近頃市場に出回っている自動車は標準装備でのカーナビゲーションシステムが多数派となってきました。
こういうわけで、単にカーナビが搭載されていてもあまり査定額が高くなることはなくなりました。
標準的なカーナビでなくて、後から高額なカーナビをつけたような場合に限り評価してくれる可能性が高くなります。
高価なカーナビの取り外し作業が比較的簡単ならば、事前に外してしまって別途オークションに出品した方が得になるケースも出てくるでしょう。
雨が降っている日や曇っている日の夕方などは、査定対象となる車のヘコミや傷が目立たなくなるため、マイナス点がつかない分、高額査定が見込めるなどと言われますが、実績を積んだプロが見落とす可能性は低く、いつにもましてしっかり見ようと努力もするでしょう。
自分で洗車する人ならおわかりでしょうが、洗車して磨き上げた車は天気の良い日にはその美しさが際立ちます。
天気がどうこうという話では昔から同じくらいのメリット、デメリットを有するので、天候には頓着せず、好きなときに査定してもらうのが一番です。
自動車税というものは、所有車に1年分の請求が来て、その認定日は毎年4月1日と定められています。
でも、車を売却する際には、残っている月数分の税金額が査定に加算されるようになっているので、一年分の税金を払って損したと言うことにはなりません。
但し、自動車税ではなく自動車重量税については、廃車にする場合を除くと手元に残りの月数分が還付されるような制度はないのです。
そうは言っても、税金の支払い月数が残っている分だけ査定に加算してくれる場合もあるかも知れません。
自動車重量税に関しては買取業者と直接交渉してみると良いですね。
少しでも高い見積り額を訪問査定に来た中古車業者から引き出す秘訣は何だと思いますか。
むこうが欲しいのは「契約」ですから、こちらとしては然るべき金額であれば即決する雰囲気を醸し出して、相手に「ここが勝負のしどころ」と思わせることです。
中古車買取業者の立場からすると車の引き取り日が決まれば引取後の販売日程が明確になりますから、こちらからの価格上乗せ交渉が円滑に進められます。
下取りではなく中古車買取業者に車を売却する際は、一括査定サイトに見積りを申し込むと、登録している会社からどんどん電話がくるはずです。
査定額を決めるには実際に車を見なければ無理だから、「すぐにでも伺いたい」「訪問の時間を決めたい」と、先着順と言わんばかりの勢いです。
そういった中には断っても幾度となく電話してくる会社もあるようですから、面倒なときは嘘でも良いので「申し訳ないが他店に売却済みです」と言うのが得策で、こう返答するとまずかかってきません。
もしくは初めから連絡はメールだけのサイトに絞って依頼するのも手です。