ボディーカラーは中古車買取査定において結構重要な項目です。
黒や白の定番カラーは常時需要が安定しているために、査定額が高めに出る傾向があります。
定番色とは逆の原色に近い赤などのボディーカラーは、中には嫌がる人もいますので、査定時にマイナスされる傾向が出てきます。
しかしながら、中古車の査定価格は査定時点でのオークションの相場により上下しますので、流行があれば一定の色が査定で高値が付くことも充分考えられるのです。
売買予定の車の見積額が下がってしまう主な原因は何点か挙げられますが、必ず大きく見積金額を下げてしまう原因になるのは、その車が事故や故障で修理歴があるということです。
場合により見積金額が0にまで低下する場合もあるのです。
かといって、事故などで修理した車すべてが絶対に「修理歴車」になるというものではなくて、売却予定の車の骨格に相当する部分にまで損傷が及んでいて、大きな損傷を修理した場合に修理歴車と呼称するのです。
雨天や曇天、夕方など暗いときに査定してもらうと、総じて車のアラが目立たないので査定額は高くなる傾向にあるという俗説があります。
けれども実績を積んだプロが見落とす可能性は低く、むしろ念入りにチェックする傾向もあります。
そもそも洗車してきれいな状態の車というのは晴天ではさらに美しく見えます。
お天気次第で同じくらいのメリット、デメリットを有するので、そこまで天候にこだわる必要はないでしょう。
査定に備えるためには、タイヤの摩耗などによって買取額アップの交渉をすることもできるので摩耗や損傷が少ないことが得なのですが、もし古いタイヤだったとしても新しいタイヤに替える必要はありません。
タイヤを交換する方が割高なのです。
それから、スタッドレスタイヤ、または、社外製のアルミホイールは、本体とは別に買い取りに出した方が高値がつくことが多いようです。
中古車買取業者の中には、軽自動車や事故車、輸入車などある特定の種類の車種販売が得意だったり、若しくは専門的に販売している店舗が存在します。
もし売却予定の車が軽だったら、当たり前ですが、軽自動車販売が得意な店舗に依頼した方が高く見積もってくれることでしょう。
そういった会社は中古車の無料一括査定サイトを使った際にも、一般の買取会社よりも幾らか高値で取り引きしようとしてきますから、そこで判別可能です。