車査定では走行距離をまずチェックされますが、距離が長くなるほどマイナス要因となります。


一つの目安として、10万キロを超えると、高く売れるはずの高級車でもほぼゼロ円に近い値段だと予想するのが妥当です。


同じ車で走行距離が変わらなければ、乗った期間が短ければ短いほど不利だと考えてください。


短期間でより多くの距離を走ったと文句なしの判断材料にされるためです。


一律と言うわけではないのですが、中古車の売却金は課税対象になるケースがあることを覚えておきましょう。


個人所有の自動車であり、通勤に専用に使っていた車であれば所得税の対象外となります。


日常やレジャー等の用途で使っていた場合には、所得税を支払う可能性もあります。


その詳細は、売却金額が購入金額よりも50万円以上高くなったときに所得税を支払わなければいけません。


個人が仕事でも使っているような場合には、別に決まりがあるので、良く分からないところがあったら確定申告をする際に税理士に相談するなどして対応してください。


一回一回車査定の相場を確認するのは面倒かもしれませんが、調べておいてデメリットはありません。


どちらかといえば車を高く売りたいのであれば、愛車の相場を認識していた方が吉です。


理由は相場を把握しておくことで、営業スタッフが示した査定額が最適な額なのかどうか確認できるからです。


愛車を査定に出したら、契約した後に減額されたり、他にも取引後に突然減額されたという噂をちらほらと聞きます。


引き取った後は減額をしない、というのが普通の感覚だと思います。


取引中、売買契約書にサインする直前までに、取引後の減額やキャンセルなどの有無を教えていたか、また、いかなる理由で減額をしたのかなどによって対応できる事は違うものになります。


ただし、どのような理由があったとしても、自分自身が納得できないのなら買取キャンセルをして、一度取引を白紙にしてしまうのも効果的です。


売ろうと考えている車の査定相場が幾らくらいかを知ろうと考えたときに、Web上の中古車一括査定サイトによって確認する方法もあるのですが、買取希望車のメーカーのWebサイト上で見積額の参考値を確認することが可能です。


その自動車メーカーのサイト上なら名前などの個人情報を全然記載せずに車種および年式のみで査定金額を知ることが可能なところもあるようですので、一括査定サイトを活用した場合のような営業電話がしつこく何回も掛かってくる可能性は低いのです。