自動車のオーナーにかかる「自動車税」というものは、年に一回請求が来て、毎年4月1日の時点での車のオーナーにその請求がかかるようになっています。


しかし、車売却の時には、残っている月数分の税金額が査定に加算されるようになっているので、月割りで税金を払うのと同じことになるので心配無用です。


但し、自動車税ではなく自動車重量税については、廃車にする場合を除くと返却される制度はないのです。


しかしながら、税金を支払った月数分の残りの金額を査定に加算してくれる場合もあるかも知れません。


自動車重量税については査定士と要相談ということですね。


買取業者に車を査定してもらう時は本人がその場にいなければいけないとする約束を設けている業者はいないと思いますが、当事者がいないがために起きるかもしれない問題を避けるためになるべく査定時は本人不在の状況を作らないようにしましょう。


今どき悪徳業者なんていないと思うかもしれませんが、悪質な例では、家族が立ち会っても所有者本人でなければ様子に疎いだろうと、こっそりキズをつけて不当な安値で買おうとする業者もいるようです。


一般的に決算時期やボーナス時期には業者も買取に力を入れてくるので、中古車を通常よりも高値で売りやすいタイミングはあるのです。


市場で需要がアップするときにはつられて買取金額の相場もアップします。


でも、車を売ろうと決心したときが決算時期やボーナス時期とかけ離れていた場合に、それらのタイミングまで待つ方が良いというわけでもないのです。


当たり前ですが、自動車売却を遅らすことで年式はドンドン上昇していきます。


車の買取相場が上がってそれなりに査定額も上がるでしょうが、年式が進むことによる価格下落幅の方が大きくなることだって多いに予想できるのです。


車の売却を考えたときに、買取り業者に売るのとディーラーの下取りで引き取ってもらうのとでは、一番優先するのが何かによってお勧めするものが変化するのです。


簡単に手続きが済むことを優先するならば、勧めたいのはディーラーへの下取りに出す方法です。


中古車の売却と新規で購入することが同時にできてしまうので、全くといって良いほど手間がかからないのです。


手間を惜しまずに、幾らかでも高く手持ちの車を売却したいのであればディーラーよりも中古車買取業者にお願いする方がベストな選択です。


何社かの査定士と価格交渉することで、見積金額を引き上げることも可能になるでしょう。


車の売却時にまだローンが残った状態だと、残りを全部払い終えてからでなければ売ることは不可能です。


ローン返済中は車の所有権はローン会社が持ち、名義もローン会社であることが普通だからです。


業者に売る前にローンの残りを完済できるのなら構いませんが、できないのであれば例えば買取額から債務の残りを差し引くというやりかたもあります。


しかしこれにはローン会社の許可が不可欠で、必要書類も多くなります。