たとえ全く乗っていなかったとしても持っているだけで維持費がかかるのが自動車です。
じっさいに利用可能なバスや電車などが自宅の周りに多く存在し、自動車を所有していなくても交通の便に不自由しないならば車を売ってしまうことで家計簿的に大きく削減可能です。
そんな維持費の内容を見てみると、車検や定期検査の料金、自動車税や自動車保険代金、持ち家でなければ駐車場の代金も負担しなければいけませんね。
全ての合計を見ると、およそ年間数十万円にもなる場合だって珍しくありませんからビックリですよね。
中古車買い取り業者の査定を受ける際、その前に車検を済ませておいた方がいいのかどうか、判断しかねて迷う人も多くいるようです。
本当のところを述べますと、車検の期限直前の車を、査定額を少しでも高くしたい、という目論見から車検を済ませたとして、車検にかかった数万円、この金額より車検を済ませたことによるプラス査定分が大きくなる、ということはあり得ません。
売りたい車の車検が切れかかっている場合は、新たに車検を通さないまま業者の査定を受けて、売却してしまった方がお得だということになります。
出張買取を申し込んだとしても、必ずしもその車を売ることは必要ではありません。
買取価格に不満があれば断ればよいだけなのです。
車買取業者の中には、車を売るようしつこく迫ったり、出張や査定にかかる費用を請求してくるところもあるので、注意を払って下さい。
まずは口コミを読んでから出張買取の申請をするのが良いでしょう。
車を手放す際に買取と下取りのどちらを選べばいいかというと、できるだけ高く売りたいなら買取です。
下取りは買取より安く手放すことになってしまうでしょう。
下取りに出した場合、評価されない部分が買取ならプラスになる場合もあります。
特に事故車を売ろうとした場合は、下取りだと非常に評価が低く、廃車費用を求められることもあります。
原則的に、車査定において持っていなければならない国家資格はありませんが、国家資格の代わりに国が推奨する民間の資格として中古自動車査定士があります。
この資格は日本自動車査定協会(JAAI)によって認定される資格であり、大型車、小型車の二種類存在しています。
実務経験が半年以上あって、学科と技能試験に受からないと資格取得が叶わないので、この中古自動車査定士の資格所持者は、ある一定以上の経験や技能があるということがうかがえるのです。