いままで乗っていた車を売却すると、新車納入の日までに間が空くことも考えられます。




電車やバスなどで凌げれば構わないかもしれませんが、車がないと困る人はかわりに代車を手配してもらわなければなりません。




けれどもすべての中古車取扱業者が代車手配を受けてくれるというものではありません。




車がないなんて考えられないという人なら、査定を依頼する際に代車の件は担当者に聞いておくと安心です。




中古車買取専門店が査定時に確認することは、大雑把に分類すると車種や車体の色などの基本性能、ナンバープレートを含む外装の傷の状態確認や走行距離数の確認、車内の臭いや内装の状態確認、故障や事故などがあったかどうかの確認等があります。




このような事項にあてはまる場合はマイナス査定になり、加点されるケースとしては、発売されたばかりのカーナビやオーディオが搭載されている場合などがあります。




今現在の相場価格を考慮して以上の結果を総合して、最終的な査定金額が表示されるのです。




乗っている車を手放そうとする際には、万が一故障している場合には査定スタッフに申告するようにしましょう。




故障箇所の申告は必要でも、修理することは必要ありません。




故障箇所の状態によってはマイナス評価を受けることになりますが、前もって修理をお願いしてから売りに出すのではむしろ損してしまうことの方が多いのです。




買取業者が故障車を修理に出す費用と事前に一個人が故障箇所を直すのにかける費用とでは、業者が修理を依頼する方が大幅に安いです。




結局、事前に修理して査定額アップを狙ってもかかった費用分の上乗せは期待できないのですね。




こちらに非のない状態でぶつけられたりして、自分の車が大破。




それはそれでつらいですが、あとでディーラーの下取りや中古車買取に出す際は事故車扱いになりますから、値段がつかないこともあります。




では、その損失分を事故の相手方に払ってもらえるのかというと、ケース別に判例が多すぎてなんとも言えません。




また、保険会社としては当事者間で話し合いがついたとしてもそこまで支払い対象にすることはまずありません。




訴訟の可能性も視野に入れて弁護士事務所などと話し合ったほうがいいかもしれません。




車の査定額は中古車市場での流行に大きく左右されるので、高評価の車であればあるほど高値で売却することができます。




なおかつ、プラスの部分を次々と加点していく査定法を採用している業者も多く、高い値段で売ることが出来る見通しが高いです。




こういうことから、下取りよりも車査定で売却する方がお得になるといえます。