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車の現物査定では、タイヤの状態が良ければ良い

車の現物査定では、タイヤの状態が良ければ良いほど査定結果が変わってくるので、タイヤは摩耗していない方が高い評価を得られるといえますが、もし古いタイヤだったとしても新しいタイヤに替える必要はありません。


かけたコストに見合った査定額にはなりません。


スタッドレスタイヤ、それに、社外アルミホイールをつけている場合、オークションに出して売った方が得をすると思ってください。


個人レベルでどれだけ頑張ろうと、車の扱いに長けた査定士からすると車に関する履歴(修復、事故)は一目瞭然です。


事実を隠すという行動は業者を騙すのと同じことで、その後の交渉にすら支障をきたすでしょう。


修復歴をあえて隠すというのは不動産屋が事故物件を偽るのと同様、告知義務違反という扱いになり、内容次第では減額や返還請求といったペナルティが課されることになります。


そもそも契約書の規定にも告知義務違反に関する項目は必ずあるはずです。


傷の入った車を買取に出す場合、査定金額は下がってしまうのが一般的です。


でも、傷を直した状態で買取してもらうのも良い手段とは言えません。


修理店に修復に出したとしても修理にかかる費用以上に査定額が上がることはないですし、素人の手で直したりすると却って査定額が下がってしまうケースは容易に想像できます。


無理に直して買取に出そうとは考えず、今ある状態のままで買取に出した方が得策でしょう。


いまどきの買取業者の多くは夕方であろうと夜であろうと無料で出張査定に来てくれます。


昼間の査定と比較すると夜のほうが車のキズやヘコミが見えずに済むので、査定には有利であるという話も聞かれます。


しかし、屋外照明が蛍光灯や豆球の懐中電灯だった頃ならともかく、いまとなっては昔話です。


平日の査定となると夜間の指定は珍しくありませんが、なるほど夜間は光源が乏しく、雨天も査定士にとっても厳しい状況ですから担当者の不注意を誘発しやすいでしょうが、実際のところはそう甘くないかもしれません。


その一方で、磨き上げられてピカピカの車体は昼間の自然光でこそ美しさが際立ちます。


ですから、天候次第で査定がコロコロ変わることはないと思っていいでしょう。


中古車を売る際に、今では中古車オンライン査定と呼ばれる便利な支援があります。


足を運んで中古車買取店に行かなくても、自宅のインターネットで中古車の査定をするための物です。


大体の査定金額を把握したい場合や数社を訪問したいけれど、ゆとりをもって時間をとれない人には自分の思う結果を手に入れられるでしょう。
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