昨日に引き続き、四季折々の高新を考えてみようと思います。
高新って夏が似合う気がするんだよね。でも真昼じゃないよ、夕暮れ〜夜にかけての頃合いだよ(細かい)。夏の夕暮れが高新には似合う気がするんだよ!
昼間うるさいくらいに降り注いでいた蝉時雨がいつの間にかひぐらしの鳴く声に変わり、空は薄紫と橙が入り混じったような宵闇の色を帯びる頃合い。空気は昼の終わりと夜の始まりを漂わせて。
夏も終わりの方だといいな。昼間の残暑から一転、夕方はぐっと涼しくなるこんな季節。
そういう空の下、高新が川沿いに佇んでいたら凄く萌える。耳に届くのは川のせせらぎとひぐらしがカナカナと鳴く音。そういう感じだったら、原作でも3Zでもいい。
原作だったら何だ、薄暗い感じで(やっぱりか)。
何だろうなー、原作高新の、
『好きとか愛してる以前に、むしろ付き合っているのかどうかすらも分からん』
みたいな雰囲気が凄く好きだ(どうなんだろう)。だって晋助、言わないじゃん。間違っても「好き」だの、「愛してる」とは言わなそう。3Zでも言わなそうなのに原作ときたら…というか、そんな感情を自分が抱くということを晋助は信じられない気がする。信じたくないというか。だから言わないし、自分が新八に抱いている感情に気付いてすらいなくてもいい。晋助だしなぁ。
でも今までしてきた遊び(女摘んで飽きたら捨てるみたいな)とは違い、何故か新八には飽きない晋助。むしろ新八との関係を面白いとすら思っている晋助。この、
『今までふしだらだったのに、受けにハマった途端に受け一筋になる攻め』
は凄くいいと思う(萌え)。高新ぽい。土新だと絶対違うので、高新ぽいと感じる。でも繰り返しますが、晋助だからそんな自分には気付いてません。
一方、新八も新八で自分が晋助に対して抱いている気持ちに気付きそうになりつつ、必死で無視しているといい。有り得ないと思っているといい。でも晋助に絡まれるとつい構ってしまうというか、怪我をしていれば手当てしちゃうし、お風呂にも入れちゃう新八(そんなの書いた気が)。でもそんな風に構いつつ、いちいち晋助の一挙一動に反応してしまう自分に辟易している新八。もう関わりたくないとすら思ってるのにね!
この矛盾ですよ。
そう、矛盾なんです!
ユカリの高新萌えって、この矛盾からくるハアハアなのかも。