侑生にとって、世界は圭が死んだことで終わりました。
これからの彼は、遺された世界をただ眺めるだけです。由比が成人してしまえば、己の存在は要らない。
ところが、またも外見は自分に似た誰かの面影を湛えて、圭をそっくり継いでしまったような中身の由比は同じように侑生に新たな導を遺しいなくなります。
彼はまた違う形で従事する。圭の遺伝子を見守りながら。
そうこうしている間に圭の遺伝子を見失います。いや、見放すような見送るような、つまりは離れてしまうのです。
彼は“圭の遺伝子を見守るモノ”から“世界の傍観者”に成り果てます。
そして彼が消失を望むとき、再び別の始まりが在る訳で。
これが4部になる理由(苦笑)
て訳で「
Flat」よろしくお願い致します。
では仕事戻ります。休憩中やってん(誰)
No.1003251058
『世界の終焉に何をミル?』
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