池にある石渡り(?)って、すごく魅力的なスポット。こう、石が点々と池にかかっていて、向こう岸に渡れるやつね!
そういうとこは銀新的なラブスポットなの!絶対そうなの(ユカリ思うに)
新八くんが、
「こういう広い池があるお家って、本当のお金持ちって感じですよね〜」
って、ほのぼのとしつつ石を渡っているとしよう。そしたら後ろから来た銀さんが、普通に、「……わっ(棒)」って後ろから新八くんを突き飛ばす(ええっ)。
全然突き飛ばしますよね、だって銀さんですよ?(真剣)
それで新八くんが「うっぎゃあああ!もうダメ!(目ギュッ)」ってなるんだけども、普通に落ちかけるんだけど、でもそしたらね、銀さんは新八くんの両腕がしって引っ掴んで、引き戻してくれるの。
自分で落としかけておいて、自分で引き戻してくれるんだよ(身体能力の高いイタズラ)。
そして、ひっ、って息を呑み、横目に銀さんを振り仰いだ新八くんの顔をね、両腕掴んだままで後ろから覗き込むようにしてキスすんの!!やにわに唇奪う。
擬音は『ちゅっ』!です!他に認めない(どうして)
もちろん軽いやつです。いたずらなキスなんです(好きです)。新八くんは一瞬訳が分かんなくて、でも銀さんの唇が離れてからキスされたことにようやく気がつく!そこでようやく、かああってなる。赤面です。
そしたら銀さんはニヤニヤして、「あれ、怒んねーの?」みたいな。もういつものようにかったるそうに歩きながら、新八くんを振り返る!死んだ魚の目で振り返る!
新八くんは、真っ赤になってわなわなして、両の拳を握り締めて、「ばっ、バカ!!」って言います。「銀さんのバカ!!」です。
ユカリは新八くんに「銀さんのバカ」を言わせたくてたまらない(真剣そのもの)。何か本当に新八くんには言ってもらいたい、銀さんのバカ、って言って欲しい。顔を真っ赤にして、大きなお目目を見開いて、ふるふるしながら言ってもらいたいのです。
でも銀さんはまったく反省しないの。新八くんが自分を好きなのをしってるし、知り尽くしてるから、「ふうん」って、思わせぶりに新八くんの顔を覗き込むくらいね。「すっげー顔真っ赤」みたいな、意地悪言うくらいね?それで新八くんが「ううう……」(引き続き真っ赤)ってなってたら、ちょっと目を眇めてにっと笑い、悪びれないいつもの笑みで笑って、
「そのバカを好きなくせによ」的なラブ意地悪を言ってしまう、そんな銀さん。ほんっと意地悪。好きな子にとことん意地悪しちゃうんです、そこ晋助とおんなじね!!(本当に)
けどそれは、図星な新八くんがますます真っ赤になる瞬間です。ますます「ぎ、銀さんのバカ──っっ!!」って、言ってしまう瞬間。しかし嫌い!とは言えない。大好きなので。銀さんの後ろ姿を見つつ、胸がきゅうってなるくらいですかね。
そしたらすかさず振り返った銀さんに、「オイ、ときめいてんじゃねーよこの童貞」的なツッコミを入れられるのかな……(そして痴話喧嘩にまで発展)
ほんっとにねえ、これでヤることやってるからね……銀新はね!