長年乗った車。
高く売るつもりはなくても、安値で買われるのはイヤですよね。
だったら、手間をかけてでも、少なくとも2社以上の会社から見積りしてもらうほうが良いと思います。
営業さんもプロですから、1社だけだと「うちならこれだけ出します」と言うでしょう。
さらにその場で少し上げてくれるかも。
あとで別の会社の見積りをとると、やっぱり「営業」だったんだなとわかります。
他社と競合していないのなら、買取価格を上げるメリットはないはずです。
というわけで、もう1社いきましょう。
実車査定には時間がかかりますが、1日1社でも2社くらいはいけますよね。
きちんと比較して、より良い価格をつけてきた方を選ぶことで、気持ちもすっきりするはずです。
車の買取を検討している場合、一社だけでなく複数の業者の査定を受けるのが鉄則ですが、結果選ばなかった業者には断りの文句をどうすればいいか思いつかない人もいるでしょう。
しかし、断る方法は単純で、他社に買取に出すことにした旨をはっきり言えばいいのです。
業者名や買取額を告げれば、より話は早いでしょう。
また、いちいち他を断るのが面倒だという人は、同時査定を利用して手間を省くこともできます。
現物査定を受ける場合、新品のタイヤに近ければ査定結果が変わってくるので、タイヤの状態はできるだけ良い方がベターだと言えます。
状態の良いタイヤではなかったとしても、タイヤを新調するほどのことはありません。
タイヤ交換の費用の方が高くつくことになります。
それから、スタッドレスタイヤ、または、社外製のアルミホイールは、本体とは別に買い取りに出した方が得をすると思ってください。
私は以前、愛車だった日産エクストレイルを中古車専門業者の買取査定を受けたことがあります。
一括査定サイトを利用し、一番高く買い取ってくれた会社の人に教えてもらった話なのですが、意外な事に、買取ってもらった季節が見積額を上げた要因だったそうなんです。
エクストレイルの場合、アウトドアに向いた車ですので、やはり夏になると需要が高くなるそうなのです。
ですから、高値で買い取ってもらうなら、春ごろから梅雨時期がおススメらしいので、ためになる話を教えてもらえました。
勿論のことですが、車を手放して売りに出そうと考えているのならば、ボディにキズや凹みは無い方が良いでしょう。
傷などがない方が良いと言っても、自分で直そうとすると、プロの目で見たらごまかしが効かないばかりか却って傷が目立つ場合があるので注意が必要です。
きれいに乗っていても勝手に付いてしまう薄い傷などは、見積もりの段階で問題にならないこともあるのです。
自動車修繕などを手がけたことのない人であるならば、大変な思いをしてまで補修しようとせずに、傷などを付けたままで見積もりを依頼した方が良いのです。