話題:うちごはん*.゚
戦利品のねこねこ食パンのプレーンでピザトーストを作った。
形が潰れないようにスライスするのが少々大変だったが、可愛らしい形が台無しにならずに済んで満足。
個人的にねこねこ食パンは焼かずに生で毟って食べるのが好きだが、こういう食べ方もたまにはありかも知れない。
2021-2-22 21:00
話題:購入品
猫の日なので、ねこねこ食パンを買いに行ってきた。
が、考える事はみんな一緒らしく、焼き上がり時間5分前に店舗に行くとエグいくらいの行列が…。
もう少し早く並んだ方が良かったと後悔したが、何とかねこねこ食パンの猫の日セットを購入出来た。
中身はねこねこ食パンのプレーンと、ねこねこ食パンのポーチ。
ポーチは季節感も無く、シンプルなデザインなので何にでも使えそうでグッド。
ただ縫製がやや雑なのが残念ではあった。
使い勝手が良さそうなので、補強してから使おうと思う。
2021-2-22 20:55
話題:今日見た夢
緑が鬱蒼と繁る細い山道を歩いていた。
山道とは云っても、ある程度人の手によって整備されていて、麓から続く緩やかな傾斜を辿るように登っていく。
堆積した枯れ葉を踏み付けて歩く足元からは、ザクザクとした軽い音が鳴り、生き物の気配が一切感じられない山中へ響いては溶けるように消えていった。
辺りは密集して伸びる枝葉に光を遮られ、昼間だというのに薄暗く、頭上には暗く影になった木々の間から細く続く青空が僅かに見える。まるで谷底から空を見上げているようだ。
鮮やかな青と、暗く濃い緑のコントラストがやけに目にこびり付く。
暫く歩いていくと、やがて平らに均された石畳の道が現れた。其処を道なりに真っ直ぐに進む。
道幅は相変わらず細く、青々と茂る枝葉に陽光を遮られ薄暗い。たまに木々の隙間から木漏れ日が落ち、苔むした石畳に白い幾何学的な模様を作っていた。
整備はされていも、手入れがされていない道はどうにも歩き辛い。
石畳の一部を突き破り盛り上がった木の根に何度も躓きそうになったが、それよりも厄介なのは足首まで積み重なった落ち葉だ。歩く度に足が沈み、靴の隙間から砕けた葉が入り込んではチクチクと不快な痛みをもたらし、何度か足を止めざるを得なかった。
それでも先へと進む。何か目的があって此処を歩いている筈なのだが思い出せない。
チクリ…と再び足に不快な痛みが走った。またか、と思いつつ足元に目をやる。濃く艶の残る緑色の葉が枯れ葉に蓋をするように被さっている。
それに混じり、細長い暗緑色のものが幾つも落ちているのが目に入った。
何かの植物の一部だろうか?
薄気味悪く感じたが好奇心が勝ってしまい、まじまじとそれを眺める。
長さや太さ、見た目は萎びた胡瓜のようだが時折、痙攣するようにピクピクと蠢いていた。
何処なく巨大な芋虫にも見えなくもなかったが、くねらせるような体の動かし方がそれとは違うし、何より気持ち悪さを然程感じはしなかった。
何気なくそれを拾い上げる。思ったほど柔らかくないゴツゴツとした体は少しひんやりとしていて、やはり胡瓜を彷彿とさせる。ただ、胡瓜と違うのは細い手足が生えており、バランス的に頭と思われる部分には単純ながらも顔のようなものが見て取れるという事だ。
糸のような垂れ気味の細い目、嘴のような尖った口。ゆるキャラのような簡素な造りのその顔を見た事がある気がし、手首を返すと胡瓜の頭頂部を見た。其処にヘタは無く、その代わり皿のようなものが付いている。
…カッパ?
そう、妖怪でお馴染みの河童を彷彿とさせるのだ。
見た目こそ胡瓜だが、見れば見るほど河童だった。しかも耳を澄ますとそれは声を震わせながら水…水…と呟いている。
何とかしてやりたいが生憎、周りに水はないし私の手持ちにもない。
しかし見捨てるわけにもいかず、どうせ死ぬのであれば駄目元で水を探してやっても良いだろうとそれを片手に掴んだまま先へと進む。足元にはまだ同じものが幾つも転がっていたが、生きているかも怪しい状態だったので見ない事にした。
水気のありそうな場所を探しながら進むも、一本道となっている石畳の周りには木々が濃密に茂るのみだ。沢どころか水溜りも無い。
大体、この先にあるものすら何か分からないのだ。水が見つかる保証など皆無である。
それでも先へ進む。日が陰ってきたのか、ますます辺りは薄暗くなり、木々が作り出す闇と其所からぽっかりと顔を覗かせる青空の明るさに思わず目を細めた。
と、一際広い場所へと辿り着いた。石畳が一面に広がる其処は満遍なく白い光が降り注ぎ、酷く目が眩む。
光に霞む目で辺りを見通すと、広場の奥に祠のようなものが一つだけポツンと建っていたがその他には何も無く、また何処かへ続く道のようなものも無い。どうやら此処が終点のようだ。
まだ光に目が慣れず、帽子を深く被り視線を下げたまま広場へと足を踏み入れると視界の端に煌くものが見えた。
そちらに顔を向けると池のようなものがあった。四角く切り取られた石を組んで作られたそれは枯れ葉や枝などが堆積していたが深さはそこそこあり、溜まっている水は澄んでいる。木々の枝葉が影になり暗くなっている部分はよく見えないが、たまに水面が波打ったり黒い影が水底を横切るのを見るに、何かしらの生き物が棲んでるようだ。恐らく、水質はそこまで悪くはないだろう。
そう判断を下すと、手にしていた胡瓜…もとい河童を池へと放り込んだ。
ちゃぽんと間の抜けた音を立て水没していったそれは、ゆらゆらと水底を揺蕩うとやや間を置いて体をくねらせながら影の方へと消えていった。
人の言葉が使えるくせにお礼や別れの言葉は特に無かったし、別に欲しいとも思わなかった。
やる事は成したので祠へと向かう。
雲一つない青をバックに佇む祠は特に凝った装飾もなく、簡素な作りをしていたが不思議な雰囲気を纏っていた。
目的はまだ思い出せないが、きっとこの祠に用があったのだろう。
近付けば近付く程、胸の奥に何とも云えない感情が溢れてくる。懐かしくて泣きたくなるような、そんな感情を郷愁と呼ぶのだろう。
祠の前に立つ。私の身長と変わらない高さのそれは雨風に晒され、木製の表皮が所々白く脱色していたが、しっかりとした姿で私を迎えてくれた。
感極まり、抱き付くように祠に体を寄せる。
まるで母親の腕に抱かれているような安心感、そして、ただただ懐かしかった。
久々に記憶に強く残った夢だった。
木々の合間から見える空の鮮やかで濃い青と、枝葉の暗い緑のコントラストが目覚めた後でもハッキリと目蓋の裏に残っている。
2021-2-22 07:15
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