一般的に年度末で決算でもある3月やボーナスの影響が出やすい9月というのは自動車の販売は好調です。
どの中古屋でも期間中になるべく多く売るには、仕入れも多くなければいけないと考えています。
みんながそう思えば仕入れ(査定)金額もおのずと高くなってくるものです。
売る時期を特に決めていないのであれば、9月というのはまさに売り時です。
また、在庫を抱えがちなのが売れ月直後の10月と4月ですが、そこは買取額が低調ですので避けた方が無難です。
車買取では問題が発生することも多く、ネット査定と価格が大きく違うというのはもはや普通でしょう。
買取の契約が成立した後に些細な理由を見つけ出して減額されることも多々あります。
車を引き渡し終えたのにお金の振込がない事例もあります。
高い査定金額を期待させる質の悪い業者には気を付けるようにしましょう。
新しい車をディーラーで買う際についでに下取りもお願いしてしまうのであれば、今までの車に乗ったまま次の車が納入するまで過ごすことができます。
一方、自分で買取業者を探して売る場合は、話は別で、新車納入まで引き取りを待ってくれることはまずありません。
日常的に車を使う人は、実車査定の段階以前にあらかじめまず代車が必要である旨を伝えておきます。
会社や店舗ごとに台数が限られていたり、もともと用意していないところもあるためしっかり確認しておかなければ後でとんだ出費を強いられます。
法改正によって、平成17年1月から車の再資源化を効率よく進めるために自動車リサイクル法がスタートしました。
ですので現在町中を走っている車の多くが、法が定めた「自動車リサイクル料金」を納めているはずです。
既にリサイクル料金を支払っている車両を買い取ってもらう際に、買取業者から購入時に支払ったリサイクル料金相当の金額が返ってくるのです。
このリサイクル料金を査定額と別に渡されるのか、あるいはそのまま査定額の中に含まれているのかは、業者によって異なりますから、確認を怠らないようにしましょう。
車の買取を検討している場合、複数の買取業者の査定額を比較するのが得策ですが、業者の選定後、その他の業者には断りの文句をどうすればいいか思いつかない人もいるでしょう。
しかし、これは簡単なことで、他の業者の方が買取額が有利だったのでと堂々と告げてよいのです。
業者の名前や買取額を出すのも有効でしょう。
もしも、その都度断りを入れるのが億劫だという方は、同時査定を利用すれば手間を省けます。