中華料理は数あれど、中でも高級料理の一つとして多くの人に知られているのが上海蟹ですが、元来、上海蟹という名称で呼ばれるのは、中国で水揚げされる淡水蟹のうちでも、揚子江下流域で見られ、これを指して上海蟹というのです。
四季に関係なく流通しているので、オフシーズンなく味わえはするのですが、メスはお腹にたくさんの卵を内包した状態にある10月ごろと、上海蟹のオスの白子のねっとり感が最高においしくいただける時期が11月辺りで、極上の味として貴重な一品です。
美味しい蟹が獲れる地域は限られています。
でも、今では、便利な蟹通販があるので、誰でも旬の蟹を取り寄せることができます。
蟹通販ではどんな種類の蟹でもほぼお取り寄せできますが、私が最もオススメするのはズワイ蟹です。
ズワイ蟹は、蟹本来の美味しさを最も凝縮した品種といえます。
甘みをふんだんに含んだ、最も蟹らしい蟹といえます。
その他の海の幸と同じく、ズワイ蟹も漁場や獲れた時期によって新鮮さ、身の詰まり方などが大きく変わるため、失敗が怖い方は、無難にブランド蟹にしましょう。
ここのところ毎年、かに通販を使ってかにを買うのが当たり前だと思うようになりました。
どの食品でも同じですが、パソコンだけでなく、スマートフォンから気軽に注文して全国の産地からかにを直送できるのです。
最近は通販でも、生のかにを扱うことが増えているので、かにを食べようという話になったときはわざわざお店に行くこともなくなりまずはかに通販、が当たり前になっています。
多くの方に好評のかにの食べ方として、一度焼きがにを召し上がってください。
殻付きのかにが手に入ったら、ぜひお試しください。
焼きがにでは解凍が重要です。
殻付きのかにをそのまま紙で包んで、冷蔵庫に入れるのがベストです。
半日程度のゆっくりした解凍を目指しましょう。
半分くらい解凍できたら、そのまま焼いていくと、仕上がりはみずみずしく、うま味も残っています。
うま味を含んだ水分が残るよう、焼きすぎないでください。
多くの方が便利に利用されている蟹通販ですが、その欠点といえば、手元に届くまで商品を見ることができないことです。
蟹を買う際には身入りなどが気になりますが、実店舗ならそれを確認できますし、店頭で味見ができる場合もよくあります。
茹でるときの塩加減なども個人の好みがあるので、自分や家族にとって一番美味しいお店を「行き付け」にすることもできます。
通販にはない利点です。
蟹通販なら簡単に利用できて安いというのはありますが、そうしたデメリットもあり、一長一短といえます。