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大人になること

ブログ再開してみます。
去年書いた長ったらしいやつだけ「若いな私…」と思ったので残してみやした。


今日、友達と話していて話題に出たので。

高校の2年あたりで読んだ文をきっかけに、「大人になるってなんだろう」は、なんていうかずっとウンウン考えてたんです。
元服も裳着もなくなって、「はい、これ被ってこれ着てね、はいもうこれで大人ですヨ」って誰も言ってくれない。
父=絶対的存在だった家族関係は減って「親父に認められたぜ俺も大人だ」ってのもない。これは体感としてあります。たかが私でも感じます。
師匠がいて「一人前」と認めてくれるのを待つでもない。
与えられていた「大人」という称号を与えられなくなってどうすりゃいいのと思う。
成人式はある。そりゃあ。でもあれ「成人式」という名の「講演」ではないのかな。
私が今年成人になるということは眞子さまも成人ということですが、皇室では成人の儀を「成年式」というらしい。そして余談ですが、眞子さまは「内親王」で、皇室典範で決められた敬称は「殿下」なんだそうです。ただただすごいわ。

で、じゃあ、何が大人なんだろう。
「大人になった」という言葉が意味するものは時と場合によって変わってくる。
卒業とか、入学とか、勉強したとか、脱・バージンとか(笑)色々あると思います。
実際に「大人」である人に「大人ですよチミも」って言われなくなって
あるいはそう言われても「ああボクも大人になったなあ」って思えなくなって

でも私は、大人にならなきゃいけない気がします。
だから与えられないのなら自分で与えなくちゃいけないと思います。
年をとる意味を、自分に。
だから私は、ばあちゃんになっても自分の誕生日はお祝いしたいぞ。

なんだかよくわからんけど…
大人になるって、どんどん自分が過去をため込んでいくことかもしれないと今は感じてます。
一定の容量を超えたら、大人なんじゃないかなーって
でも、1歳年取るごとに1ml増えるとか一定じゃなくて、0.4mlとか5mlとかの年があって、だから「今から大人です」っていう個人個人のバリエーションが増えちゃって「大人」がなんなのかわからなくなっちゃったんじゃないかなあ、と思ったりなんだりかんだり。

って考えて毎回「で、結局なんなん」という堂々巡りなわけなんです。
今夜はこれの考えにつかろうと思います。
これを読んだあなたに、大人の定義があったら教えてください。
とっても知りたい!

それでもわたしはやってない

検察のあのニュース。松本サリンで容疑者として名前顔が全国に流された河野さんの講演が屋高であったのを思い出す。フォーラムで社長、医者、学者が毎年講演する、そのどの座よりも食いついた。出身大学は、人格の何も表わしてないじゃん。

ただのお父さんがいきなり全国に犯罪者として有名になった。メディアの嘘と強制的な捜査と、唯一味方になってくれた刑事。めげずに息子と娘に嫌がらせに対しての処置を指示し、子供はちゃんと犯人は自分の父親じゃないと説明した。報道は捩曲げられ、家族の為にとった行動が怪しいと勘繰られる。
彼が言っていた。「したことは証明できるんだけど、してないことは証明できないんですよね」これが冤罪を生むの?
わたしたちが彼と同じ立場に立った時、まともな状態で居られるか。絶対、無理。
命の危機、クビの危機、離婚の危機、退学の危機、絶交の危機…危機と呼べるものはたくさんあるけど、わたしはどの危機も経験していない。危機と言う程のものがない。そして、危機を経験していない人間は弱い。回りに危機の予感もなければ危機管理能力も培われない。それでも安心ということはないから危機が甘くなり不安になる。何となく不安で鬱になる。でも生きている。
今、自分がいきなり犯罪者と呼ばれる。
わたしは脆いだろうと思う。守るものがない。危機に対する処置法が分からない。そんな安寧に生きているしこれからも生きていくんだろうが、なら、どうすれば河野さんのように、自分の窮地にも毅然と見えない敵に立ち向かえるのか。
挫折を経験してみたらどうだろう。
友達と意見が合わないこと、恋人と喧嘩すること、教授と言い合いになること、親とすれ違いになること、世の中に見放された気分になること。自分以外の存在に気付き両者間に排他的な作用があること。(私はあると思う)
多様性を認めないと人間が偏る。専門主義な人間はうまくないよ、世の中における役割がうまくない。
だから、引きこもりがキレやすいとかそんなの結果論であって、大事なのはそこじゃない。テレビゲームには勝ち負けがあってパラレルとは言え多様に思える世界があるけど、結局自分の掌中の話だと頭の隅で分かっていてやってるから多様性がない。
思えばわたしも専門化してる。何にとかいう話ではなくて、頭のかたい弱い人間に。かちこちの鉄筋のビルは地震ですぐ折れる。だから揺れる「危機」を「予測」した上で「しなる」ようにしておく。常に自分もこうで居たい。
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