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15/04/06 01:59:(0):
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ヨカゼ

最終列車が通りすぎた
今日最後のざわめきを
街から連れ去った

長い坂を上る
月明かりが足元を
わずかに照らすような

二人はじめてキスをした
秘密にしてた場所があった
深く息を吸って 目を閉じて
振り返れば

君がいる気がした
君がいた気がした
綺麗だねって、ふと呟いた
切ないほどに静かな街で
夜の風をただ受け止めた

 


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