眠れない夜に

漠然と、ただなんとなく
あなたのこと好きに
なるんだろうなって思ってた

距離が縮まるのに時間は要らなくて
自然と傍に居るのが
当たり前になってたね。

好きな気持ちもお互い承知の上で
でも忘れられない人が要るのも
わかってて微妙な距離を保ってた。

何も変わらない、
でも一番近くにいる
そんな都合のいい関係のほうが
居心地よく感じてしまったんだよね。

覚悟がなかった。逃げただけ。
どんなに後悔してももう遅いけど。

元カノさんの影を感じて
少し距離を感じ始めてたのに

いくらでも一緒に歩む覚悟ができたって
伝える機会はあったのに
逃げ続けた結果がこれだよね。

もう会えないって感じたとき
初めてわかったよ

大好きで大好きで仕方がなかったこと。
どうしようもなく大切な存在で
貴方が居なくなることが
自分でも驚くほど苦しいってこと。

涙が止まらなくて笑い方さえ
わからなくなっちゃって
それでももう一度名前を呼んで
抱きしめてくれる貴方の姿を
期待したりして…

最後まで大好きだよって
言えなくて。
それでも伝わってると思ってたし
貴方からの思いは途切れないって
思ってた。勝手ちゃんでごめんね

言葉にして伝えれば良かったね。
そうすれば貴方は揺らがなかった？

最後まで甘えてごめんね。
でもずっと繋がっていたかった

終わりなんていらないよ。
そんなの望んでない。

なのに前の人のところに
行っちゃうの？
二番でいいなんて言わないよ。
一番しかやだ。

こんなに苦しいのに
みんなの前で今までみたいに
接するなんて器用なこと
できないよ？

もう苦しませたりしないから
って貴方からの言葉
今こそ守るべきときだと思うよ？

ねぇ。ねぇ。…ねぇ。

いつもの笑顔で帰ってきて？