多くの方がそのお得さに気付いている「訳あり蟹」。
私がその購入を肯定しているのにも、本当にお得な理由があるからです。
以下ご説明します。
まず、普通のお店で蟹を買うとすると、いわゆる「ワケアリ」商品は出てこず、普通の値段で普通の蟹を買うだけであり、代金についてトクをするのは難しいですよね。
通販と実店舗の違いはここなのです。
蟹通販ならば、足が取れているとか形が崩れているといった商品でも、「ワケアリ品」として安価で購入できるケースが多いので、見た目を気にする人でさえなければ、間違いなくお得な買い物といえるでしょう。
ここでご紹介したいのが、モズクガニの話です。
世界でその名を知られた上海ガニの種は異なりますが、同じ族のかにです。
上海ガニと似ていないのは背中の黒く細かい模様で、成長しても甲幅8cmほどで、丸のまま利用できるかにです。
また、重さは170グラムから180グラムの個体が多いといわれています。
そして、雌より雄の方が小さいというのが一般的です。
昔から日本で多くみられ、食用として広く知られています。
蟹が大好きなのですが、店頭で買うのは大変なので通販で購入するケースが多いです。
しかし、通販は相手が見えないですから、注意すべき点もあります。
お店のように現物を見て買うわけにはいかないので、どのくらいの量が届くのかはしっかり確認しておきましょう。
詐欺まがいの量ごまかしをやってくる業者もいます。
また、初めての人は蟹の解凍でも失敗しやすいです。
解凍にはコツがあります。
何より、時間をかけて自然に任せるつもりで慎重に行いましょう。
よくある失敗は、解凍を急ぎすぎて肝心の旨みが抜けてしまうことです。
セコガニは大変珍しいかにで、松葉ガニのメスのことです。
メスしかいないので、松葉ガニより大きさは小さいことが多いですが、卵を抱えたかにで味も濃厚と言われており、松葉ガニよりおいしいと買い求める方がたくさんいるのです。
期間限定のかにで、11月から1月までしか水揚げされることはなく珍重されるのは当然です。
蟹の名産地といえば全国にいくつかありますが、第一にその名が挙がる漁場といえば北海道であることに異論はないでしょう。
北海道の漁場では、実に多くの種類の蟹が水揚げされます。
蟹の品種によっては北海道を上回る名産地もありますが、そうしたケースを差し引いても、トータルでは北海道は日本一の蟹の産地といえるでしょう。
しかし、実際に北海道に行ってみると、日本国外で獲れた蟹が北海道で売られているケースがままあり、少しがっかりさせられます。