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悲しくなる前に(銀新)(+ようやく高杉さん)

*@ないものねだり
Aなんでもねだり
B恋の寿命
CBoo!

に続く、あくまでも銀新前提で成り立ってるお話。てかネタ書いてるだけなのにいい加減長くなってきたから、そろそろタイトルをまとめた方がいいとは思ってきたんだけど、しばらくは好きなバンドの曲名で回します(紛らわしくて申し訳ない)*






そうやって銀さんがめったやたらと血の気多めに奔走してる一方で、やっぱり新八くんは新八くんなので、前を向いてちゃんと生活してるとは思うんですよ。銀さんとはギクシャクとしてるままだけど、その切なさに蓋をして過ごしているんです。
んで、あくまでも普通に生活してるから、いつものようにお使いを頼まれて桂さんのとこにも行ったりして。

新八くん桂さんと仲良いよね。つか新八くんが仲良くできない男もあまり居ないけれども(隙間家具のように誰の懐にもぴったり寄り添う新八くんです)。
けどそうやって桂さんの現在の住まい(革命家だから日々転々としております)に行ったら、ある日晋助と出会ったんです。

普通に居たんですよね、ええ。過激派攘夷志士が。何か前の晩に日本酒と焼酎呑みすぎて、桂さんのところに泊まってたようですね(晋助)。だからこの時は完全に二日酔いですね、良くないちゃんぽんしてた訳ですから相当グロッキー、つまり凄え不機嫌そうにのっそりと新八くんの前に現れてきた訳です(待って晋助)。
いつもよりはだけ気味な着流しの腹をチラ見せです。お腹の傷もうっすら見えてます。目付きも悪いし、態度なんてもっと悪い。イメージ的には不機嫌な黒豹。あくまでも獣。でも二日酔いでも晋助だからかっこいいです。
二回言います、かっこいい(お前の主観を入れるなと)


そしたら新八くんは当然の如く驚く。

「?!……え?!た、たか、高杉さんんんんんんん!!」

です。お口をあんぐり開けて、アワアワしてます。晋助はチラッとそんな新八くんに目をやって顔をしかめて、

「黙れ。うるせえ。……斬られてェのか(凄い目)」

って、ちょう怖えじゃないっすか。すんごい目でガン睨みじゃないですか。いや頭痛がすんのは分かるし、二日酔いの朝は誰しもがグロッキーにはなるけど、いきなり会った新八くんにまでその不機嫌をぶつけることを辞さない。てか全く傲然としてますね。何でてめえがここに、とも言わない。
しかしいきなり斬るはないでしょうよ、アンタは何様ですか。晋助様ですかね全く、かっこいい(だから着地点)

そしたらさ、桂さんもそんなだるっだるな晋助に目を留めて、

桂さん「ああ、やっと起きたのか高杉。もう陽は高いぞ?新八くんなんてとっくに仕事に精を出しているぞ、なあ新八くん」

凄い爽やかな笑顔でね、怯えはててる新八くんに肩ポンですよ。ちょう笑顔ですよ。そしたら新八くんガクブルしつつ、桂さんの背中に隠れつつ、

「(いや僕に話振るんじゃねーよォォォォォ!!空気読んで桂さん!無理だろうけど桂さんんんんんんん!!)」

と、心の中で桂さんに全力でツッコミしつつ、一応は高杉さんにも挨拶するという。新八くんはとても礼儀正しい子。

新八くん「あ……お、おはようございます、高杉さん。お久しぶりです。朝から騒々しくてすみませんでした(ぺこり)」
晋助「……。……(プイッ)」

……って、シカトかよ晋助!!どんだけ?!どんだけ高慢ちき野郎ですかお前!どんだけ居丈高なんですかお前、そんなとこが以下略!
まあ晋助ですからね。お辞儀する新八くんを眇めた目で見やり、フン、と鼻鳴らしたくらいで気怠そうに去っていっちゃうのさ。新八くんはその後ろ姿を見て、

