義理の妹の話。
私が旦那と結婚して3年目頃だったと思う。たまたま近くに行ったので義実家に寄ると、丁度義弟が彼女を連れてきた。
(この時私は義弟と初対面。顔合わせは両親のみ、結婚式は私も旦那も希望していなかったのでフォト婚というやつで済ませました。)
義弟と言っても、同い年。そして義弟が紹介した彼女、もう結婚決まっていたけど…は歳上!
田舎の高校生かよ、っていうメイクのわりに歳いっててびっくりした。
その年の大晦日、義弟は夫婦でやってくる。義理の妹は片付けを手伝おうとしない。みんなで喋るのに声が小さい。もそもそ喋るのが正直鬱陶しい。いい歳してかわい子ぶってんのか、昔からそうなのかは知らんが、私をイラッとさせる天才だと思った(笑)
いい印象はないまま、翌年の大晦日。
1年ぶりに顔を合わせた義妹は、妊娠していた。予想はしていたよ。歳が歳だから。
1年ぶりに会う私と旦那に直接「妊娠しました」という言葉もなく、ご飯を食べ始める。ふと義兄が「生ものばっか買っちゃったね」と言う。
毎年大晦日はお寿司にお刺身、揚げ物が並ぶ。飲み物もビールや緑茶のみ。男4人兄弟の義実家で皆んな集まるのに、妊婦ひとりの為にあれこれ買えないよね?
「お水貰っていいですか?」って、義母から渡されたペットボトルのお水のラベルを確認する義妹が「水道水って書いてある」と言い出す。
私が妊婦だったら、絶対自分用に飲み物や食べ物少しは持って行くけどな!準備してくれてたら頂くけど。
考えがとことん違う義妹にちょっとイライラ。
ご飯もひと段落すると、義妹は義姉に「甥っ子くんの時どうでした?」と質問攻めで、とにかくマタニティハイ。見ていられない。
義妹の相手をする義姉は心配そうな顔で私を見る。
そうなんです。私たち夫婦は結婚4年で妊娠希望だけど、なかなか授からない。授からなくて辛いとは一言も言っていないけど、義兄夫婦も不妊治療の末に甥っ子を授かっている為に多分私の気持ちを義姉は察してくれていたと思う。
それが辛かった。
でもその辛い気持ちを察してくれているかのように、私にべったりな甥っ子。義妹には全く寄り付かない甥っ子。小さい頃から遊んでるのもあるだろうけど、本当に救われた。小さい子ってそういう能力あるのかな?
トミカが好きな甥っ子と「ぶーーーんキキーーーっ!」って遊ぶのがとにかく楽しかった。
あの大晦日からコロナもあり、義実家にすら行けていないので義妹のことは何にも知らない。聞きたくもないけど(笑)
私は妊娠しても、ハイにならないように気をつけたいし、SNSでも投稿しないと決めている。
5年くらい前、まだ現役ガイドだった私は仲良しの後輩と2人で思い立って広島旅行を計画。
大和ミュージアムや原爆ドーム、資料館を見学したり、厳島神社参拝したり、お好み焼き食べたり、広島を満喫した3日間だったけれど最終日に事件が起きた…
新幹線の時間もあるので、少し早めに観光を終え駅の近くに戻りプリクラ撮りにゲームセンターへ。平日の昼過ぎはガラガラ。
後輩と適当に選んだ機械で撮影を済ませて、落書きコーナーに移ろうとパッとカーテン?を開けたら慌てて走り去るカメラを持った男…
最初は気に留めてもなかったけど、よくよく考えたらあれは盗撮していたんじゃないかと思った。
まずゲームセンターで一眼レフっておかしすぎる。真夏だったので私はミニスカート、後輩はワンピース。ターゲットになってしまったみたい。
ま、私はストッキングに、更に真っ黒な可愛くない冷やさない為のパンツ?を履いていたし、後輩も下にちゃんと履いてたから直接下着は写っていない。
帰ってから気付いたので何も対処出来なかったけど、他の子が被害を受けたら可哀想だなぁとそれが気がかり…
楽しい思い出の中に、クソ男の思い出まで出来た話…あいつ捕まってたらいいけど…
今年の夏はいつもと違う
嘘、ほぼ同じ。
結婚記念日に旅行や外食が出来ないだけで、毎年お盆休みはうだうだうだうだ、うだうだしまくりなので結婚してから変わらない過ごし方。
とは言え、旅行したかったのが本音…
去年は軽井沢旅行、一昨年はお高めの焼肉でお祝い…今年は恒例のディズニーも行けなかったし、日帰り旅行も。
旅行は私の1番の癒しなのに。旅行出来ない最近は益田ミリの旅エッセイを読んでばかり。
元バスガイドの私としては予定を立てずにふらりと出かけるミリさんを尊敬してしまう。
旅行前に道順確認、営業時間確認、料金等確認は必須。更にその土地についてや行き先の神社仏閣等の勉強をして、当日はバスガイドさながら旦那さんに案内をする。
たまには何も決めず調べずにふらりと出かけるのも、思いがけない出会いがありそうで楽しいだろうな。コロナが落ちついた時は、ふらり旅をしてみたいと思った。
とりあえずこのお盆休みはいつも通り、うだうだ過ごすことにする。
どうでもいい話
私のことなんて知らないだろうけど、またエムブロに戻ってきた。何度目だろう。
ふとここに戻ってきたくなる。