かにを茹でるときも、ちょっとしたコツがあります。
ゆで汁に塩を入れるのが第一のコツです。
入れすぎると身が硬くなるので、塩気をつけています、という感じを保ってください。
立派なかにで、もしも鍋より大きかったら、もう、甲羅と脚は切り離してしまいましょう。
全てお湯に浸るように注意しましょう。
お湯や鍋が汚れない程度に、全体をきれいにしておくと衛生的ですね。
多くの方に好評のかにの食べ方として、「焼きがに」いかがですか。
殻付きのかにが手に入ったら、ぜひお試しください。
冷凍品の場合、解凍にはコツがあります。
ラップよりも、水分を吸収する新聞紙やキッチンペーパーで包み、冷蔵庫に入れるのがベストです。
半日程度のゆっくりした解凍を目指しましょう。
半解凍の頃を見計らい、殻付きのまま焼けば、うま味が殻に残り、水分も含んだ状態で食べられます。
焼くときは、水分が残るようにしてくださいね。
ご馳走の代名詞といえば蟹。
しかし、蟹には産地や品種など様々なブランドがあるので、初めて蟹通販を利用してみたいという方は、特定の蟹にこだわらず、色々食べ比べてみましょう。
中でも最も美味しいと言われているのは、松葉ガニ、越前ガニなどの銘柄で知られるズワイ蟹です。
ズワイ蟹には蟹本来の旨味がふんだんに詰まっており、身だけではなく蟹ミソも、とても濃厚で美味です。
甲羅は全体的に小ぶりで、表面がツルっとしているのが印象的であり、慣れればすぐに見分けられます。
つい最近利用したばかりだったので、聞いた時に驚いてしまったのが、ここ最近被害の訴えが多く出始めたという、なかなか食べる機会のないかにを食べたい気持ちを煽り、通販を騙ってお金を出させる詐欺です。
その手口は様々ですが、共通しているのは、アンケートに協力させてこちらの対応を伺い、巧みにかに通販へと誘導していくことです。
日本人の悪い癖が出て、相手に気を遣い、断りの言葉を言えないでいると、何日かたって、目玉の飛び出そうな値段と思われる大ぶりのかにが届き、中に入っている請求書にあ然とします。
返品しようにもクーリングオフの対象外と断られ、泣く泣くお金を払うことになってしまいます。
また、通販会社の中には、大きさも品質も最上級の品揃えと保証しながら、産地偽装どころかとんでもない安物傷物のかにを送ってくるというのもあり、詐欺といってもその手口は多岐にわたり、油断もすきもない世の中です。
人を見たら泥棒と思えなんて寒々しい考え方は好きではありませんが、被害にあわないためにはそれくらいの覚悟で生きて丁度いいのかもしれません。
紅ズワイガニは、ズワイガニの代用ともっぱらの評判ですが違う、と断言できます。
これまで食べた紅ズワイガニはどれも味がよかったとは言えなければ紅ズワイガニの本当のおいしさを知らないだけでしょう。
本当のところ、新鮮な紅ズワイガニなら誰もがおいしいと言います。
ただ、非常に鮮度が落ちやすいので素直においしいと言われにくいのでしょう。