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うちの桂さんはこんな方です(高新♀)


銀新でも考察してみましたが、それならば高新でも考えない訳にはいかないと思った(何だその無駄な使命感)。
高杉ご夫妻な晋助さんと八恵ちゃんが、ご自分らのお部屋でいちゃいちゃしていたと仮定します。どれだけいちゃいちゃしてても良いのです、夫婦だもの。

「だめですよ晋助さん、こんな昼間から何を考えてるんですか。あ、だ、だめったら!」
「相変わらずてめーはギャーギャーとうるせェ。……まあいい、そのうち口も聞けねえようにしてやらァ」
「……!」(真っ赤)

的な会話をしていたとします。てか何を営んでいるのか、前記事からの流れで既にお察しいただけると思います。しかし仲良しか?銀さんと晋助は仲良しなのか?(そうとしか思えない)
まあいいです。そしたらね、八恵ちゃんもなんだかんだと抵抗しますが如何せん旦那さん大好きな眼鏡っ娘なものですから、何となくほだされてキスとか受け入れていたとします。唇をさんざっぱら吸われた後は、続けてちゅっちゅっと首筋などを吸われていたとします。無駄に言を弄する旦那なので八恵ちゃんもタジタジですけれど、真っ赤ですけど、だんだんと艶めく吐息な訳です。

でもそうしたらね、そうやって

「あ、し、晋助さん……」

って八恵ちゃんが甘やかな気持ちに徐々になってきましたらね、恋い慕う男の腕の中でほうと甘いため息なんて吐いていたらですね、華奢な身体からくったりと力が抜けようかというその瞬間に、

桂さんは来ますよ?(いやタイミング)


当たり前ですよ、来ますよ、来るんですよ、何故なら桂さんだから(理由)。普通に高杉家の玄関戸を引き開けて、

「ごめんください、桂と申す者ですが高杉くん居ますか?」

って無駄に真面目に、無駄にいい声で、そして無駄に限りないイケメンフェイスで、その辺に居た女中さんなどをとっ捕まえて聞いております。
しかし現時点ではご夫妻は気づいてない訳ですハイ。何故なら玄関から続くながぁぁい廊下を抜けないとご夫婦で使う座敷には行けないし、だからこそ女中さんや家令さんが大勢立ち働いてる屋敷な訳ですからね、ハイ(万事屋とは違う経済事情の格差がここにある訳です)。

だから桂さんに捕まえられた女中さんは大慌てでご夫妻のお部屋の前に行き、おずおずと、

「すみません、旦那様、奥様。桂様がいらっしやったのですが……旦那様にお目通りしたいと」

なんて襖の前で申し上げますが、あの、その、

晋助は既にブチ切れてるよ?(だってこのタイミング)

「……あ?」

と至極忌々しそうに顔を起こし、ムスッとする表情は顔面に貼り付けのままで、スパンっと襖を開け放っています。いや怖ェよ、って話です。お前のキレ顏めっちゃ怖ェよ、って話ですよ。
無論のこと、そんな旦那様を見た女中さんはヒイイってなもんです。あわあわしちゃってる訳です。

「(旦那様ってイケメンなのにものすごく残念んんんん!!)」

って、顔面蒼白で思ってます、凄く思ってます。ってかよく分かってんな、このモブ女中さんは(モブだからこそです)
しかし晋助はそんな女中さんの様子などつゆほども気にせず、

「俺も八恵も居ねえっつっとけ」

と言うや否や、即座にスパンっと襖を閉める。「ああ、ついでに塩も撒いとけ」と言うのも忘れない(晋助の桂さんに対する扱い)。

そんな会話を背後で聞いていた八恵ちゃんは真っ赤な訳です。頬を林檎みたく赤くして、あわあわして起き上がったりして、

「桂さん!?……な、何のご用でしょうね、晋助さん」
「あ?ヅラなんざ放っとけ。大概ロクでもねェ事しか言わねえ」(←コイツも最初から決めつけている)
「晋助さんったらもう、そんなつっけんどんに言って。だめですよ、桂さんは数少ない晋助さんのお友達じゃないですか。晋助さんが出たくないなら、僕が出てきますから」(←結構言うようになってきた)
「抜かせ。……だめに決まってんだろうが」(後ろから捕らえる)
「だって桂さんが、」
「今てめえの口から他の男の名前なんざ聞きたくねェ」
「っ……ま、まったくもう」(目をそらす)

