皆さんは、どこに注意してズワイガニを選んでいますか。
ズワイガニというと、おそらく全体的な大きさと、脚の長さや太さを見て選んでいるかと思われます。
大きさもさることながら、もっと重要なことを強調したいのです。
大きさが同じなら、重たいかにを選んでください。
食べようとしたら、中身スカスカのかにだったという話は他人事ではありません。
重みがあれば、ある程度中身は詰まっていると考えられます。
ギフトとしても人気のある蟹。
家族や友人知人に、蟹をお歳暮で贈りたいという需要も増えてきたのではないでしょうか。
しかし、考えなしに送るのは危険です。
水揚げの瞬間から鮮度の劣化は始まっています。
時間が経つと当然味も落ちることにつながりますし、場合によっては、お腹を壊してしまうケースも考えられるのです。
危険回避の観点からも、通販では信用できる業者を吟味して選ぶようにしましょう。
また、相手のことを考えれば、相手が在宅していそうな時間を指定して送ることも忘れてはなりません。
かにがある食卓を見れば、パーティー気分になれた経験は誰にでもあるものです。
丸ごとのかになどあった日には、確実にみんなが笑顔だったでしょう。
そんなかにを、近所のスーパーで手に入れようとしても常時丸ごとのかにを売ることはないでしょう。
少し時間をかけて、産地直送の通販でかにを買うと上手く利用すれば本当においしくて安いかにが手に入り、お財布にもやさしいでしょう。
絶品の蟹を楽しみたい場合に、「店で買うか、通販で買うかどっちかしかないだろ」と思う方、他にも方法があるのです。
それは、なにかというと、温泉へ行く、という方法です。
絶品の蟹がウリの温泉地もあるからです。
ですから、蟹が獲れる場所に近い温泉地に行けば、季節を選べば温泉だけでなく、蟹も楽しめることでしょう。
しかし注意点が一つあり、温泉だけであれば通年利用できますが、蟹の場合はオフシーズンもあるので旬に合わせて行くようにしましょう。
プロも認める、活き蟹の上手な捌き方を皆様に伝授しましょう。
腹から「解体」するのが基本ですから、蟹のお腹が上になるようにしてください。
蟹のふんどしを外します。
これは蟹のお腹にある三角形の部分で、指で押すと柔らかいのがわかります。
甲羅に傷が付かないように気を付けながら、包丁で腹を二つに割ります。
すると、やや力は要りますが、簡単に脚を胴体から取り外せます。
この手順のとき、胴についたひだ状のエラや薄膜を指で外しておくといいでしょう。
甲羅を裏返し、蟹ミソをまとめて入れておきましょう。
これで解体は終了です。
さらに、脚は包丁や調理ばさみを使って関節で切り離し、食べるときに身を出しやすいように、表面に切れ目を入れておくのが上手な調理の仕方です。