灰にまみれた人生。
嘘とすれ違いに捻じれ曲がった運命。

美しい物なんて何もなくて、ただ絶望だけが埋もれていると思っていた。
けれど、そんな汚れた景色の中で今、ほんの僅かだけど光る物が見えている。
放って置けば一生埋もれたままのその石ころは、けれども取り出し磨けば光り輝く宝石へと姿を変える。それを生かすも殺すも君次第。いや…

君達次第なんだろう。