ワクチン接種後に女性死亡 医療事故調査委が初会合
12/30(金) 6:25配信
テレビ朝日系(ANN)
愛知県愛西市で新型コロナワクチンの接種後に女性が死亡した問題で、医療事故調査委員会の初めての会合が開かれました。
先月5日、愛西市の集団接種会場で、飯岡綾乃さん(42)がオミクロン株「BA.5」に対応したワクチンの接種を受けた後、体調が急変して死亡しました。
この問題で、医療事故調査委員会の初めての会合が29日に開かれました。
死亡した飯岡綾乃さんの夫・飯岡英治さん:「(傍聴は)公正中立にということで、認められなかった。どこに悪いところがあったということが分かるようになると言っていたので、それが出てくるのをしっかり待ちたい」
委員会は年明け以降、遺族や医療関係者、行政などへのヒアリングを予定していて、半年から1年以内をめどに調査結果をまとめたいとしています。
コロナ5類変更、来春視野 医療費公費負担、当面維持も マスク着用、屋内も不要案・政府
12/29(木) 7:23配信
時事通信
政府は新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けについて、厳しい措置を講じることができる現在の「2類相当」から、季節性インフルエンザ並みの「5類」に見直す調整に入った。
専門家の慎重意見も踏まえ、医療費などの公費負担は当面維持することを含め検討する。今冬の「第8波」の推移もにらみつつ、2023年春にも見直すことを視野に入れる。屋内でのマスク着用を原則不要とする案も浮上している。政府関係者が28日、明らかにした。
厚生労働省は21日、オミクロン株が流行した22年7〜8月の重症化率などを公表。80歳以上は重症化率1.86%、致死率1.69%で、季節性インフルの数値をそれぞれ下回った。感染症法は新型コロナを「生命および健康に重大な影響を与えるおそれがある」と定義。政府はこうしたデータを踏まえ、5類への見直しを検討している。
香港がワクチンパスや濃厚接触者の隔離義務を撤廃へ−報道
2022年12月28日 14:41
香港政府はワクチンパスのプログラムを廃止する。香港紙の明報が事情に詳しい複数の関係者を引用して報じた。新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した人については、隔離義務を撤廃するが、検査は引き続き義務付ける。
新型コロナ 来春にも「5類」移行を検討 政府、年明け最終判断へ
12/27(火) 19:29配信
毎日新聞
政府は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけについて、来年春にも、入院勧告など強い措置が可能な「新型インフルエンザ等感染症」から、季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げる検討に入った。足元で感染が拡大していることから、年末年始の感染状況を見極めた上で、来年1月にも岸田文雄首相と関係閣僚が協議し判断するとみられる。移行時期は4月1日とする案などが出ている。新型コロナの政府対応は、発生から丸3年を経て転換点を迎える。
コロナ病床「低稼働」病院に補助金3660億円超
NIKKEI Investigation
2022年12月26日 2:00
【この記事のポイント】
・「低稼働」の6割以上が国公立や大学病院
・病床使用率、都道府県平均を大きく下回る
・資金負担のない自治体が病床上積みを優先
新型コロナウイルス患者用の病床に支払う国の補助金が実績の伴わない病院にもつぎ込まれている。日本経済新聞の調べによると、感染ピーク時の病床使用率が都道府県平均を大きく下回った404病院に2年間で3660億円超を交付していた。6割超は国公立・大学病院だった。