ざっくばららん節分ネタ

@恵方巻き

ご飯はあまり好きではないが、最近は恵方巻きロールというものがこの時期に発売されるのは嬉しい限りだ。
まぁぶっちゃけロールケーキだが、斗にも書くにも行事に乗ってるから間違いではない。
「いただきまーす!」
お気に入りの洋菓子屋さんの生クリームたっぷり苺ロールにかぶりつく幸せといったらない。
ない、の、だが。
「ほう、これはこれは。」
「なかなかどうして…ほほう。」
「しかし主様なら余裕でしょう。」
「小狐丸の小狐丸はもう少し小狐丸そうだしなぁ。」
「年寄りのそれも同じようなものでしょう?見栄は張りたくないものですね。」
目の前に仁王立ちとか止めろやじじい共。

パターン2
「良い眺めだなぁ!主殿!」
「…絶景ですな。」
「しかしもう少しこう、太さが足りぬな。」
「あ?何言ってんだお前ら?つーかお前食うのおせーな…!?」
「む、気付いたか?」
「早く!食え!」
「押し込むとはまた…。」
「ははは!タヌキはそういうのが好きか!」


A豆まき

自分でいうのもなんだが私の所はこう、暗い。
騒がしいのは好きではないけどたまの行事くらいははしゃごうと思った。
だがしかし。
「俺いらない子なの?そうだよね、俺なんかやっぱり可愛くないしいらない子だよね?でも主は優しいからそんな事言えなくてこうやって鬼は外ってぼかして豆をぶつけてくれたんだよね。主に気をつかわせてごめんね。はは加州清光出てきまーす、なんて…うぇぇぇ!主!主!捨てないでよぉぉ!俺、頑張るから!だから、ちょっとでいいから愛してよぉぉぉ!」
「そうか、俺は鬼か…化け物を切り捨てる俺が…いや、所詮は写しの刀。贋作の俺にそのような事は出来はしない…。ならば俺は要らぬ…そう鬼は外…。此処にいてはいけない鬼のように…。」
「主様、ボク何個お豆食べればいいですかぁ?」
「落ち着けお前らぁぁぁぁぁぁぁ!」

Bそれ以前のそれ

「主、魚捌いたぞ。」
「薬研君マジ有能…!」
「お姉さん!卵焼きいれてもいーですか?」
「僕お肉入れたいですー!」
「なんでもいれちゃっていーよ!もう!予算オーバーしたら大きいお兄さん達に頑張ってもらおうね!」