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8/6・ブログコメント返信

りんご様

コメントありがとうございます(^^)/

えっ、りんご様もその妄想をしてらっしゃったのですか(笑)!?いいですよね、生でしたい銀さん&ゴムして欲しい新ちゃん。絶対常日頃新ちゃんは銀さんを怒ってますよね。でも甘えん坊な銀さんにほだされて、結局流されるままに中に出される〜っていう王道パターンが好きです(王道とかあるのかしら)。

しかし、てっきり私だけの萌えポイントかと思っていたので…賛同していただけてとても嬉しいです!!もう大体出来てるので、手直しし次第アップしますね。

あと、騎乗位!!同意です!!(笑)本当、りんご様の言われる通りです。新ちゃんが羞恥プレイの如く恥ずかしがるのに萌えてます。そしてそんな新八を楽しむ坂田。新ちゃんの拙い動きにじれた坂田が、最終的に座位や正常位に持ち込んでもいいですよね。

全く気持ち悪くないですよ(^-^) むしろりんご様のコメントにとても萌えてしまいました!!そして、私こそこんな妄想垂れ流しな管理人ですみません(汗)。こんなので宜しければ、どうぞまた気軽に絡んでやって下さいませ。
それでは、コメントありがとうございました!!

高新なSSを書いていいでしょうか…?(本日も閲覧注意で!!)

すみませんんんん!!三日続けて閲覧注意なんて…(汗)なのでもうしょっぱなから謝っています。

単発で書いた高新なショートストーリーを今日は載せます。

二人して病んでいる&暴力表現があるので閲覧注意です。

よろしい方だけどうぞ。













――――――…


微かな水音が、暗い地下室に響いている。

寒気がするくらいに室温の低い部屋は、どこか現実味を感じられない。その冷たいコンクリートの床に投げ出された新八の肢体も、寒さからか人形のように白く血管が透けるほど青ざめていた。

それでも男と繋がったその箇所はひりひりと痛いほどに熱を帯びている。新八は半ばかすれた声で喘いで、自分を組敷く男を見上げた。

「あ、あっ…もう、許して、下さいっ…」

一昼夜と問わずに声を出し続けたせいか、枯れた声音が切なげに哀願に震える。だが縋るように伸ばされた新八の指先を無碍に払い、高杉は彼に顔をぐいと近付けた。

「何がだ?…なァ、テメーは誰のもんだ?銀時のものか?」

囁いた高杉が、律動に震える新八の自身に爪を立てる。過敏な神経の集まる芯に鋭い爪先が食い込む感触に、新八が上擦った悲鳴を上げた。



「ひっ、ああっ…!!…ごめんなさい、ごめんなさいっ…!!」

「テメーは誰のもんだって俺ァ聞いてる。…謝るくらい野郎が好きか?」

ぽろぽろと落ちていく新八の涙を舐めとり、高杉が薄く笑う。だが優しげな声とは裏腹にますます強く爪を立てられ、新八は弱々しくかぶりを振ることしかできない。

「あっ、あ、…高杉さんの、ものですっ、僕は、全部高杉さんの…」

途端に穿たれていたその熱で体の奥まで突き上げられて、新八が細切れに言葉を繋ぐ。その独占の命令に絶対服従し、銀時とは関係がないといくら身の潔白を訴えても、高杉は新八を全く信用しない。信用しないのに、新八を手放さない。それはもう狂気だと新八は思う。

そして、そんな男を死ぬほど愛している自分も。

殺されても構わないと、むしろ殺されたいと切に願う自分も、この男と同じ次元でもう狂っている。




「あ、はあっ、はァ…あ、」

熟れたところを容赦なくその楔で掻き回され、新八は浅い息継ぎを繰り返した。ひくりと収縮する襞が自身に絡みつく感触に、高杉が不機嫌そうに眉を顰める。

「…この淫乱が。殺してやりてェ」

高杉が呟いた途端、彼の指先が新八の首にぎちりと食い込んだ。

柔らかい皮膚が締め上げられるその瞬間、新八の目は恐怖に大きく見開いた。生存本能からか、自分の首を締め上げる高杉の手をとっさに握る。

「ひ、っ…う…」

息が出来なくなったことで、新八の体が一気に緊張する。己の熱を穿っていたそこもきつく締まって、高杉は至極愉快そうに笑った。

「そういう芸当もできるのか、オメーは。…苦しいか?新八」

命を繋ぐ頸動脈や呼吸器を締め上げられて、新八が苦しくないはずがない。それでも、新八は高杉を止めようとしていたその手をすっと彼から外した。

ぱたりと力なく両腕を床に落とす。


そのまま虚ろな目で、新八は高杉を見上げた。包帯から覗くその独眼からは何の表情も読み取れない。ただ、彼は凍てつくように冷たい視線で新八を一瞥しただけだった。

手を掛けた指先に更に力を込めて、高杉は新八の命をゆっくりと削っていく。

「う…、あ…」

短く言葉を繋ぐ新八だが、もう彼には高杉に抗う余力も残ってはいなかった。



薄れていく意識の中で、新八はふと逡巡する。


もういっそ殺して欲しい。

一秒先も見えない、こんな関係は辛いだけだ。愛と呼ぶには痛覚に近い、剥き出しの傷を舐めあうような、こんな関係は。

それでも、新八の心も体もいつの間にか捕らわれて動けなくなっている。

気付いた時には逃げられない、暴力的な嵐のように。



例えば高杉の言うように銀時を愛したのであれば、自分はもっと違った人生を送れたのだろうか。

だが、たとえそうだったとしてもいつかはこの男に惹かれていく気がする。
この残酷で非情な獣を、きっと自分はどこまでも赦してしまう。


それはもうきっと、本能が生んだ狂気なのだろう。


めまいのするような、狂おしい想い。
その、業の深さ。



不意に、新八は自分の首を締める高杉の手が緩むのを感じた。急激に体内に取り込まれた酸素に体中の神経が焼き切れたような衝撃を感じ、激しくむせかえる。

そんな新八を見て、高杉は唇の端を吊り上げた。新八の髪を無造作に掴み、ぐいと持ち上げる。

「お前は俺のもんだ。…いつでも殺せる」

そのまま手を離されて、新八の体はまた冷たい床に叩き付けられる。それでも新八の自身は震えて、歓喜にわなないていた。


「クク…狂ってるな。テメーも、俺も」

そう言って、高杉は新八の体を性急に裏返した。すぐさま後ろからその熱源を穿たれ、新八がかすれた悲鳴を上げる。

だが高杉の声がひどく楽しげで残虐な分だけ、新八の体は熱くなっていく。

「あ、あっ、ああ…」

そして自分を今し方殺そうとしていた男との交歓を、新八の体はひどく悦んでいる。
その本能には抗えず、新八は震える指先をぎゅっと握りしめた。


体を繋ぐことはとても簡単だ。こんなこと、誰とでもできる。
それなのにこの熱が満たされることは、きっと死ぬまでないだろう。

だから高杉に殺して欲しいと新八は願っている。

早く、この熱を解放して欲しいと。



『だから、早く殺して』。



しかしそれだけは口にせず、新八はただ取り留めもなく浅い喘ぎを零し続けていた。





end.

―――…
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