「(うわわ、ちょう怖えェェェェェ!!てか意味分かんないあの人!)」

とても素直に思ってるんですけど、桂さんはそんな晋助に慣れてるからね。はっはっは、と闊達に笑ってるくらいですよ。


「まったく、高杉も困った奴だな」
「いや困った人って言うか、怖い人って言うか、不審者とも言いますけど、何であの人が桂さんのところに居るんですか。泊まってたんですか?」
「ん?ああ、あれは単なる二日酔いだ。あいつは全く、あの歳になっても己の酒量が分かってないからな。日本酒と焼酎のちゃんぽんは翌日に地獄を見ると毎回言うのに(やれやれ)」
「ええええ?!単なる二日酔いなのアレぇ!?お、おかしくないっスか!?何で単なる二日酔いで、あんなダークなオーラ全力で垂れ流しにできんの!?いかにも悪役的なオーラを日本酒と焼酎で自在に操れるの!?僕なんて斬るとまで言われてたんですけどォ!?」
「気にすることはない、新八くん。高杉の言う『斬る』は朝の挨拶程度に受け取っておくといい。うん。おはよう、的なアレとして」
「いやどんだけ怖い挨拶ぅぅぅ!?あんたおかしいでしょ、てかあんたらの距離感がそもそもおかしい!全力でおかしい!」
「昔から奴はそうだからな。朝起きれば斬る、昼に会えば斬る、しまいには俺の顔を見れば斬る……まったく、子供の時分からあいつは少しも変わらない。竹馬の友、とは俺たちのような仲を指すのだろう(しみじみ)」
「いや絶対おかしいからァァァァァァ!!(ガタタッ)竹馬の友の概念ぶっ壊れてますってば桂さん!それは単に桂さんが嫌われてるだけじゃないんですか!?」
「なに、心配はいらない。高杉は銀時にも同じ態度だぞ?むしろあっちには手も出るし、足も出る。場合によったら即座に真剣が出てくる。銀時は刃物を避けるのがやたら上手いだろう?あれは高杉のおかげと言っても過言じゃない(はっはっは)」(←笑っている場合じゃない)
「えええ、ちょ、もう怖えェェェェェ!!この人たちの喧嘩の概念が根底からぶっ壊れてて怖えェェェェェ!!」

新八くん正論しか言ってないです、もちろんガクブルです。でもここで出てきた銀さんの名前に、あ、と思う新八くん。

「あ……そっか。あの、えっと、銀さんも高杉さんとは幼馴染ですもんね(おずおず)」
「ああ。銀時と高杉は俗に言う腐れ縁……まあ、似た者同士だ」
「えっ!?に、似た者同士ですか!?銀さんと高杉さんが!?全然そうは見えませんけど……」
「いやいや、よく似ているぞ。むしろ俺はほぼ似たようなものとして扱っている。それでいい。それくらいがいい」
「いえ、それは桂さんが雑過ぎなんでしょ?」(冷静)
「(聞いていない)まあ、あの銀時も新八くんにはつくづく心を許しているからな。高杉もあるいは……」


こんな話をしている桂さんと新八くんなのですけど、何故か思わせぶりにチラッと桂さんに見られて戸惑う新八くんなのですけど、やっぱり具合悪そうだった高杉さんの事は気にかかってるんです。何かあんだけ不機嫌そうでいたから怖いことは怖いけど、その原因も単なる二日酔いでしょ?しまいに怖がるだけ無駄に思えてくるわ(新八くんのメンタルはタフネス)(つか基本はオカン)。
そしたら桂さんに御勝手を借りて、二日酔いによく効く薬草でも煎じて、湯飲みと共にお盆に乗せ、しばらくしてから晋助の引っ込んでいったお部屋に現れるのですよ。
スーッと襖を開けて、だるっだるな様子で布団の上にひっくり返ってる鬼兵隊総督(アラサー)の枕元にちょこんと腰を下ろし、

