ハレのち虹色の日

こう思ってた方が周りに角が立たない、こう考えられる方が自分がショック受けずに済む、だからこう思う、こう考える自分でいるために手順を踏む。

すごく厨二っぽいかじするかもだけど、本当にそれが常なの。

でも、今回のライブ中、そういう手順なしに、 ものすごく自然に、感情が高まった瞬間が何回かあって。

この曲は泣きたいな、だから自分の感情を高ぶらせるために、この歌詞の意味を自分の経験に重ねてぶわーってなろう、みたいな、悪く言えば打算、でも私には必要な手順であるこれ。

このあれこれなしに、ただただ、「感動」とか、「感謝」とか、そういうものが一瞬でこみ上げてきて、それがダイレクトに身体に現象として表れるっていう流れを、今回何回か味えたの。

まあ単純に言えば涙が止まらないってやつなんだけど、これがなんかすごく嬉しくて、これが出来たことにまた感動しちゃって感謝しちゃって。

私、今回一緒に行ったりなちゃんと蓮ちゃんに
「ラルクって、4人そろってるの見ると、“勝てる気がしない”タグが付くかんじするよね（笑）」
って話してたんだけど、そのとおりなんだと思う。

なんていうか、圧倒的な存在。

ラルクのファンは、ラルクを神だと思ってるよねってよく言われるけど、
神の定義をどう置くかによるけど、少なくとも私にとっては神様なんだと思う。

マンキンが私の内部を構成するものだとすると、
ラルクは外から導いてくれる存在、みたいな位置づけ。

そんな彼らに触れられて、ファンでいられて、同じ時代に生きられて、
本当に本当に、幸せだなって思った。

と同時に、私は将来、彼らがいなくなった世界を生きる日がくるんだなって思ったら、すごく怖くなった。
一日目のあなたの演奏中だったかな。
本当に怖かった。

後追いみたいな馬鹿げたことをするつもりはないけど、そのとき、どうしたらいいのか分からなくならないように、少しだけ頭に入れておかないといけないなと、危ないなと、至極真面目に思った。

なんか暗くなっちゃったな…

とにかく何が言いたかったのかっていうと、
約1年10ヶ月ぶりに見たラルクは、やっぱり神様だったってこと。

今後のシングル、DVD、そして映画と、本当に楽しみです。