テレビの通販番組でも蟹はよく出ています。
それを見て蟹を買ってみようと思った方もいらっしゃるかと思います。
しかし、情報源がテレビだけではもったいないです。
ネット上でも、もっと安く、あるいは同じ値段でもっといい蟹を買えないか調べてからでも遅くはないですよね。
WEB上の方がテレビ通販よりずっと多くの業者が競合しており、よりお得になるケースが多いためです。
一方、安心を重視し、無用なリスクを避けたいという方は、ネットよりもテレビの通販番組で蟹を購入したほうが無駄な心配を防げるという点ではいいでしょう。
皆さん大好きな蟹。
蟹といえば、定番である脚の身はもちろんのこと、私は同じくらい蟹ミソも好きなのです。
「蟹ミソ党」の人にお勧めしたい蟹にも色々ありますが、ダントツでいいのは毛ガニだと断言できます。
ねっとりととろけるような旨味で知られる毛ガニのミソなら、あらゆる蟹の中でも絶品と言われる味を楽しめます。
脚や腹部の肉をほぐし、蟹ミソと混ぜ合わせて食べるのも最高です。
何杯でもお酒がいけますね!かにはどこでとれても味は同じ、と言われることがあります。
タラバガニを食べ比べすると、おおむね味はどこで獲れたものでも変わらないという方が多いのです。
ズワイガニは対照的です。
国産と外国産ははっきり味が異なるというのが定説になっています。
国内でもズワイガニは産地の名がブランドになるわけで、獲れた地によって味が変わることが知られていて、日本国内でも顕著に味が違うなら、外国産は全く別の味だと思うべきでしょう。
蟹の激安通販という言葉に釣られる人は意外とたくさんいるかもしれません。
その名の通り激安なので、一見、メリットだらけのように思えますよね。
しかし、もちろんリスクもあります。
一般的な市場価格と比べて、あまりに安い場合、通販のていを装った詐欺だったりする可能性も考えられます。
ちゃんとした業者なら口コミやレビューもしっかりしていますから、それを調べてから決めることです。
調べずに手を出すと痛い目に遭いかねません。
活きた蟹をさばく際の手順をご説明しましょう。
はじめに、まな板の上で蟹のお腹側を上に向けます。
そして、蟹のふんどしを外します。
これは蟹のお腹にある三角形の部分で、指で押すと柔らかいのがわかります。
包丁の根元の方を使い、甲羅が傷つかないように腹を正中から真っ二つにします。
すると、やや力は要りますが、簡単に脚を胴体から取り外せます。
ここで忘れず、エラや薄皮を指で外しておいてください。
これらは食べられません。
胴の蟹ミソは落ちやすいので、フォークやスプーンでかき出して甲羅に入れておきましょう。
ここまできたら、あとは脚の関節を包丁またはハサミで切り離して、身の肉を出しやすいよう、脚の表面に一直線の切れ目を入れておく。
以上が蟹の捌き方の基本になります。