こういう展開に即座になりますけどね、ええ。てかここまで銀新とほぼ同じ流れじゃねーか。お前ら仲良しか?(言うな)

まあこんなんは結構晋助も燃えますのでね。自分の腕の中で自分以外の男のことを考えてる女などには、しかも八恵ちゃんこそは晋助の言う『俺の女』な訳だし、イラっとムラッが同時に来るわけですよ(そうなんだ)。だって晋助はすぐヤキモチ妬くんだもん。それを奥様にだけは言いやしないけど、ほんっっとヤキモチ焼きなのですアイツは。
だから当然のごとく八恵ちゃんを離しゃしない。後ろからぎゅうっと拘束している訳です、そしておもむろにうなじとかにちゅっちゅっとしている訳です。いやらしんすけは通常運転。

そしたら八恵ちゃんもビクッと肩を震わせたりなんかして、耳まで赤くして、

「あっ」
「どうした八恵。随分とはしたねえ声だな」(くっくっ)
「い、意地悪……っ」

って後ろの晋助を振り返ったりしてるのですけど、普通に晋助は聞いおらず、ますます水を得た魚のようになって意地悪な事を囁いているのね。晋助は好きな女の子にものすごい意地悪だから。
で、平然と居留守を使ってんのにそんな艶めいた会話を楽しんでいる訳ですけど(楽しむなよ)、イケナイのに感じちゃう状態の奥様を堪能してる訳ですけど、そしたらですね、

「はっはっは、何だ高杉、ここに居たのか」

って、お部屋に面した縁側との境の障子戸を開け放ち、普通にスタスタと入室してくるのが桂さんです(桂さん)

「まったく、何度来てもここは無駄に広い屋敷だな。慣れている俺でも時たま迷ってしまうぞ?」

などと朗らかに笑いながら、普通に腕を組んで不法侵入してくるのが桂さんなのです。自分は迷わずご夫妻のお部屋にまで来てるくせに、寸分違わぬコースで縁側から登場してきたくせに、こんな堂々とした物言いな訳です(晋助が即ブチ切れるフラグを堂々と立てる)

「ああ、八恵くんも一緒だったのか。どうした八恵くん、そんな真っ赤な顔をして」

と、まったく空気を読まずに八恵ちゃんに向けて優しい笑みを浮かべているのが、何度も言いますが、私の頭の中にいらっしゃる桂さんなのです。さもありなん。

このタイミングには当然ながら、晋助はめっちゃキレるけどね?

「……てめえ……何しに来やがった」

ってものすごい怒ってるけど、思わず後ろの床の間に飾ってある銘刀をがチャリと引っ掴んでますけど、そりゃそうですよ、だってこれから色々と八恵ちゃんの柔らかい身体を楽しむつもりだったのに(いや晋助)。
ものっすごい物々しいオーラ全開で、殺すぞテメェ的な雰囲気を醸し出してるんだけど、桂さんは知ったことじゃない。

「何だ、久しぶりに会った竹馬の友に対するいきなりの挨拶がこれか?まったく銀時といいお前といい……ヤンチャが過ぎるのは昔から変わらんな」
「久しぶりじゃねェよ。俺の思い違いでなければ、てめーには昨日も一昨日も会った記憶がある」(←仲良しか)
「あ、八恵くん。これはお土産の桜茶だ。八恵くんが俺の為に淹れてくれたら嬉しい」(とても優しい眼差し)(←しかし聞いてねえ&土産の意味がない)
「……。ほう……?どうやらやっぱり俺に殺されてェらしいな、てめーは。勝手に八恵に近付くんじゃねえ」(ゴゴゴ)

うわあ、ってドン引きするぐらい晋助めっちゃキレてますけど、めっちゃ奥様への愛だだ漏れですけど、一方の桂さんは何ら構わないのです。そのまま晋助が日本刀を抜刀するのはごく迅速な流れであります。すらりと抜いてます、そして後ろから八恵ちゃんに止められているの図。

