話題:ドラゴンクエストシリーズ

第十四話

目が覚めると、どうやらマル姉が運んでくれたのか、岬の先端の空き家にいるみたいだった。

マル姉が見当たらないと玄関に向かったら、マル姉が薪を持って入ってきた。

服が濡れてるから、火を焚いて乾かそうとしてるみたい。

むむっ!?コレは暖炉の前でお互いの冷えた身体を暖めるパターンか!?

よよよよし!ワイこここ根性見せるぞぞぞ!と気合いを入れたが緊張で体が動かず、普通に服が乾いて大人の階段昇れず。

普通に体も温まったので空き家を出て、ユグノア王国跡地に再び向かう道中で、無敗将軍がまたもや立ちはだかる!

王の命令は絶対だ!と言うグレイグ将軍の猛攻にマル姉も劣勢を強いられピンチに陥ったその瞬間、マル姉の昔を思い出し情が湧いたのか剣が鈍り、その隙を狙ってマル姉が馬を奪い、ワイを乗せそのままユグノア城跡まで駆け出した。

ユグノア城跡に着くと、他の仲間たちも無事に到着していて、いやデルカダール兵なにやってんだ?とも思ったが、虹の枝を渡される。

しかし、何も起こらないぞ?

追っ手が来るかも知れないからのんびりもしてられないので、ユグノア城から去ろうとした時、急に枝が光り始め、6つのオーブから光が伸びて、命の大樹まで橋がかかるビジョンが脳裏をよぎった。

どうやら他の仲間たちも見えたらしく、カミュニキの持つレッドオーブ、闘技大会の準優勝の賞品だったイエローオーブの他に、あと4つのオーブがあれば命の大樹に昇れるみたいだ。

オーブの手掛かりと探索のためには外海に出る必要があるので、次の目的地は外海に繋がる運河のあるソルティコの町に決まった。

よし!命の大樹を昇る前に、次はビビらずに大人の階段昇るぞ!