話題:今日見た夢
夢2つくらい見た。ひとつはなんの脈絡のない夢だったが意味不明。


夢ひとつ目。地方都市らしき街中を歩いていると、赤いバギーにイケてるおじいちゃんふたりが乗っていた。
おじいちゃんふたりは通りすぎる時に大声で「あっちにすごい神社があるから行ってみろ〜」となぜか勧められた。


その神社は郊外、それも断崖絶壁の上にある。難攻不落な神社とも言われていた。
その神社はたどり着くまでが大変。神社は海の近くにあった。海が青々としていたから、南の方の地方都市かもしれない。

断崖絶壁と書いたが、わずかに傾斜があった。
舗装された急勾配の坂道を登り、そこから先は岩むき出しのところを登らなければならない。岩は鎖を頼りにして登るしかない。

よく見たら岩の隣にめちゃめちゃ急勾配な石段があった。石段とあるがほぼ垂直。こっちにも鎖はある。これ、ロッククライミングじゃん。


カメラワークがドローンから撮ったような映像になった。断崖絶壁の神社を上から見てみたら〜的な。
岩がゴツゴツとしている隣に、ほぼ垂直の石段がある。鎖はどこか頼りないが、なんとか登りきった。

神社はそれはそれは立派だった。なんでこんなところに立派な神社があるんだ状態。
しかも参拝客も多い。どこからこの人達は来たんだろう…。神社の横に広々としたスペースがある。観察してみた。
広々としたスペースから下にはなだらかな坂道があるではないか!!参拝客はそこから来たのか!
あの苦労はなんだったの!?

断崖絶壁登る時に、死ぬかと思ったのにこのオチはないわ…。



夢2つ目。脳内設定の対怪人組織ゼルフェノアの夢だったが、つかの間の日常回みたいな平穏な内容だった。
時系列は後半なのかな…。
本編とは全然関係ないやつ。鼎生存ルートですね。もう生存ルートで良くない?…っていう。


夢では主人公の晴斗視点で話が進んでる。晴斗は高校とゼルフェノアの二重生活をしているので急に怪人が出ない限りは→学校が終わってから部活感覚で本部に行ってる。

晴斗は本部に来ると最初に宇崎に顔見せをする。宇崎はだいたい研究室か司令室にいる。
怪人が出ない貴重な平穏な日、ゼルフェノアでは隊員達は何してるかっていうと。鍛練してたり休んでたりそれぞれな感じ。

「鼎さんどこにいるかわかりますか?」
晴斗は宇崎に鼎の居場所を聞いていた。オペレーターの一葉は小さなホワイトボードを出すと鼎のところを指差した。
「午前:訓練所 午後:射撃場」とある。射撃場…?

「…あ。晴斗、お前射撃場には行ったことないんだっけか?鼎は射撃場にいるから案内ついでに連れてってやろう」宇崎、めちゃめちゃ乗り気。

艦内のどこにそんな施設があるんだよ…。場所は訓練所の側らしいが、訓練所は道場みたいな場所なのでちょいちょい行ったことはある。
訓練所の近くにはトレーニングジムも併設されている。


「ほーら、ここが射撃場だ。音がバンバン聞こえているだろ?鼎は銃の腕を上げてるだろうから邪魔すんなよ〜」
「あ…はい」
晴斗はおそるおそる射撃場へと入った。そこには対怪人用のハンドガンを手に的に向かって撃っている鼎の姿があった。刀で戦っているイメージが強いせいか、新鮮だ。


よく見ると、鼎の他にも髭もじゃの熊のような体格のいいおっさんもいる。…この人、誰?
鼎は晴斗に気づいたようだ。

「来てたのか」鼎は撃つのをやめて振り返った。動きにくいのか、戦闘服の前を開けている状態だった。インナーはスポーツウェアだろうか?鼎さんが肌を露にするなんて珍しい。
見たところ、体の火傷の跡は目立っていないように見えるが…。

「こういう日って貴重だから教えてもらいたくて」
「対怪人用の銃の扱いに関してはあの人に聞いた方が早い」
鼎は熊のようなおっさんを示した。
「この人はハンターの熊谷だ。普段は東北にいるのだが、本部に報告ついでに来たそうな」
「よろしくなー、坊主。いや、晴斗くん」
熊谷はニコニコしながら挨拶した。
「よ、よろしくお願いします」晴斗は少し戸惑いを見せた。
熊谷は強面だが、優しそうだ。見た目は熊っぽいし、監督っぽくも見えるがこのおっさんもゼルフェノアの隊員!?格好がハンターすぎる。

「それにしても俺はびっくりしたぞ。知らない間にまさか鼎が司令になっているなんてな」
「便宜上の形だけの司令ですけどね」
「鼎、体の火傷の跡だいぶ目立たなくなってきたように見えるが、相変わらず顔はひどいのか。目にもダメージが行ったって相当だろうに」
「熊谷、この仮面の意味わかっていないだろ。飾りではない。これ(仮面)なしでは外出もままならないくらいに生活に支障が出ているのだが」
鼎は少し怒りぎみに言うと、黙りこんでしまった。
熊谷は慌てて取り繕う。
「す、すまん!デリケートなことを言ってしまった。許してくれ」
「いや……もう慣れたから…」
鼎は戦闘服の前を閉めた。


