乳がんと子どもと親たちと

田中家の思考が見えてしまう話を聞けました。





サンタさんのプレゼント、すごく欲しがっていて、物も聞けたからそれをうちが建て替えるんで、後から請求するって形でいいかしら？






今までの田中家のお金の使い方をまとめると。









一緒に買い物に行くとすぐ物を買い与える。

そのわりにクリスマスプレゼント、、、もとい、サンタのプレゼントは金を出さない





娘の千冬さんに乳がんが発覚した時は　金の心配はするな　と言った。

助かる見込みがないくらい重い症状になると一人部屋を要求したり口出しはするわりには「うちは嫁に出した身だから」とお金を出さなくなった。

お通夜や告別式も口だけでお金は出さない。











行動に一貫性があった。







娘や孫が喜んでくれる、ポイントが直接上がる事には金を出す。


そうでない事には出さない。






娘が乳がんでお金を出せば娘は感謝する。


けど死んでしまったら娘は居ない。義理の息子という血の繋がりの無い者の為には金は出さない。







物を買い与えれば孫は喜んでポイントが上がるから買い与える。

クリスマスのはあくまでもサンタから貰えるんであって田中家のポイントになるわけではないからお金は出さない。










そう考えるとしっくり来る。











そして、このブログを書いているのは３１日ですが、先ほどメールがありました。


予想通り、　３日まで居させていいかしら　と言ってきたそうです。







孫から好かれたくて好かれたくて仕方ないようです。






けど学校に通わせる事を考えると最終的にはパパのマンションに返さないといけない。







その思考からすると、パパを悪者に仕立てて返そうとするでしょう。










メールの返信で、こう提案しました。



正さんとサシで話をする場を設けてくれたら俺は正さんと話し合う、と。









田中家は栄子さんが理屈が通らないくらい感情優先の心配性。

その旦那であって、栄子さんも守ってあげないといけない。




三井のお母さんはかなりの論客だから近づきたくない。

三井の事は頼りないパパと見ていると思われる。




三井に対して、三井の親に対して、そして栄子さんに対して。


言えない想いを抱えているかもしれない。





私は第三者と言っても三井の友人なので、オフレコの話をしても黙ってる保証は無く、本音が出るかは未知数。

そもそも提案しても乗ってこないかもしれない。






さあ、この一家はどうなって行くのでしょう。



子どもはちゃんと成長していってくれるのでしょうか。




登校拒否、いじめられっ子、常識知らずな子にならないでしょうか。






次の動きは年明けとなる。








とりあえず完

それから数日、三井から連絡があり、電話をかけた。




１日だけ休みが貰えたようで、その後はずっと仕事。

１月４日から１０日まで休みがとれるらしい。









子どもの事を聞いてみた。





２日間は結局学校を休ませて、そのまま冬休みに突入したらしい。







当初は今日子どもが帰ってくる予定だった。



だから三井の両親も来ている。





しかし今日になって、またいつもと同じパターン。








「まだ帰りたくないって言ってるから年内こっちに居させていいかしら」と栄子さん。









それ、、、、誰が聞いても

大晦日になっても　「まだ帰りたくないって言うから正月くらい居させていいかしら」


三が日過ぎても「まだ冬休みはあるし、冬休みの間だけ居させてもいいかしら」




になるって思いますよね（笑）









学校が始まる前に、子どもたちにとっての実家、つまりあのマンションでの生活、ママも田中家も居ない生活に慣れさせないと、学校が始まってバタバタしたら。。。




問題の先送りをすればするほど孫の首を絞める事になると思う。

私も用があったので、８時半頃に電話をかけた。




あのお母さんなら朝から全力で掃除をしてるだろう、と想定して。










そしたら寝ていたようで、ビックリされた。







結論から言うと、一応和解したらしい。






次の日の夕方に三井が電話をかけたようで、正さんは電話をかけてくるとは思わなかった、と。



感動したらしい。









まだ若い親だし、と良かれと思ってやってきたけどそれだけ苦しんでいるとは分からなかった





と、こっち側の苦悩を理解し、今までの行動を反省して、　これからも仲良くやっていこう　　という話に落ち着いたらしい。













母親経由なので、三井の意思そのままなのか分からないけど、とりあえず解決したのだろうか？






しかし今後も泣くのは間違いない。


そうなったらどうするのだろう？



また心配して来るのだろうか？





田中家が孫をまた連れて行って、あと２日間は学校があったけどどうしたのだろう？










揉め事が片付いたのかはなんとも。。。。。

後から思うと、子どもたちの事が頭から少し離れていた気がする。




本来、子どもの将来を考えての三井家の姿勢。




それを理解してもらえず、バックアップではなく主になろうという動きの田中家。







対田中家という比率が脳の中で大きすぎた。







言ってくる事。　その後の行動。







想定をし、対応を考え、万全の状態で臨んだつもりではあった。





子どもの事も、子どもの前で話し合うのもなんだから三井の母親に外に出させておく。









ここまでは考えていた。








けど子どもの事についてはあまり深くは想定していなかった。




車から出てこない　というのも対田中家の想定に匹敵するくらいあらゆるイメージをしてたら想定できたと思う。




そこまで想定できれば私も降りていった。
















そして翌々日。






その後どうなったのか、三井の母親に電話をかけた

三井のお母さんが怒る。







だから、アンタは怒っちゃダメってあれ程言ったじゃん！

今はママが居なくて逃げ道が無いんだよ！

私は親じゃないんだし嫌われてもいいの。しつけの為に口うるさく言っても。

そこで泣いたらパパであるアンタが優しく守ってやるの！

それで親子の絆ができるの！

この前だってK子の事をストーカー呼ばわりしたのを子供が聞いてたから、それから少しあの子たちの目が変わったじゃん！

逃げ道を作ってやらずアンタが怒鳴れば向こうが逃げ道として行っちゃうよ！













まぁ、とりあえず今後を考えようと私はなだめる。







三井は怒りでどうでもよくなっている。







三井の両親は、明日でもいいから電話して謝っておけ　と促す。






時間を置けば、一旦冷静になれば。








元々は法的措置を使ってまで縁を切るつもりだったのが、土壇場で　　そこまではしないでおくか　　という考えになったわけだし、本来そこまで戦闘民族ではない。









とりあえずは私はもう出番では無いし、明日、明後日は用があるので今晩はさすがに泊まれない。



駅まで車で送ってもらい、帰る事となった。