向 日 葵_

汚れたわたしを殺してください
惨劇は本能的に繰り返しを望む

繰り返し朽ちる一つの心の老いを
愛して止まない

もう、殺してください
深くまで落ちた、私を

恨みとともに
誰でもいいから

(詩)


現実という悪夢が蝕む
辛い孤独と、虚無と夢の中

夢は毒の沼
ヌメヌメと飲み込む
口に潜り込むは絶望という苦味

それでも頭にあるのは夢の中の甘味

ずっと心に在るのは君

口に潜り込むは泥と毒、現実

幸せを探して足掻く
沈むは身体

見当たらない、0という君との幸せは

毒の沼

(人間不信)

なんで告白断っただけで
ここまで惨めな思いしなければならないのだろうか。

ショックを受けたアピールをしてる割に
他の女と遊んでるくせに
どうして、周りを巻き込みわたしを
追い詰めてくるの。

君に興味はないけど
どうして君はそんなに陰湿なの。

(話題:曖昧な関係)

お酒届けます。
だなんて

ちょっと離れたところに居るって言ったじゃん。

なのに、アパートの戸開けて
ちょっと下みたら
もう居るなんて卑怯すぎる。

びっくりしちゃって
その顔見た
君のいたずらな笑顔が眩し過ぎて

安心しちゃって泣きそうになった。

君はガサいれすればよかったかな、なんてメールを

わたしは君を拉致ってしまえばよかったと思った。

幼き林檎ジュース
猫の小さな排泄
春の寂しい寒さ

全てが愛おしい
全てが憎い

思い出への補正
そして悲しみ、それ以上の愛おしさ

あの頃を必死に抱き締めて
あの頃より幸せな今を蔑む