スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

嗜好

個人的に思うことなんですが、坂田は新八を好きと自覚するまで、めちゃくちゃ悩んで欲しいんですよね。まず男同士だし、年の差はあるし、万事屋として同じ釜の飯を食う同士だしと(文字通り)。そう、年の差ね!大事です、ここ。テストでます。銀新萌え検定に確実にでます(血眼)。銀新の理想は一回り離れてるのがいいなー。坂田は28、29くらいがいいんだよね!

まあ、とりあえず悩むとは思うんです。

「……オイオイ、冗談だろ?俺はなァ、女が好きなんだよ、結野アナみてーな可愛い女子がいいんだよコルァ」

という訳です、新八を好きなのを頑なに認めない訳です(最初は)。でもまあ野郎ですから、ある日見た新八のうなじにどうしようもなく欲情してしまい、ある意味の絶望を覚える坂田。

「やべーよオイ、どうすんだコレ。……色々終わったんだけど、俺が守ろうとしたモンがたった今終わったァァァ!」

「銀ちゃんうるさいアル」

という訳です(一人暮らしじゃないからね)。新八に恋する坂田さんが大好きです。

色々すったもんだの挙げ句、どうしようと悩むんだけど。新八は若いし、未来があるから。いや坂田もあるんだけど、やはり少年の未来とは違うわな。坂田は酸いも甘いも知ってて、一通り経験はしたけど、新八は真っ白いキャンバスというか。まだ16歳だし、これから先も色んな世界を知るんだろうし、そこにどういう色を塗ってもいいし。ここで新八を手に入れたら俺ずるくねーか、的な悩みですね。“新八の憧れの銀さん”で居られなくなるんじゃねーか、的な。雛鳥は初めて見たものを親と思い込む、そんな刷り込みに付け入ってしまうんじゃないかと。新八の世界を最初に広げたのは、間違いなく坂田なので。閉じていた世界をこじ開けて新八を連れ出したのは、坂田です。そこら辺が揺らいだら坂田の矜持が崩れるので、いやいやそりゃねーよありえん(頑なに)、ってなもんです。坂田さんは、ある種の乙女ですよ。

でも悩んで悩んで悩んで、でもやっぱり新八が欲しい、と思い至るいうか。ぶっちゃけ、坂田は童貞でもいい(真顔)。童貞なんじゃねーの、野郎は(いやいちゃもんか)。

坂田はね、そんな感じがいいんだけど、晋助は多分違う方向(こっから高新ね!)。

晋助は快楽主義者なんで、男とか女とか、あまり気にしてないですよ。そそる女が居たら抱いてみたこともあんだろうし、ぶっちゃけ、暇潰しに男娼とか買ったことあるんじゃないかな(いや何てこと言い出すの)。でも小賢しい遊女とあんまり変わんねーなァ、と直につまんなくなって買わなくなる。その辺の引き際っつうか、晋助は凄い冷たいんじゃない?興味失うと物凄い早いよね。

まあ多分、そういうんじゃないんだよね。そういうのじゃ、晋助の退屈は紛らせない。もっとこう、そそるのは第一条件だが(多分面食い)、自分に対する気骨というか。 もう総督ですから、今の自分に意見してくる人もそんないない訳じゃん。そういう自分に真っ直ぐ逆らってくる新八はたまらんのだろうな。

奴も28、29なんだろうから(ユカリの中で)、もう色んな人間の、色んな感情の機微を見ているんですよ。奴は結構、人見るでしょ?だから小手先の小賢しさや付け焼き刃なんて、そんなんもうつまんないんだと思う。

新八の中にある清廉さや、計算のまったくない若竹のように真っ直ぐな心が、晋助の劣情をびんびん刺激するんでしょうね(本当に何てこと言い出すの)。でも汚されないから、新八の心は。そして、それはもう晋助が失った部分だから。もう二度と手にはいらないものを、お金では買えないものを、新八はたくさん持ってるからね。だから屈伏させたくなるし、絶望も味わせたいんですが、反面でどこか、深層心理では新八には憧憬を抱いてるんですよ、晋助は。

そういう対象(新八)が現れたから、晋助も色々ぐちゃぐちゃしてんですよ(いや友達?)。元々ぐちゃぐちゃしてたんだから、尚更です。



……ちょっと待って、長っ!(やっと気付いた)
どんだけ語りたいの自分んんん!




前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2013年04月 >>
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
アーカイブ