よく見ると鼎の首筋にひどい火傷の跡がある。顔はそれ以上らしい。熊谷はやらかした顔をした。
なんか空気が微妙になった。気まずい…。

熊谷は気を取り直して晴斗に銃の扱いを教えた。
晴斗は対怪人用の銃に慣れていない。1回使った使わないかくらい。
一方の鼎はバンバン的に当てている。射撃場は鼎のストレス発散も兼ねているようにも見えた。


司令室では宇崎と一葉がまったり会話している。
「晴斗のやつ、銃使えるようになるかな〜?熊谷いるからどうだろ?」
「でも熊谷さんって前にちょっと言動に問題があって、どうとか聞きましたが。
それで東北に左遷されたんでしたっけ。支部じゃないとこに」
「あぁ…あのセクハラ疑惑ね。今は疑惑が晴れたけど、またやらかしたらクビかもな。
あいつデリカシーないから、無意識に傷つけてんだわ。鼎はそのターゲットにされてたらしい。鼎が仮面着けてるから大丈夫と思い込んでたとか、ありえんぞ?
あいつにとっては仮面=顔だ。
そりゃ触られたら嫌がるだろうに。
鼎関係では事件の火傷絡みで禁句があるからなぁ。
だから鼎に対しては言動に気をつけろって、散々言ってんだ。
あのマスクは身体の一部だっていうのに、まだわかっていないやつがいる。
何のために鼎のバックアップやら仮面の改良やら、してんだと思っとんじゃー!」
宇崎は少しキレていた。


一葉はコーヒーを持ってきた。
「まぁまぁ、落ち着いてコーヒーでも飲みましょうよ」
「鼎はああ見えて、彩音の他にも晴斗が心の支えになってるみたいだな。あの連携プレーを見ていると」
「いつの間にあのふたり、信頼関係すごいことになっていますよね」
「ああなるまでに紆余曲折あったみたいだけど、良かったよ。晴斗が来た当初はハラハラしたなー。晴斗も当初は知らないから、鼎を傷つけてしまっていたからな。
互いに背中を預けれる関係って相当じゃないか?」


射撃場では晴斗が的になんとか弾を当てれるまでにはなっていた。まだぎこちないが。
鼎は「訓練所にいる」と力なさそうに告げると射撃場を出た。鼎は少し傷ついていた。


訓練所では鼎の同期の空操(からくら)がひとりで鍛練をしていた。
「あれ?鼎さん、また来たんですか?…どうかしました?なんか元気ないように見えるけど…」
「空操…すまない、しばらくここにいたいだけだ。構わないでくれ」
空操は察した。鼎さん、何かあったな…。


空操は鼎の同期なだけあって、ゼルフェノア契約初期の鼎を知っている。
鼎は最初、火傷による身体のダメージもあり約5分戦闘出来るのが限界だった。

やがて少しずつ鼎専用のプログラムをこなしたことで戦闘時間は伸びたが、それでもリスクからは逃れられない。
リスク軽減のために仮面の改良も実行されている。

鼎の身体の負荷は並みの人間の倍というのもある。だから出撃時、鼎が出撃する場合は救護隊員も配置するようにしている。


しばらく射撃場で訓練した晴斗は疲れていたようだった。
熊谷は鼎を傷つけたことを思ったのか、晴斗に告げてから本部を出た。
「俺はもう本部には来ない方がいいかもしれねぇ。鼎ちゃん…鼎に悪いことをしてしまった。おっさんは引っ込むよ」
今、鼎「ちゃん」って言わなかったか?このおっさん。

晴斗は疑惑の目を向けた。

なんかこのおっさん、影で女性隊員のことを「女の子」とか「ちゃん」呼びしてそう…。なんか気持ち悪い。


鼎は落ち着いたのか、空操と組み手で手合わせしていた。
気が合うのか、息も合っている。
空操は格闘全般色々やってる近接戦専門みたいな人だが、一応銃も使える。…が、基本的には使わない。
空操はムードメーカーみたいな人でもある。



ポッと出のハンターのおっさん、すげー邪魔。
こいつはセクハラ疑惑で後にクビになってそう。
鼎さんがターゲット…たぶん仮面を許可なく触られたとかか?
本人からしたらものすごく嫌なので屈辱しかないもんな。セクハラ…なのか?


脳内設定では鼎の仮面は緊急時(命に関わること)以外は他人に触らせたくないってのはある。

人前で自らの素顔を見せていい、心から許している人はわずかしかいない。
見せていいのは宇崎・彩音・御堂くらいで、後に晴斗も話次第で加わるか?
一葉も鼎の素顔は知ってます。

前半で怪人に仮面を無理やり外されたやつは、鼎が精神的にダメージを受けたのも頷ける。