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RAT2とBIG MUFFとDS-830

こんばんは、完全に風邪引きました。
鼻水が止まりません。羊毛です。

免許は無事帰ってきました。
もう運転できます。車あらへんけど。

さて今日もエフェクターについて書こうかな、と。
カテゴリ化してみました。
今日は俺の使ってる歪みエフェクターの中から、今回は特にディストーション系について。

・RAT2
RATと一言で言っても、ビンテージRAT、USRAT2、チャイナRAT2、ターボRATとか色々あるわけですが、今回紹介するのは俺が使ってる、現在生産されているチャイナRAT2です。
よく楽器屋さんで新品10000円くらいで置いてるやつです。
以降チャイナRAT2の事を現行RATと呼びます。

現行RATはビンテージ、USRATより、一層ファズっぽいというか、歪みのレンジが深く、荒いサウンドになっています。
その代わりというか、ノイズが乗りやすいですね。
手っ取り早くそれっぽいディストーションが欲しい人にオススメです。

使い方とかの例ですが(あくまで俺の場合)
ディストーション/フィルター/ボリューム
の三つのノブがあります。
フィルターというのが、簡単に言うと他のエフェクターのトーンなんですが、左に回せば音が前に出て、右に回すと音が引っ込むと、逆になってます。
フィルターを全カットにしてしまうと大変耳が痛いサウンドになる場合が多いです、気をつけましょう。

メイン歪み(リードギター)として使う時は、時計の表示で
2時/10時半/11時
メイン歪み(バッキング)として使う時は
10時半/12時/11時
ブースターとして使う時は
9時/9時半/14時半
シューゲイザーする時は
MAX/14時/12時

くらいで使ってます。
メイン歪みの時は普通に使うと少しキンキンするんで、アンプのトレブルを少し下げたり、リバーブやショートディレイで丸くしたりしてます。

シューゲイザーする時はどうせエフェクターこれだけじゃないし、色々被せるのでケースバイケースですが、ジャズマス(リア)をJCのLOWに繋いで、アンプのベースを9時、あとは12時にしてこのセッティングにすると遠くで漣が鳴ってるみたいなサウンドになって、個人的に凄く好きです。ブリッジミュートしてやると、これまた気持ちいいし、フィードバックもいい感じに出ます。

基本的には、メイン歪みかブースターとして使用される方が多いと思います。
RATをブースターにすると結構音色は変わりますが、尖った音がカッコいいです。でもやっぱりキンキンするんでディレイ・リバーブかませるのをオススメします。


・BIG MUFF。
続いてはマフ。ノイズ系をやるなら避けては通れないエフェクターらしいです。
BIG MUFFもRATくらい色々あるみたいですが、マフに関してはそんなに詳しくないので割愛。

俺が使ってるのはnano BIG MUFFです。
ビッグマフと言えばボードを圧迫する巨大エフェクターですが(その大きさのあまり、本体を半分に切って基盤とスイッチを上半分に移動させた猛者もいるとか)、こいつはビッグマフを名乗るくせに小さい変わり種です。

2013年製、まだ1歳ですねこの子は。
小さくて可愛いこいつですが、とんでもなく凶暴な音が出ます。ファズディストーションと銘打たれてる筈なのですが、踏んだ瞬間ギター本体のボリュームを切ってても溢れ出るノイズ!低音の割れたサウンド!!こいつはファズです。ファズ以外の何物でもありません。

まあ歪みを下げれば普通のディストーションとしても使えますけど、マフらしさを出すなら断然歪みフルやと思います。

俺は結局まだファズブースターとしてしか使えてませんが、確かにこいつを使い始めてから世界が広がりました。
ギター単体で聴いても面白かったけど、アンサンブルの中にぶち込んでみると、こういうのもアリなのか!と気付かされました。

ちなみにノブはボリューム、トーン、サスティーン(歪み)になってます。
サスティーンてお前、確かに音は伸びるけどお前、それもうフィードバックになってんじゃねえか!ってツッコミは無粋なんでしょうかね。

