とりあえず、土方さんには早急に性的な方面における欲望を解放していただきたいものですね、と言う話で小一時間は吉川さんと盛り上がる。何かこう、晋助も銀さんもわりと性に奔放に生きてますけども(うちのサイトの方達とか)、女遊びもフツーにやってる感じですけども、土方さんだけは違うんやで?みたいな。土方さんだけは聖域よ?(とても真剣)みたいな。
土方さんはいつもお仕事頑張っていらっしゃるし、真選組という頑強な組織の屋台骨としていつも第一線にいらっしゃいますが、それは知ってますが、だからこそですね、新八くんといる時間はその兜の紐を緩めていただきたい。
新八くんといる時間くらいは、その、己の欲望を少しくらいは、(以下略)
でもぶっちゃけ、土方さんが自ずから進んでというのは無理かもしれない。土方さんは実直な方ですし何よりお仕事がお仕事ですので、新八くんにそう簡単に手は出さないと思われます。
でもその結論に吉川さんと達するたびに、
「でもね、土方さんも男盛りなんですよ!?」
と、たくさん思い悩んでいらっしゃった吉川さんの姿が感慨深いですよね。いや本当だよね、としみじみ思った。27歳って男盛りですよ。本当に。仕事でもプライベートでも、土方さんには輝いていただきたい。
だからこそ、だからこそ土方さんの性の解放は急務、と言う話題にも自然になりましたよ(そんな真面目に?)
何でしょうね、土新の場合だと新八くんが頑張らねば土方さんは手を出してこないんじゃないかな。新八くんが、こう、お家デートでの終わり頃にそっと土方さんの背中に寄り添ってね、
「今日は帰らないでください、土方さん……」
的な事を言うしかあるまい。でも土方さんだとアレよ?
「いや、明日朝一で会議だから帰んねェとな」(素の顔)
てな事をすぐに言ってくるかもしれない。新八くんの言葉の裏を読み取ってくれない土方さんなのである。
「悪いな、また今度埋め合わせする」的な事を、そっと新八くんの頭をポンポンしながら言ってくるかもしれない(オイ土方さんのガードが思った以上に硬えぞ)。
だがしかし、新八くんも諦めない。いつもは退くんだけど、今日だけは諦めない。
「でも僕、土方さんと一緒にいたいんです!」(赤面)
と、頬を真っ赤にして新八くんが言ったとします。一世一代の勇気を込めて、大きな瞳をふるふるさせて、何ならその華奢な肩を震わせるくらいの勢いで、新八くんがマジLOVE2000%に達するまでに乙女力を高めて(二期)、めっちゃくそ可愛い様子で言ったとします。
だけど土方さんは、アレなんだよ?
「そんなに言うなら……ここでできる書類仕事の二、三持ってくるから待ってろ」(素の顔)
って、その優しさで言うかもしれない(どうしてこんな土方さんのガード硬いの!?)
ちなみに銀さんにこんなん言ったら、「……煽んじゃねーよコノヤロー」って流れになりますハイ。押し倒すモードのスイッチがカチッと入るんやで。ムラっとイラっが同時にくる銀さんは攻めとしての能力揺るぎない。
しかしですね、あのですね、土方さんの話に戻るけど、そういうことじゃないんだよ土方さん、と言いたい。新八くんはただ横に居て欲しいだけで言った訳ではない、新八くんだって、新八くんだって土方さんのその裸の肌に触れたりしたい時もあるんですよ。直に触れ合う土方さんの温もりを欲する時もあるんですよ、当たり前ですよ、好きなんですもの。いいじゃないか、受けが攻めを欲しがってモジモジとしているのも非常に可愛いものです。
だけど土方さんのガードは仕事という盾を持ってれば鉄壁(土方さんんんんんんん!!??)
