話題:ドラゴンクエストシリーズ

第二十九話

最後の砦付近の土地は岩に囲まれ、自然の城壁の役割を果たしている。

更に砦前は開けた平地が広がっているので、迎え撃ちやすい。

英雄を中心に陣形を組み、ワイは遊撃手としてフリーで戦闘に参加!

勇者の力は失ってるが、磨いた剣技は錆びてないで!うおりゃぁぁぁあ!!

モンスターをバッタバッタとなぎ倒し、師団長の首を…無いけどぶった切り、見事勝利!

砦に戻るとエマが潤んだ瞳で見つめてて、よっし!今回はイケる!と思ったのに王さんが呼んでるって王ぅぅおぅおぅ!

王さんはこのまま魔物を撃退してもラチが明かないので、ワイと英雄が城に忍び込んでモンスターを産んでる親玉を討とう、って作戦を提案。

英雄は砦の守りが心配だと言うが、逆に考えれば砦前でモンスターを足止め出来れば城のモンスターが手薄になってチャンスと言うなるほど、戦略的には確かに理に叶ってる。

そこで崖の横穴から地下水路に入り、そこから城に侵入するといいらしいが、その崖って、カミュニキに突き落とされた所だな…

ひと休みした後、早速密林を抜け水路のある崖に向かうけどトラウマがガクブル…

水路を進み城内に入り、きっと玉座に親玉がいるだろうと王の間に行くと、そこには魔王の手下になった課長が。

ずいぶん禍々しくなったな。

英雄と課長は良き友人だったが、常に自分の前を進む英雄に対抗心を持った事が手下になった動機みたい。

あーあ、仲間ってのは能力や立場の優劣関係なく並び立つ存在なのに、自分で勝手に劣等感を持ってそれを安易な方法で序列を逆転させようなんて弱い心が今の結果になったんだね、とワイが考えている間に、二人は何か言い合って課長は魔将軍を残して飛び去ってしまった。

とりあえず、残された骨親分を倒せばアンデッド軍団の増殖は防げるっぽいので、渾身斬り連発!

骨親分を倒したら悪い力が抜けてパープルオーブになったって事は、戦う前に言ってたけどあと5将軍いるのね。

ヤツは6将軍の中でも最弱…とか言わないで。

砦に戻ると、久しぶりに明けた空に旗を掲げ歌って宴が始まる!

わーい!歌え歌えー!