嘘憑き

林檎食べようと思って切ってたら指まできってた。
痛くないから気付かなかった。
流石に指は食べれないな。

バイト嫌だな。行かないとな。

何もしたくない。
でも、しなきゃならない。
レポートだってあと30枚残ってるんだ。
止まるな、止まらない。
進め。
切りたい、けど切ったら駄目だ。
でも切りたい、切らない、切りたい。
また切ったの、なんて言わないでくれ。

頑張るから。
愛とか知らない、邪魔なだけだ。
友達?邪魔。
心?邪魔。
命?邪魔。
誰か殺せよ。私を。
死なせて。強くないんだ。不器用なんだよ。なんで分かってくれない。散々人を振り回しといてお前らは幸せなんだろうな。本当、殺したい程憎いよ。
一番憎いのは自分だけど、ねえ。

涙が、なんで、止まらない?
苦しい、苦しい。
痛い、凄い痛い。
締め付けられてる感じがする。

治りかけてた心が、また砕けた。
ばらばらになっちゃった。
みんなが寝静まったら切ろう。
もう頑張ってやめる必要なんかない。
必要なんかない。

裏切られた。傷付いた。
お前なら大丈夫、みたいな事言われても困る。
私だって傷付くんだ
どうでもいい存在なら放ってる。

半年くらい切ってないし、これからも切らずに頑張れると思ったのにな。

私は、分かりにくい性格だから、分かってもらえない。自分でも理解できないのに他人に理解できる訳がない。でも、誰か理解して欲しいんだ。

どうでもいい存在は私なんだろ。君が私をどうでもいいと思ってるんだろう?
いらないものは切り捨てる
いらない者は切り捨てる。
切り捨てられたのは、私。