃と鼎を見つける。


「いたいた!囃さんと鼎!…鼎、だいぶ消耗してるなー。ちょっと今、処置するから。囃さんはそっち向いてて」
「お、おう…」
囃は鼎達に背を向ける。彩音は手早く例の箱を開けると何かし始めた。

「囃さんはまだこっち見ないで。今、鼎の仮面外してるから。鼎の素顔は見ないでよ、嫌がるから」
背後で何かやってるなー…。小さな音が聞こえる。
「駒澤…お前元救護隊員なのか?やけに手慣れてるなーって」
「そうだよ」
彩音は淡々と処置しながら、鼎の消耗を軽減させている。何か薬を飲ませたのか?


しばらくしてから鼎は再び仮面を着ける。

「どう?少しは身体の負担軽くなったかな…」
彩音は自信なさげ。
「少しだが、一体誰がこの箱を持たせたんだ?」

「室長だよ。室長は鼎用の救急セット…てか、なんかそういうセットを作っていたみたい。私も知らなかったよ。このセット、中身が一般的な救急セットじゃないもの。完全に鼎用だからね」

「そろそろ見ていいか?」
「囃さん、ごめん。鼎の処置したから大丈夫だよ」
「お前手慣れてるのなー。…てか、どうやってビルの中に入ったんだ!?ビルは電撃バリアあるのに」

彩音は刀を見せた。
「これを使ったのよ、『弦巻刀』。次元・空間介入だっけ?これすごいよね。私も強化態倒すの協力するよ」
「駒澤頼もしい〜」


「あ。囃さん、ビルの外には解析班の2人が今何かやってるからうまくいけばバリアは消えるかもしれない」
「解析班の2人…?朝倉と矢神だっけ…」
「室長命令で駆り出されたって聞いたよ」


6階。晴斗は土壇場である技を生み出すことに成功する。強化態は御堂と霧人を容赦なく攻撃し、動けるのは晴斗のみ。

「晴斗、そのまま行けーっ!!」御堂は痛みに悶えながらも叫ぶ。
「言われなくてもやるってばー!」

晴斗が土壇場で生み出した技は複数の刀剣を召喚するものだった。数にして約10種類。
晴斗は空中に浮いてる刀剣を次々に強化態へ攻撃を浴びせ、壁や床に刺さった刀剣も使えるために複雑な立ち回りが可能に。

晴斗は自分でもわからないくらいに次々刀剣をとっかえひっかえしていた。強化態は翻弄される。そして晴斗は強化態の弱点を突いた。

強化態2体目撃破。


ビルの外には解析班の朝倉と矢神が。いつの間にか雨がしとしと降っている。

「早いとこ厄介な電撃バリアをぶち壊すわよ、矢神!重要な戦力がビルに集中しすぎなのよっ!街にも怪人出てんのに!」
「人使い荒いなー。例のあれ起動させるよ〜」
矢神はマイペース。
「矢神、やっちまいな!!」

朝倉、なぜかノリノリ。矢神は何かのスイッチを押した。ビル全体に低い音が鳴る。低周波みたいな。


「何か音がしないか?低周波のような音…」
鼎は音に気づく。彩音は窓から外を見た。あれは解析班の2人?
「朝倉さんと矢神さん…だよねあれ。ちょっと見づらいけど」

「鼎はもう大丈夫なのか」
「処置のおかげで一時的だが、今のところはまだ行けるよ。この戦いは持ち堪える…はず。終わったら5日くらいは休まないと完全回復出来ないかもな」

今5日って言った!?酷いと3日以上休まないとヤバいのかよ!?
「3体目の強化態〜出てこ〜い。…っていないか」


暁班と囃班は8階で合流。


外にいる解析班から通信が入った。
「電撃バリア、今ぶち壊してますんで。もう少し時間がかかりますゆえ」
「壊せるもんなの!?」
御堂はオーバーに反応。

「解析班を舐めちゃあ困りますなぁ〜。私らただのインテリ集団じゃないですよ?今の状況、重要な戦力がビルに集中してるのを危惧して来たんですよ。室長命令でね」

言われてみれば今の状況…特殊な刀剣持ち4人、全員いる。御堂と霧人も主要戦力だ。
朝倉はインテリじゃないと思うのだが…。解析班チーフなのは知ってるが、お前はインドア派なだけだろっ!


「3体目の強化態、10階にいるんじゃねぇの…?」
御堂が何気に霧人に呟く。

「樋野が仕組んだことだから、強化態がいない可能性もある。樋野本人が来る可能性もあるぞ」



まさかの解析班、そこで出るか!?朝倉のムチャぶり半端ねぇ。
朝倉はインドア派なだけで、インテリではない。気が強いので矢神は振り回されてるが、朝倉と矢神の付き合いは長いので矢神は嫌ではない模様。

解析班は2人だけなのもあるが…。今は臨時で隊員が3人増えたんで、朝倉と矢神は喜んでる。朝倉的には翳珠メンバーの神(じん)が一時的とは言え、いるのが相当ヤバいらしい。
神は元天才ハッカーなのもあるが。


鼎が意味深なことを言ってたが、そのうち戦えなくなるフラグが立ったかも…。

やけに寂しげに見えたのがな…。鼎さんは仮面キャラだが、表情はある方かと…。
うつむいてる描写とちらっと振り返る描写が多いせいか、表情があるように見えるのかと。


鼎の回復スピードはだんだん遅くなってきているため、身体がそろそろヤバいのかな…となっている。
鼎は意外と負けず嫌いなんで、そのうち戦えなくなることが悔しい…のか?

晴斗・御堂・彩音は薄々感じている。任務後に回復するまでの日数が延びてるので、本部の人間はなんとなく察してるかも。


戦えなくても組織に在籍出来るが、鼎さんの性格的には厳しいか…?


敵はまだ幹部クラスすらも倒せてないんで、禹螢一派とのバトルは波乱でしかない…。
味方になった釵焔が鍵かも。

樋野との決着はあっさりするかもな〜。


しれっと晴斗が必殺技を修得。『無限』ってそういう意味かよと。