「……何だてめえ。何見てやがる」

などと晋助にガンつけられようと、今の晋助はひっくり返ってるもんだから別に迫力もないんで(晋助)、湯飲みとお盆をコトンと側に置いて、

「あんまりお酒を飲み過ぎたらダメですよ。あの、二日酔いによく効くお薬煎じました。銀さんもよく二日酔いの時に飲んでます」
「(イラァッ)……要らねえ。誰も頼んでねえ。今すぐ出てけ」
「(うっ)………ぼ、僕が出て行ったら絶対に飲まないじゃないですか。銀さんもそうです」(負けない)
「ああ?銀時だと?何で朝っぱらから銀時の名前なんざ…………てめえ、あいつんとこのガキか」(ちょっとだけ右目開眼)
「ええええ、やっと気付いたのォ!?(ガタッ)何回か顔合わせてる間柄ですよ、てかアンタの中での僕の存在感って何ですか!?薄ッッ!」
「だからギャーギャーとうるせえっつってんだろう。フン。存在感もクソもねえツラしやがって(ケッ)」
「存在感がないって何ですかね、てかモブ顏って事かよォォォォォ!!??言っちゃダメなこと言ってるよこの人、ものの数分で僕の心を的確に抉ってくるよ!(涙目)」

晋助がようやく己に気づいた事実に憤然とするも、モブ顏言われたことに大いに慄然とはするものの、ツッコミ果ててはいるけれども、そこはやっぱり新八くんですからね。何だかんだ言いつつも晋助の面倒見てしまうんです。
ブツブツ文句言う晋助にお薬飲ませたりして、逆に小言を言って、枕元に置いてある晋助の刀をさり気なく部屋の隅に押しやったりして、でもまた戻されたりして(すぐ気付かれた)、

そうこうしてるうちに、

「(何か桂さんの言うことも一理あるかもな。この人……銀さんに少し似てる)」

って、少しだけ親しみを抱いている。晋助もまあ、うるせえのが来たな、くらいで別に心底新八くんのことを邪険にするでもなく。銀時はこんなん飼ってんのか、っていう好奇心も手伝うし、文句言うも新八くんの好きにさせとくのですよ。
そして、そんなお二人の様子を襖の陰から見守り、うんうんと頷く桂さん。

「良かったな高杉。ありがとう、新八くん。……先生、今日は高杉に久方ぶりに新しい友人ができました。何年ぶりになるでしょう。むしろ高杉に俺たち以外の友人が、(以下略)」

亡き松陽先生へのご報告も決して忘れない桂さん(桂さん)。そしてそれを一言一句違わずハッキリ口に出しているので、石田声(美声)ではっきりと口にしているので、それは当然晋助の耳に入り、

晋助は即座に枕元の刀をガチャリと引っ掴みます(あ、対桂さん用の刀だったんだ)



そんなこんながありまして、何か新八くんもちょこちょこと晋助と会ったりするんじゃないでしょうかね。最初は桂さんを通して会ってたんだけど、そのうち町中でバッタリ会ったりして(てか半ば拉致られてる)、だんだん普通に二人でも会うようになっていく。

銀さんへの切ない気持ちも晋助と話したりすると紛れているので、晋助も性格アレだし、とにかく新八くんをからかったり意地悪言ったりとしますけど、新八くんもだんだんそれに慣れていきますから(慣らされていく)、別段激しくは晋助を拒まないのであった。むしろ新八くんは何だか晋助を放っておけない。


だって晋助に会うと平然と腰に瓢箪型の酒瓶をぶら下げてたりするし(注・昼間)、それを注意すると、

「うるせえ。てめェは俺の嫁か何かか」

とか言って不貞腐れてるし、不貞腐れつつも新八くんに小言を言わせておくし、てかそもそも待って下さい高杉さん、その発想おかしくね?
『嫁』ってなんですかね、絶対にその発想おかしいですよね?だって新八くんは男の子ですよ?それなのに何で嫁ときた。どうした晋助、何故その単語を選んだ。

……え?恋?それは恋だって?(誰も何も言ってないです)
ああ。恋してんのかよ晋助、やっぱり銀さんとお前は好みが同じなの?(寸分違わず同じです)



