車の買取を検討している場合、複数社の査定を受け、最も高値となる業者を選ぶのが得策ですが、他の業者にも一度査定してもらった以上、どう言って断ればいいか困っている人もいるでしょう。
しかし、あれこれ考えなくても、他の業者で買取が決まったと告げればそれで十分です。
業者名や買取額を告げれば、より話は早いでしょう。
もし、断りの連絡を一社一社に入れるのが面倒ならば、最初から同時査定を利用するのがお勧めです。
子供が大きくなってきて一緒に遠出する機会も増えたため、もっと荷物が運べて大勢乗れる車に買い換えようと思い、思い切ってちょっと高い買い物をしました。
古い車は下取りしてもらうことになったのですが、実際、下取りしてもらった経験はなかったので、見積書を見ても、下取り価格が値引き額同然に思えてきて、これは有難いと決めました。
その後、同期の友人に「そんな安いはずないだろ」と言われ、せめて半月前に買取業者の査定を利用していたら良かったのではないかといまだに後悔しています。
ライフステージが変わって乗り換えることにした、など乗っている車を手放す決心をし、売りに出そうとするなら、できるだけ高値で売っておきたいところです。
その車がもしも、人気のあるボディカラーであったなら、査定時に意外と良い値段になったりすることがよくあります。
その時々で流行りや人気の色、というのは変わりますが、例えば白、黒、またはシルバーなど、あまり主張しないような色は時代を超えてずっと人気を維持している色となっています。
自家用車の買取そのものには手数料やサービス料などはかかりません。
といっても、売買が決まれば車の名義変更をしますが、通常は売主ではなく買主側で手続きしますので、その代行手数料を払います。
名義変更にかかる代行手数料は査定金額と相殺してもらえるなら現金のやりとりは必要ありません。
相殺しないときは契約を締結したあとで別に支払うこともあるので、事前に確認すると良いでしょう。
また、手続きの際には元の所有者の印鑑証明書と住民票が必要なので、発行手数料(印紙代)がかかりますが、あわせて5?600円程度です。
郵送請求の場合は時間がかかることに注意してください。
ネットを使って、車査定のおおよその相場が分かります。
中古車買取業者の大手のところのサイトなどで、車買取価格のおおよその相場が分かります。
相場を理解していれば、相場より安く売って損してしまうこともないので、事前にしっかりと確認をしておくようにしましょう。
ただし、車の状態によって変動するので、必ずしも相場のままの価格で売れるとは限りません。