ちなみに俺の設定は
12時半/12時半/MAX
となってます。
つなぐ順番としてはメイン歪みの後にしてます(直列)が、マフを入れて3つ以上の歪みを同時に踏むとアンプがトびます。他の歪みで3つ踏んでもどうって事ないですけど、マフ入れるとトぶことがあります。気をつけて。

・DS-830
最後にMaxonのDS-830。
今日紹介したエフェクターの中でもRAT2と並んでお手頃価格で、手に入りやすい上にとても使いやすいディストーションです。

今日の三つの中では一番音色が丸い物になるかと思います。
でも何故かシューゲイザー、ノイズ界隈でも人気のエフェクターなんだとか。
RATとタメ張るくらい歪んでくれますからね。他にも理由があるのですがそれは後述。
以前参加していたバンドでは、メイン歪みで有ったこともありましたが、今は基本的にブースターとして使っています。たまに勿体無い使い方と言われますが、そんな事はありません、持ってるエフェクターの中で、こいつにしか出来ない事があります。

DS-830の最大の特徴、それはノブが
GAIN/BASS/TREBLE/LEVEL
の四つあることでしょう。
そう、ただの歪みやブースターとしてだけでなく、イコライジングも(MIDこそありませんが)できるんです。

普段RATのバッキング設定にしておいて、ソロのところでボリュームと一緒にベースをブーストしてやると、ガツンと音が前に出てきてくれます。
また、DS-830をメイン歪みで使っておくと、クリーンとイコライジングまで変わるので、曲のメリハリをバシッと出したい時とかに使えると思います。

シューゲイザー界隈に人気な理由も多分このイコライジングノブにあって、トーンと違って出力そのものを上げることができるからやと思います。
こいつのフルテンはやったことないし、怖くてようやらんです。笑

俺はさっき書いたRATをバッキング設定で普段は音を後ろにひっこめといて、DS-830で前に出す使い方をよくやりますが、クリーンブースターとして使うのではなく、少しだけDS-830の歪みを混ぜてやる事でより好みの音になります。好みの話なんで参考にはしなくてオッケーです。

お手頃価格で扱い易く、ディストーションらしいサウンドも作れ、しかも奥の深いエフェクターです。

しかし何故そんな便利エフェクターをメイン歪みじゃなくてブースターに?と思われるかと思いますが、単体で歪ませた時の音色が個人的にあんまり好きじゃないからです。好きな人は是非メインに。

ちな設定

ブースター時
8時/2時/12時/3時
メイン歪み時
13時/10時/12時/11時
前のバンドの時
MAX/1時/12時/11時


・まとめ
現行RAT、nanoBIGMUFF、DS-830と三つのディストーション系エフェクターを紹介させてもらいました。
以下簡単な特徴を五段階で(個人的な意見です)

・現行RAT
歪み量:☆☆☆☆★
ディストーションらしさ:☆☆☆☆★
使い勝手:☆☆☆☆☆
値段:☆☆☆☆★
個性:☆☆☆★★
サイズ:☆☆☆★★
ノイズ:☆☆☆★★
音抜け:☆☆★★★
音色:☆☆☆☆★

・nanoBIGMUFF
歪み量:☆☆☆☆☆☆☆☆
ディストーションらしさ:☆☆★★★
使い勝手:☆★★★★
値段:☆☆☆★★
個性:☆☆☆☆★
サイズ:☆☆☆☆☆
ノイズ:☆★★★★
音抜け:☆☆☆☆☆
音色:☆☆☆★★

・DS-830
歪み量:☆☆☆☆★
ディストーションらしさ:☆☆☆☆★
使い勝手:☆☆☆☆☆
値段:☆☆☆☆★
個性:☆☆☆☆☆
サイズ:☆☆★★★
ノイズ:☆☆★★★
音抜け:☆☆☆☆★
音色:☆☆★★★

こんな感じで今日のエフェクター紹介終わります。雑記をやる筈のブログでまさかこんな事になるなんて。笑

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