そしたらね、そんなん言われた新八くんもちょっと頬を染めて、

「はっ!?……ち、違いますけど。だって桂さんもあれはあれで心配してるんですよ。高杉さんは煙管も吸うし」
「あ?ヅラなんざどうだっていいんだよ、逐一うるせえガキが」
「もー……またそういう悪態吐く。好き勝手ばっかりして。本当銀さんみたいですよ」
「(カチン)……俺の前であいつの名前を出すんじゃねえよ」(突然機嫌が急下降)
「えっ?え?そこ怒るところですか?高杉さん?てかどこに高杉さんの地雷があんのか分かんないんですけど、恐ろしいほどに気分屋なんですけど!!アンタと喋るのは地雷原を裸足でスキップすんのと同じですよ!……でも……あの、不快にさせたのならごめんなさい」
「フン。分かればいい」
「はい(ホッ)」

……って待って、何で新八くんは晋助に合わせられんの!?!?何でこんな俺様男にここまで合わせてあげられんの!?文句言いつつ謝っちゃうの!?女神かよ!(ある意味万事屋での経験がモノを言っております)

アイデンティティの確立に常日頃から悩む新八くんはこんな会話もしてそうですもの↓

「高杉さんて何か……着物の着こなしとか、いつでも自分なりの個性があっていいですよね。そんな蝶々の飛んでる着流しとか、普通の成人男性は選ばないですよ。しかも冬になるとあの唐草模様の羽織と柄オン柄でしょ?凄いっすね、僕なんてオールシーズンこの二本ラインの着物ですよ」(注:褒めています)
「ほう。まあ……俺のは個性とは言わねえな。ただ着たいものを着てるだけだ」
「え、そうなんですか。じゃあ僕もそろそろこの二本ラインの着物から脱却して、前回は失敗したけど自分なりの着こなしを模索して、」
「生憎だが、俺はてめえと違って何着ても似合うからなァ。着こなしもクソもねえな、着物の方を俺に合わせるんだよ(ドヤァ)」
「いや限りなく本気の目で語るの止めて欲しいんですけど。てか何だよアンタ、僕の話全く聞いてないよ?!僕みたいな没個性の人間の気持ちなんて高杉さんには一生分かんないんだ!てか何だってこんなんが僕より人気あんだよチキショオォォォォォ!!」(←あ、本音や)
「(チラッ)……たまにはお前もめかしてみたらどうだ?もののついでだ。この俺が見立ててやってもいい」
「え。ほんとですか!僕もいよいよ没個性からの脱却を図れるんですか!?ありがとうございます、高杉さん!(いい笑顔)」


そして、晋助が選んだお着物(完全に女子用のお振袖)を着て、何故かつけ毛(三つ編みおさげ)までさせられて、チーンってなっている新八くんが目に浮かぶようですよ(新八くん)。チーンってなった後に猛然と怒る新八くん。


「いやアンタの見立ておかしいだろォォォォォ!!何で女装ですか!こんなん仕事で嫌という程着てるわ!(ぐわっ)」
「だからてめえに似合う格好を考えてやる、っつっただろう。ありがたく思いやがれ(フン)」
「ありがたくねーよ、これっぽっちもありがたくねーんだよォォォォォ!!てか何ですかね、アンタの趣味かよこれ!こういう桜色?みたいな、小花柄みたいな着物を女の子に着せてみたいんですね!そんないかにも遊び慣れた風体してるのに!」
「………。……(ふう)」(横向いて煙管の煙を吐く)
「……。……え?……えええ、ちょっ、えええ?!地雷だったんですけどォォォォォ!!な、何か言ってくださいよ高杉さん!いつもの皮肉はどうしたの高杉さん!すみませんでしたから、僕が言い過ぎましたからァァァ!」

何かあの、新八くん、あのですね、晋助の着流しの合わせを掴みしめる勢いでぐわんぐわん揺さ振ってるのは別にいいんですけど、何も言わなくなってそっぽ向いてる晋助を揺さぶってんのは全く構わないんですけど、
要はその、晋助が自然に女子の着物を選んできたってところにまずは戦々恐々とすべきなんだけど、自然に自分をそっち側に置こうとしてることにまず着目して欲しいんだけど、

そして晋助は別に女の子全般にそういった着物を着せたい訳ではなくて、新八くんに似合いそうな色柄のものをただ選んできただけで、
その桜色をした友禅のお着物、実は凄い高いのだけど(新八くんが聞いたら目ん玉飛び出ますけど)、その可憐でいて可愛らしい色柄のお着物をただ新八くんに着て欲しいから選んだだけで、