そんな時はですね、そっと高新と銀新宅の新八くんにもご協力いただいて(出たパラレルワールドなそれぞれの新八くん)、土新を真ん中に挟んで、高新と銀新に横並びでそれぞれ小部屋に泊まってもらいたい。
あ、これ提案したのは吉川さんであります。そしてノリにノッたのは私です(脚注)
そしたらですね、高新と銀新は放っといても勝手におっ始めてますので(何をという質問はさて置き)、完全にフリーダムに色々できると思うので、むしろ晋助は新八くんの手首とか己の角帯で拘束してるくらいなんで、その帯をはめ殺しの窓に括り付けては愉しんでる勢いなんで(いやフリーダム過ぎんだろ)、
そのうちに両隣の部屋から漏れ聞こえてくる色んな物音に土新ちゃんは二人して赤面してればいいと思いますよ。両隣から過激な音(土新ちゃんにとっては)が聞こえてきたら、土新ちゃんの新八くんはもうマジ真っ赤になっちゃって、
「あ、あんな声出して……銀さんと高杉さんのところの僕ってば恥ずかしい奴なんですね」(女子的な汗のマークを多用)(赤面しつつ)
って土方さんに振るんだけど、その肝心の土方さんも微かに頬を染めております(可愛いなオイ)。んでもね、マジ不機嫌だから。
両隣のいかがわしい物音に触発されつつも、土方さんの鉄の矜持で流される訳にはいかねえ、とか思ってんの(ほんと土方さん粘るなァ)
それで、
「俺は絶対流されねえからな!」(ふんっ)
って、すごく不機嫌そうな頬染め顏で言うのですけど(複雑な男心)、でもそしたら新八くんはさ、こっそり土方さんの膝元に四つん這いでにじり寄ってさ、
「……流されちゃえばいいのに」(小さな声)
と、瞳を潤ませながら土方さんを誘えばいいのじゃないか?頬を染めて、上目遣いで土方さんを見上げればいいのではないだろうか。
よし、これだ(何が)
ハッキリと言います、ここまで新八くんに言わせるのはうちでは土方さんのみですよ。だからここまで新八くんからの歩み寄りがあったなら、土方さんも無言で新八くんを押し倒してみればいいんじゃないかな。若干理性の糸がぷっつんとしちゃった土方さんはいいものです。でも土方さんは自分ちの新八くんの可愛いお声を周囲に聞かせたくないので、絶対にお布団被っちゃうそうです(と、吉川さんが)(土新ちゃんカワイイ)
吉川さん天才か。
しかしよかった良かった、これでようやく土新が収まった。土新ちゃんはやっぱり新八くんからの歩み寄りが必要不可欠である、と。
もしくは、そうやって新八くんが土方さんを誘う前に、二人でモジモジしてる段階の時に高新の晋助がしゃしゃってきて、土新の方の新八くんを口説けばいいんじゃないのかな(晋助)。
何なら自分ちの新八くんを片手に抱いてるくらいで、
「二人まとめて俺が可愛がってやらァ」(ふっ)
的な事を言い出せばいいのじゃないのかな、って吉川さんがにこやかに言ってましたよ?(注:これは早朝の会話)
いや待って、凄くね?凄すぎね?晋助のポテンシャル高杉さんなんですけど、って話ですよ。新八くんなら二人まとめて可愛がってくれるなんて、どっちの新八くんも余すことなく攻める気概だなんて、これは攻めとしての身体能力値がマジ高えって話です。吉川さん宅の高杉さんハンパねえわ。
よし、うちも見習おう。
けどそしたら当然、高新の新八くんは怒るよ?めっちゃカワイイぷんぷん顔です、当然おこですよ、
「もう、高杉さんっ!いくら元が同じ僕だからって!」
って、プンプンし始めちゃいますよ。でもきっと晋助に、
「嫉妬か?冗談に決まってんだろう、これだからてめえは」
と、愛い奴なニュアンスで顎クイ決められれば、
「……お前は妬いた顔も俺を愉しませる」
と耳元で囁くように言われれば、それは高新の新八くんだからたちまちにぽうっとしちゃうんじゃないかな?って話にもなった(待って、吉川さん宅の新八くんもうちの新八くんもちょっと待って)(晋助の事好き過ぎんだろ)
……ちょ、あの、待って、ねえ待って、晋助がハンパなくリア充になっていくよ!?!?
ほんと何なんですかね、吉川さんと話してると晋助のポテンシャルがどんどん高くなっていくのが、晋助の歯止めが自分の中で効かなくなっていくのが少し不安でもあり、だいぶ心地いいです(脳内ドーパミンが多量に出てます)。全くもって晋助の攻め力を見直すいい機会になります。うちのも精進せねばならない。
でもそしたらさ、土方さんだってそんな不埒な晋助には憤慨して、真面目に憤慨しきって、
「ふざけんな!そんなん許す訳ねえだろうが!」
と勢いよく啖呵切っちゃって、自分ちの新八くんをグイと男らしく抱き寄せればいいのだと思いますよ、ええ。
その時には思う存分の愛を見せつけちゃえ!土方さん!!!!
あ、上記の話題には特に上りませんでしたが、その頃の銀新はと言えば既に事を一回終えて、お布団の中でいちゃいちゃとしているので、
新八くん「そう言えばさっき思ったんですけど、銀さん太ったんじゃないですか?ちょっとだけ重たいですもん」
銀さん「あん?俺が太る訳ねーだろ、俺ァ皆の銀さんだぞ?もう一回言ってみ?」(ミシッ)
新八くん「だから重いですってば、ちょ、マジどけやァァァァァ!!体重何キロ違うと思ってんのアンタ!」(ジタバタ)
ってな会話をしつつ、お布団でゴロゴロとしているので、特に気にしないでくださいませね(リア充ぅぅぅぅぅぅぅぅ)