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ケルトの笛・第2弾 〜世界を繋ぐ伝承音楽〜

March 20th Sunday, 2016

1. Greensleeves 
イングランドのフォークソング
セシリア:フルート
ふとmen:ギター

2. The Last Rose Of Summer
アイルランドのフォークソング 
セシリア:アイリッシュホイッスル
ふとmen:ギター
※ メロディーの中間に、ポール作の“Mull Of Kyntyre” を繋げて編曲。 

3. El Condor Pasa 
ペルーのフォルクローレ 「コンドルは飛んでゆく」
セシリア:フルート 
ふとmen:ギター

4. El Humahuaqueno
アルゼンチンのフォルクローレ 「花祭り」
セシリア:アイリッシュホイッスル
ふとmen:ギター

5. Here Comes Sun
ビートルズ、我がジョージハリスン作曲!
セシリア:ギター/フルート 
ふとmen:ギター

6. Yesterday 
ポール作曲、ポピュラー音楽の古典!
セシリア:フルート
ふとmen:ギター

7. You've Got A Friend
キャロル キング作曲、ジェームス テイラー改訂
セシリア:歌/ギター  
ふとmen:ギター

8. Believe Me, If All Those Endearing Young Charms 
アイルランドのフォークソング 
「春の日の花と輝く」の歌詞で、皆様の合唱と一緒に。
セシリア:アイリッシュホイッスル
ふとmen:ギター


今回はわたしの笛の演奏ジャンルであるイギリスの伝統音楽に加えて、

日本の方にたいへん聞き馴染みの深い、アンデスのフォルクローレ2曲をいれました。

これがとても好評でした。

アンデス民謡ですから、本来ならば笛はケーナやサンポーニャですね。

しかし、練習録音を聞いてみて、「フルートでも案外とイケるではないか?」

そして、どんな国の音楽でも、笛ならわたしがいちばん表現できるのは、やっぱりフルートやホイッスルだと改めて思いました。

このような経緯で、今回の表題は「世界を繋ぐ伝承音楽」となりました。


アンデス民謡の大好評には、この「開き直り」も伝わったていたのでしょうか?( *´艸`)

その他のセットリストでは、イングランド民謡の定番中の定番「Greensleeves」を演奏しましたが、これは、わが盟友であるギター担当の “ふとmen” の大のお気に入りで「ぜひ伴奏を弾きたい。」との本人からのリクエストで実現しました。

16世紀 (エリザベス朝時代) によく歌われていたイングランド最古の民謡です。

クリスマスソングのメロディーとしてもお馴染みですね。

だが・・・。(笑)

本当の歌詞は甘ったるいコテコテのラブソングです。

「Greensleeves」とは、ある女性の渾名として用いられ、

「緑」には不倫の意味があります。

この曲は、当時の王ヘンリ8世の女性遍歴を揶揄した曲であるとされています。

伝承音楽にはそこに付随する様々な物語があり、国の情勢のこと、戦いのこと、そして、このような実に人間臭いことも、それを臆することなく隠そうとせず、素晴らしいメロディーにのせて歌われるという部分も、イギリス伝承音楽の大きな魅力です。

思うのは、16世紀にすでにこういった曲が作られて、一般に歌われていたことがすごい。


・・・演奏当日も、こんなお話も交えながら楽しい時間を共有することができ、とても恵まれました。

ふとmenもありがとう!

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