中古車市場において、ボディカラーは見積額に直に反映されます。
定番色と言われる白や黒は安定した人気があるので、査定の際に金額がアップすることが予想されます。
その上、シルバーは定番色であることにプラスして車体の汚れがあまり目立たないという特徴があるので高い人気を誇っています。
車体の色が定番色以外の場合には、あまり査定額アップに繋がらないでしょう。
査定の際には流行っているボディカラーだったとしても、たいてい流行は一過性のもので、その車を買い取ってから売るまでの間にその色の流行が終わっていることを考慮して査定するからです。
今乗っている車を手放したいと思っても、査定目的で業者のところに直接、車で行こうというのは良い方法とは言えません。
一社では提示された金額が相場かどうかもわからないため、悪い言い方をすれば業者の言い値になりかねないからです。
あえてメリットを挙げるならば、最小限の時間で売却手続きを終えられるということでしょう。
なにせ買取査定の対象となる車を店舗に持っていくのですから、契約に必要な印鑑(実印。
軽は認印可)や書類一式が手元にあれば、トントン拍子で契約完了ということも考えられます。
「そろそろ車を売りたいな」となった時、ネット上の一括査定サービスを使うのが良いでしょう。
でもこれを使うと、業者から営業電話が入ってきますし同じ様に営業メールも来るということは理解しておいてください。
これを防ぐ方法は、着信拒否機能を使うために査定申し込み時に携帯番号だけを入れておき、捨てアドレスを取得してメール欄はそれで埋めておきましょう。
そして、オンラインではない実物の車の査定についても一社でなくいくつか業者を使うようにするのが手間ではありますが高額査定への道です。
買取価格を高くするためには、より多くのの車買取業者に査定を依頼するのが最も良い方法です。
車買取業者によって得意とする車種やメーカーなどがあり、買取価格が高くなることもあります。
複数の業者の査定額を比較すれば、買取価格の最高額がわかるので交渉がうまくいくはずです。
交渉が苦手な方は得意な友人に一緒について来てもらうといいですね。
誰でも車の査定では、可能な限り高値をつけてもらいたいものですが、そのための話の進め方がありますので、簡単に説明します。
最初にいくつかの業者をあたり、見積もりだけもらってくるようにします。
価格に関しての交渉はまだしないでおきます。
そこから最も高く出してくれた見積もり額の数字を基本に業者と価格の交渉を始めます。
これがうまくいくと、見積もりで出た最高額以上の値段を業者から引き出せることもあるでしょう。
ですが、こういったやり方を繰り返すと、本気の交渉ではないと思われることもあるため、その点も少し気を付けましょう。