一括査定サイトなどに登録している業者は大抵、夜間でも実車査定に応じてくれるものです。


明るい昼間より夜間の査定のほうが車体のキズが見えにくいので、マイナス対象が減って査定額が高くなるなどといった説があります。


ただ、実際にはそれほどの違いはありません。


夜間は屋内照明があっても自然光には及びませんし、同じく薄暗いという点で雨や曇りの日には見えにくく、噂のようなこともあるかもしれませんが、業者もそれは承知なので厳しく減点している可能性もあります。


その一方で、磨き上げられてピカピカの車体は昼間の自然光でこそ美しさが際立ちます。


ですから、天候次第で査定がコロコロ変わることはないと思っていいでしょう。


車の買い換えをする時のことですが、私の場合は、ディーラーに下取りに出さず、中古車を扱う専門の買い取り業者に査定を頼んで、買い取ってもらうことにしてます。


ネットの一括査定サイトにアクセスして、そこにある入力フォームに車種や電話番号など必要事項を記入して登録をすると、業者の方から電話かあるいはメールで連絡がきます。


例外もあるかもしれませんが、多くの場合、4つか5つくらいの業者から連絡があります。


その時に、自分の車がいくらで売れるかを聞きます。


そうして値段の目安がわかったら、良い値を出してくれそうな業者の候補を三つ程選び、それ以外の業者については、そこでもう断りの電話を入れるようにしています。


出張して査定してくれるサービスを利用せずに査定を依頼しに店舗へ直接行っても良いのですが、多くの業者の出張査定は全部が無料とのことですから使ってみようという人も少なくありません。


買取業者のお店へわざわざ行かなくても良いというのは忙しい時などに便利ですが、わざわざ来てもらったのに買取をやめたら申し訳ないと感じる人も少なからずいます。


買取にまつわる詐欺被害も起きているので気を付けてください。


比較的高めの査定金額で客を釣って契約を結ばせ、色々と難癖付けるようなことを言ってそれよりも大幅に低い額での買取を強要してきます。


そんな額では納得できないと断ろうとすると、もう車は手元にないなどと言いだし、運送料、保管料などの理由で支払いを要求してくる手口もあるようです。


より単純な例としては、車を渡したのにいつまでたっても代金が振り込まれないという詐欺もあります。


業者が前に乗っていた車の下取りをするのは、次の車を買ってもらうためのご奉仕品のようなものです。


買取業者に買取をお願いした時のように、古い車のグレード、カラー、オプションなどの人気の有る無しは下取りの値段にはリフレクトされません。


ディーラーにトレードインする前に、いくつかの中古車買取業者の査定を受けてレートを知っておいてください。