今日、実家の愛猫の
『ボス』が亡くなりました
もう数ヵ月で10年になるところでした

ずっと体調が良くなくて
病院にも通って薬を貰ったり
点滴をしたり治療してきたけど
病気の進行は緩やかに進んでいて
29日のお昼に母様から
もう危ない、と連絡を貰って
そのまま急いで帰省しました。

駅に着いて父が迎えに来てくれて
車で動物病院に着いたら
駐車してある車のなかで
母とボスが開院を待ってた。

血を吐いて、その血が腕を汚して
ドロリと口の中で塊だして
それが苦しくて時折悶えた。
ゆっくりゆっくり呼吸する姿と
母の話を聞いてたら泣いてしまった。

病院が開いて、一番に診て貰って
先生に血を拭き取って貰って
点滴して貰って。
初めは自分だけ待合室で待ってたけど
そこでも涙が止まらなくて
ずっとぼろぼろ泣いてた。
時々ボスの鳴き声がしては
ちゃんと居るよ、て母の声がした。
ボスは母が一番大好きだから
声がすると安心して落ち着いた。

ボスと一緒に家に帰って、
ストーブの前で暖かくしてあげたら
点滴で少し楽になったのか
途切れ途切れに眠ってた。
起きては母を呼び、返事をして
また安心して眠ってた。

どこから出血しているのかも解らなくて
先生にも手の施しようが無くて
自力でご飯も水分も摂取出来ないから
鼻から胃に管を通してご飯をあげてた。
痩せてぺたんこの躰にした皮下点滴が
そのままの大きさで背中に溜まって
たのが、よく目立ってた。

ぺたんこだけど、
もう肉きゅうも冷たいけど
幼い顔と、
ツヤツやでさらさらの毛並みは
ちゃんといつものボスでした。

甘えたで、やんちゃで
優しくて、賢くて、可愛くて
男前で、阿呆で、人懐っこくて
家族が大好きで、母が絶対な子。
大好きな大好きな家族。
ずっと、ずっとずっと大切な家族。

今日まで頑張ったね
家族を助けてくれて有難う
明るく癒してくれて有難う
沢山沢山、本当に有難う
沢山覚えてるよ、忘れない。
ずっと大好きだからね
ゆっくり眠っていて
お疲れさま、おやすみ。









長々と長々と、新年から申し訳ないです
今朝起きてこの事を知って
泣いて泣いて母に電話して
全然言葉に出来なかった
相槌で精一杯だった。

葵さんが手を握っていてくれて
会いに行けて良かったねって
言ってくれたので、
泣いてちゃ駄目だって仕事に行った。

ずっと相談してたパートさんも
また話を聞いてくれたし
職場の人達も沢山笑わせてくれたし
無理矢理でも仕事に行って良かった

ちゃんと頑張るのです。
自分ながらに生きるのです。
強く強く成れますように
暖かい人に成れますように。

たまに日向ぼっこして
太陽キラキラ受け止める
ボスの背中を思い出すのです。
有難う、大好きだよ+