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ひな祭り


人様の描かれるor書かれる八恵ちゃんのかわいらしさに、改めて感銘を受ける今日この頃。私の書いてる高新♀な八恵ちゃんは僕っ娘なんですが、どっちも女子で百合な高新ちゃんなら、八恵ちゃんにはちゃんと「私」呼びさせてあげたいな!晋(あき)ちゃん♀は、たぶん普通に「俺」ですよね。てめえ、とかも普通に言ってそうで、これはどうしたらいいのか(どうもできない)。
でも美人は美人だし、おそらく晋ちゃんはモテる。ちょっとミステリアスな女の子と思います。眼帯でクールビューティーな転校生とかいいよな。それで、

「あ?転校生とか志村が面倒見とけ。そんなん得意だろお前、専売特許だろ」

って丸めた教科書で頭を掻く銀八さんに言われて(どうなんだろう、この教師)、晋ちゃんの席は八恵ちゃんの隣に指定される。八恵ちゃんは当然ツッコミ入れてるが(「専売特許って何だよ?!一度としてウリにしたことねーよ!」的な)、ふっと唇を吊り上げて笑う美人転校生にちょっとお胸をドキドキさせます。

「(き、キレイな人……)」

ってドキドキしつつ思ってますが、突然に眼帯転校生から、

「オイ眼鏡」

ってぞんざいに言われて、

「えっ?……わ、私のことですか?」
「てめーしか居ねえだろうが。いいからこっちに来い」(←単に転校初日で教科書を持ってない)(思わせぶりなこと言うなよ)
「は?!(ピシッ)……て、てめーって……高杉さん?あの、女の子がそんな言葉遣いって、あの……いわゆる今はジェンダーフリーの時代ですけど、それでもやっぱり私は、その、」(ドン引き中)
「説教はどうでもいい。じゃあてめーの教科書一式寄越せ、それなら机寄せる手間もねェ」(真顔)
「いや待ってください、そんなの私が授業聞けなくなるでしょ?!寄越せっつーか、つまり体のいい強奪でしょ?!何なのこの転校生、本当ありえないんですけどォォォォ!!」(涙目)

って、なってます。……うん、どうしようか、この高新は全然百合でやる意味がない!(そうだと思う)
でも何かこう、女の子同士のイケナイ感とかかはGLでしか出せないものなんだろうなァと。夏の放課後とかね、ふたりで教室に残ってて机を挟んで座ってた時に、晋ちゃんはちょっと顔を傾けてさ。純情な八恵ちゃんにおもむろにふいと顔を近付けて、八恵ちゃんをドギマギさせているのです。
で、「(キスされるかと思った……)」とかふっと考えた自分に、恥ずかしさでうぎゃーってなってる八恵ちゃん。

こういう風に掴み所のない晋ちゃんですが、きっとお胸には色々抱えてるのだと思います。少し家庭が複雑とか、前の学校で問題起こして転校させられたとか、色々。だからたまぁに彼女の横顔に落ちる暗い影に、八恵ちゃんは胸を切なくさせる。そして胸を焦がすようになるのは、時間の問題であります。急速にくっつきそうよな、百合高新ちゃん。だからね、別れも唐突に訪れそう。
晋ちゃんの転校でね。

百合は何か少し切ないのが萌える。いずれ二人に訪れる別離と言いますか、限りある時間を分かち合ってる感。少女の繊細さとか、儚さ、かけがえない瞬間を過ごしてる時のキラキラ感がハンパないのです。百合に惹かれるのは、もう二度と戻らない日々への追憶とかもあるのでしょうね。

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