八恵ちゃん「しっ、晋助さんんんん!!落ち着いて!ちょっと落ち着きましょう、ほら、桂さんはこういう人なんですよ!悪気はないんですっ」
桂さん「そうだぞ高杉。俺におかしなところや後ろ暗さがあるとすれば、こうやって新婚夫婦の愛の巣にノコノコと来られる筈がないだろう?」
晋助「誰も呼んでねェ、一度たりとててめーらバカ共をうちに呼んだ覚えはねえ。てめーのその鬱陶しい頭のイカレ具合が既におかしいだろうが、あ?」(ものすごい目)
桂さん「というかアレだ、この後俺はここで銀時と会う約束があるからな。言わんば待ち合わせという事だな、うん」(真摯な瞳)
八恵ちゃん「ええええええ、アンタら何を勝手に人の家を待ち合わせ先に指定してんのォ?!当然のように銀さんも来るの!?何この溜まり場的な感覚!」
晋助「……(ブチッ)」

晋助めっちゃキレてますから、この後はごく普通に桂さんをつまみ出している事でしょう。それで八恵ちゃんにやっぱり、

「八恵、塩撒いとけ。アイツが二度と出入りできねェように」

とか、めっちゃキレ顏で申し付けてます。晋助は自分では撒かないのである。だってお塩がどこにあるか分かんないんだもの(徹底して家事やらない男)

でも高新ちゃんですから、この後甘いルートで回収も可能です。当たり前だ。
桂さんをつまみ出した後、まだ怒り心頭で手などを払っている旦那さんにクスッと笑った八恵ちゃんが、

「もう、晋助さんってば怒りすぎですよ。いくら旧知の仲だからって、やっていいことと悪いことがあるでしょ?桂さんかわいそうです」
「……フン。てめえほどのお人好しは見たことがねえな、八恵。あの手の電波バカを庇うなんざ」
「あ、またそういう事を言う。いいですよ、別に。ほんとは晋助さんも桂さんのこと好きなくせに。だからずぅっとつるんでる訳じゃないですか。銀さんのことだって、ほんとうは、」

とか申そうものなら、即座にまた後ろから抱き締められてますからね。ぎゅうっと拘束されて、奥様は顔をしかめちゃいますのでね。

「い、いたたっ、痛いってば晋助さん!力が強すぎなんです!アンタほんと僕のことを女扱いしないっ!」

とかカンカンになって言ってますけども、八恵ちゃんは晋助が今こうしている理由を知らないのである。

「だから言うなっつってんだろうが。……てめえの口から他の男の名前は聞きたかねェんだよ」

ってなもんです。うわあ、ちょう傲慢!でもちょう晋助!!!
これには八恵ちゃんはやっぱりタジタジで、あうう……と唸っている筈。でもやっぱりほだされて、

「(あ、晋助さんが拗ねてる……)」

とか思うとちょっとキュンとするので、かわいい、とか思っちゃうので(言わないけど)、黙って抱き締められているのだと思います。そのままチューする流れやでコレ。

でもご夫妻は忘れている訳です。桂さんが誰と待ち合わせしていたのか。
まだ知らないわけですよ、そうやってチューしてる次の瞬間にはスパンっと障子戸を開けた銀髪の男が、さも平然と、

「アレ?ヅラは?人妻もののAV返す約束してたんだけど」

と言い放ち、ピキィッと固まったふたりを見て、

「おいおいおい、何を昼間っからいちゃついてんだてめーらは。この分じゃ来年にはてめーらのガキが拝めたりするわけですか、そうですか。まったくよォ、少子化って何なの?どこで流行ってんの、俺の周りの人口比にはまったく影響してこねーんだけど」

とか頭を掻きながら、自分らを死んだ魚の目で見やってくる未来をね。ええ。
そんなん見た暁にゃ、晋助なんてやっぱり抜刀でしょ?

「……。……よし銀時、そこに直れ。ヅラもすぐさま同じところに送ってやる」

って、チャキっと真剣構えちゃうしかあるめーな。それにはマッハでまた後ろから止める八恵ちゃんの図。
とりあえず銀さんや桂さんとつるんでる晋助のブチ切れは、日々とどまることを知らない訳であります。


攘夷ってそういうことですよ(違うと思う)









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