中国からの旅客に新たな変異株見つからず、最初の検査−伊首相
更新日時 2022年12月30日
Pierdomenico/Bloomberg
中国からイタリアに最近到着した旅客便の乗客のうち、新型コロナウイルス検査で陽性反応が出た人の中から懸念される新たな変異株は検出されなかった。イタリア当局が明らかにしたもので、コロナの脅威再燃を懸念していた保健当局は一安心できそうだ。
イタリアのメローニ首相は29日の記者会見で、ミラノで行った検査サンプルの半分について既にゲノム解析を終えたと発表。検出されたのは全てが既知のオミクロン株だったと明らかにし、「イタリアの状況に混乱はなく、差し迫った懸念はない」と述べた。
イタリア当局は中国から最近到着した2便の乗客にコロナ検査を実施し、検査結果のゲノム解析を進めている。乗客の約半数がコロナ陽性となったが、大半は無症状だった。
ワクチン接種後に女性死亡 医療事故調査委が初会合
12/30(金) 6:25配信
テレビ朝日系(ANN)
愛知県愛西市で新型コロナワクチンの接種後に女性が死亡した問題で、医療事故調査委員会の初めての会合が開かれました。
先月5日、愛西市の集団接種会場で、飯岡綾乃さん(42)がオミクロン株「BA.5」に対応したワクチンの接種を受けた後、体調が急変して死亡しました。
この問題で、医療事故調査委員会の初めての会合が29日に開かれました。
死亡した飯岡綾乃さんの夫・飯岡英治さん:「(傍聴は)公正中立にということで、認められなかった。どこに悪いところがあったということが分かるようになると言っていたので、それが出てくるのをしっかり待ちたい」
委員会は年明け以降、遺族や医療関係者、行政などへのヒアリングを予定していて、半年から1年以内をめどに調査結果をまとめたいとしています。