だから晋助も極限まで顔を背けてますけど、
凄えムスッとした顔なんですけど、

新八くん「何なんですか一体。訳分かんない。こんな僕に似合わない格好……(赤面)」
晋助「あ?俺の見立てが間違う筈があるか。似合わねえなら最初から着せてねェ」
新八くん「……はっ!?」

って慌ててる新八くんの頬なんて、物凄い真っ赤ですけどね。一瞬だけ女の子になったような気分でね、キュンとしてます。それで、

「(……はっ!や、やば、何だよ今の効果音!『キュン』っておかしいだろ!きっと高杉さんってこうやって女の人口説くんだ!)」

我に返った新八くんなんて、かああってなっております。つかちょうBLなんですけど。高新てBLの王道いけます。むしろBLでもNLでもいいです。
要はね、もうこのまま二人はデートしますよ。ええ。これって晋助が策士なの?(あれ?)


「……もう!今日はもういいです、これ着てます!」
「フン。最初からそう言えねェのか。つくづく可愛気のねえガキだ(ペッ)」
「アンタこそ可愛げも何もねーよ?!だいたい何で僕に女の子みたいな格好させるんですか、全く……何が楽しいんだか(ブツブツ)」
「うるせえ。たまには口閉じて大人しくしてやがれ。だいたいてめえは俺を誰だと思ってやがる」(凄い偉そう)
「いや、今更そんな事言われても……高杉さんは高杉さんとしか。て言うか、そんなに僕をうるさく思ってるなら、何で敢えて僕に構うんですか(ブツブツ)」
「……。……(ふう)」(←都合悪くなると煙管をふかします)

あれれ。これはいい感じじゃないか?(銀さん早く!)(早く早く!)
いい感じなんですよ、川沿いの桜並木の下とか歩いてみたりして。新八くんなんてたまぁに晋助のことをチラッと見上げて。
この人何だろう、何考えてるんだろう、って。

「(高杉さんって不思議な人だよなあ。凄い傲慢だけど何かこの人のペースには乗っちゃうし。人が集まってくる魅力のある人って、こういう人を言うんだろうな。桂さんとか……銀さんとか)」

って。高杉さんに重ねて銀さんの事を思い出して、胸をずきりとさせております。

「(銀さん……やっぱり銀さんが好き。もう諦めなきゃいけないのに……)」

そうやって痛むお胸にそうっと手を当て、いつもは無防備に幼いカワイイお顔を今だけは少しせつなげにさせて、風に吹かれている新八くんの横顔……を、見ている晋助(晋助!)
そして煙管の吸い口に下唇を寄せたまま、そうやって切ない顔をしている新八くんに向けてね、野郎はぽつり呟く。

晋助「……誰だ?」
新八くん「……え?あ、すみません。少しぼんやりしてました。あの、」
晋助「お前にそんな顔させてんのは誰だ」

↑この時の晋助は目線だけを新八くんに向けて!流し目で!けどどこか射るような目つきで!
そしたら新八くんも、

「あ……(ドキッ)」

ってなるから!ならない筈ないから!晋助だから、カッコいいから!!大丈夫だから確実ときめくってば!!(いやだからどんだけお前の主観だよ)


しっかし似合う〜。晋助って間男似合う。まあいいんです、本篇でもパラレルでも銀さんが間男だったり晋助が間男だったり、高新銀だったり銀新高だったり、要はこのサイトは弱肉強食なんです。強い方が勝つ、強い雄が遺伝子を残せる、どこまでもここはそうなんです(土方さんだけはシード権です)。
いや遺伝子っつーか新八くんだって男の子だよ?とか、そんな事言わない(誰も言えない)

でも何かいい感じですよね。晋助と順調に仲良くなれてますね、新八くん。新八くんには他意はないですけどね。しかし銀さんと晋助か。銀さんと晋助ね。

新八くんもほんと男運がない。つーか似たような男にやっぱり惹かれていくよなあ、と(萌え)
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