昨日仕事でお客さんと打ち合わせがありまして。で、私以外に営業さんも同席で重要事項の説明があったりして、場はいい感じの緊張感に満ちていたんですね。そん時ね、鳴ったんですよね。ええ、私のケータイの着うた。
ま、ケータイくらいはいいんです。いつもはマナーモードにして鞄に突っ込んであるので、今日もそうしていたつもりだったからね。しかし今日に限って鳴り響いた着うた。しかも今はAKBの『Everyday/カチューシャ』にしてるっていう単なるドルオタケータイなもんで、できればあまり人には聞かせたくないなーしかもオフィシャルな所では特になーハハハ、…みたいなね(知らんがな)。
そんでよりによってさ、静かになった時に鳴ったからね。慌てて消したけど、サビの部分まるまる流れちゃったからね。もう私アレっスよ、いわゆる\(^o^)/な状態ですよ。オワタと思いました。だって自社の人間である営業さんはまだしも(それでも憚られるが)、お客さんがな。お客さんは固い職業&役職の推定40代半ばの紳士です。アイドルのアの字も興味ナシ!くらいの見た目も固い感じで。
だもんで私は必死に「申し訳ありません」って言ったんです。でもそしたらそしたらお客さんは真顔から急ににこやかになられて、
『推しメン誰ですか?』
っつったのね。私ポカーンです。でもとりあえず返事をしようと、
『か、柏木由紀さんです』
って言いました(言ったんだ)。そしたら彼は再びにこやかに、
『ゆきりんですか。私は麻里子さまが推しメンなんですよ』
ってね。私がフルネームで答えた意味は全くなかったという話です(本当に)。お客さんもファンだったんかいという話です。何か彼と一気に心の距離が縮まった瞬間。そのあとは互いに彼女らのファンであるという仲間意識からかとても話が弾んだんだけど、彼は高校生の娘さんと一緒にAKBにはまっているそうです。推しメンもそれぞれ違うらしい。いい親子関係…ドルオタの理想(そこに着目)。
まあ結果は災い転じて福となったんでいいんですが(おい反省)、とりあえず国民的アイドルって凄いもんなんだね。だてにCD売れた訳じゃないんだなと思ったよ。だって私マジ初めてですよ、劇場とかホール以外で人から推しメン聞かれたの。親子ではまってる人もいるとは聞いていたが、まさかね!
しかし麻里子さまはおじさま受けがとてもいいんだなー。まあ軽部アナも麻里子推しだしな…(ブツブツ)
いやーいい時代になったもんだ。