ぱるるside

耳まで真っ赤にしてぷるぷる震えてる。

「由依・・・?」

「ふぁ!?耳に息かけんなや!」

そんな強がり言ってるけど首筋つねれば「ッゥウ・・・」なんてうなって更に縮こまる

「次期総監督がこれだもん、がっかり」

「ぱ、ぱるるがこんな事するんやろ!!」

こんな事って言ってもさ、そんなきわどい場所触ってない

ちょっーーと敏感になる場所いじってるだけ

例えば耳裏とか

さわさわ撫でると「ふぅぁ」って声漏らしてじっと睨んでくる

「変態かよ、いちいち反応して・・・」

「敏感な場所触るからぁ!」

首筋に爪をツーって走らせる

「でも普通こんなに声出さないよ、変態ドM」

「うるさいわ!ドS!!」

どうも、って軽く返事してまた由依に、ニヤニヤ笑う

面白いよ見てたら、ビクビク体揺らして声漏らして睨んでくるんだからさ。

「なんで、いっつも!」

その通り、確か昨日もたっぷりいじめてた

だって、私のことほって他の子達とキャッキャキャッキャしてるんだもん

妬いちゃったよ

「今こんな状況なのは由依のせいでしょ、由依が悪い」

「っんなぁ!!誰と喋ろうとぱるるが決めることじゃないやろ!」

いきなり怒鳴られて目がまん丸になった

その通りだから・・・返す言葉がなくて、しゅん・・・と肩を落とした

「ごめん・・・」

その瞬間クックックッって忍び笑う声、由依が口元抑えて怪しげに笑ってる

「なぁぱるる、今日は誰とイチャイチャしてたか言ってみん?」

いきなりの立場逆転に戸惑っていると首筋に唇を這わされた

「ひゃぁあぁ?!」

「自分も敏感なん忘れたらあかんで?」

にやって笑って前からやってきた事短時間で全部仕返しされた

由依曰く落ち込んだ私見てS心が掻き立てられたとか・・・?

由依もSだったって知ってちょっと驚き

次は絶対私が主導権握るから!!。